今年1年の感謝を込めて、2022年クルーズ重大ニュース大特集!あんなことも、こんなことも・・・
あと数日で新年、年末になると恒例の重大ニュースがTVに流れます。悲しいニュースは避けたいところですが、2月から始まったウクライナ侵攻と7月の安倍元首相銃撃事件だけはその後も注視せざるを得ない出来事だと思います。
とはいえ、今年は北京オリンピックでのスノーボード、フィギアスケートのメダルラッシュ、野球では海の向うの大谷翔平選手の2桁勝利・2桁本塁打、1964年の王貞治選手以来、シーズン最多本塁打記録を塗り替えた村上宗隆選手の56本塁打、深夜の日本を釘付けにしたサッカーワールドカップ日本代表のブラボーな活躍などスポーツ界は私たちに感動と勇気を与えてくれました。
さて、我らがクルーズ業界はどんな一年だったのでしょうか。コロナ禍の影響がまだまだ続き、残念なことも多かったのですが、未来への展望が期待できる海外航路や新造船のニュースも!ごく一部とはなりますが、ご紹介させていただきます。
☹1月21日:クリスタル・クルーズ全船、4月で運航停止決定。
日本郵船株式会社(NYK)が建造し、1990年にデビューしたクリスタル・ハーモニー(現飛鳥II)より世界最高峰のラグジュアリークルーズとして世界中のクルーズファンを魅了したクリスタル・クルーズ。日本では郵船トラベルがご紹介したお客様が最も多いクルーズ会社でした。現時点での運航会社ゲンティングループの破綻により廃業。再建が待ち焦がれる状況です。
☺2月9日:キュナードの新造船、船名「クイーン・アン」に決定。
英国王室の名を戴き、日本で最も有名な外国客船「クイーン・エリザベス」を保有するキュナードが現行では4隻目となる客船の船名が決定しました。2022年5月より販売が開始され、2024年5月にサウザンプトンより処女航海に出航予定です。郵船トラベルのお客様からも処女航海の予約を頂戴しています。
☹3月19日:飛鳥II、電気機器に不具合、6月上旬までクルーズ中止。
これはコロナが原因ではなく、船舶自体が「体調を崩した」ことが原因。仕方のない事とはいえ、お客様はがっかり、郵船トラベルも対応に追われました。
☺5月12日:にっぽん丸、「モーリシャス プレシャスクルーズ」を発表!
2年10ヵ月ぶりとなる海外クルーズ。48日間のクルーズはすべての寄港地で停泊と大変ユニーク。株式会社商船三井(MOL)が現地を支援するモーリシャスでは3泊の停泊。12月15日に横浜港から出航しました。12月27日時点ではマーレに向かい、インド洋を航行中です。
☺5月25日:「クイーン・エリザベス」2024年日本発着クルーズ販売開始!
2023年の日本発着クルーズは好評につきほぼ満席、そんな中クイーン・エリザべスは2024年も日本発着クルーズを6本実施することになり、2020年にオープンしたばかりの東京国際クルーズターミナルから発着します。人気のグリルクラスのお部屋に乗船するチャンスです!特別感のある旅をしてみませんか。詳しくはこちら。
☺6月29日:飛鳥II、12月実施の「加山雄三ラストクルーズ」を発表!
初代飛鳥より14回も名誉船長を務められた加山雄三さんがラストステージに選ばれたのが12月の飛鳥II船上。発売と同時に完売、2クルーズにわたり船上で歌手人生のフィナーレを飾っていただきました。「とても良かった」「感動した」と乗船されたお客様から多数のお声を頂戴しました。
☺7月18日:世界で最もラグジュアリーな探検船「シルバー・エンデバー」就航
クリスタル・クルーズ社が満を持して建造し、2021年に就航予定であった冒険船クリスタル・エンデバー(20,000トン/乗客定員200名)はクリスタル・クルーズ社の客船事業終了にともない売却され、シルバー・エンデバーとして再デビューしました。11月19日に世界初となる南極での命名式が行われました。
☺7月28日:「シルバー・ドーン」2025年ワールドクルーズ発表。出航は東京港から。
日本食を含む8つのレストランとバーを備えたウルトララグジュアリー客船シルバー・ドーン(40,700トン/乗客定員596名)が2025年1月13日、東京港から136日間、59の寄港地、30か国を訪れるワールドクルーズに出航します。すでに多数の予約が入っていて、現在お取りできるのはクラシックベランダスイート(US$85,500/1人当たり)などのお部屋です。詳しくはこちら。
☺8月21日:2019年に小笠原から放流したアオウミガメ、台湾で発見!
郵船トラベルが飛鳥IIをチャーターして実施した小笠原クルーズ、父島から放流したアオウミガメが台湾北東部沿岸を海遊中、地元のダイバーに発見されました。再保率3%と言われる中、3年にわたる2,000キロの旅、よく頑張りました。現在4才のアオウミガメは20~30年後、お年頃になると繁殖のため生まれ故郷の小笠原に戻ってくるそうです。関連ブログはこちら。
☺9月21日:神戸市、郵船トラベルと「KOBE PORTER」実証実験へ。
全国よりフライトを利用して神戸へ、神戸港から出航するクルーズを手軽にお楽しみいただくため、神戸空港から神戸の提携ホテル、ホテルから神戸港へ手荷物を無料で運搬するKOBE PORTERが始まりました。12月18日神戸港発のぱしふぃっく びいなす瀬戸内海クルーズでは全国から約30名のお客様にご利用いただき好評を博しました。
☹11月1日:日本クルーズ客船、ニューイヤークルーズで客船業務終了。
今年1番の残念なニュースです。1998年に就航、24年間活躍したぱしふぃっく びいなす、運航会社の日本クルーズ客船株式会社は客船事業を1月で終了するとの突然の発表を行いました。お客様のみならずクルーズ業界にも激震が走りました。コロナ禍の影響を大きく受けてしまった結果のようです。
☺11月25日:にっぽん丸の後継船、2027年頃竣工予定。
少し先のこととは言え、嬉しいニュースです。株式会社商船三井(MOL)はにっぽん丸の後継船となる35,000トンクラスの客船を2隻、1,000億円をかけて造船する計画を発表しました。1隻目が2027年頃の就航予定とのことで、環境に配慮した新造船に期待が高まります。
☹☺12月23日:郵船クルーズ株式会社、飛鳥II2023年世界一周中止を発表、2024年世界一周を計画中
やはり・・・と思った方も多かったかもしれません。飛鳥IIの世界一周クルーズは「クルーズオブザイヤー」を受賞した2018年を最後に実施していません。2020年から始まったコロナ禍で4年連続中止となり、今年こそ、とお思いになって心待ちにしてるお客様が増え続けているのが現状です。とはいえ、2024年世界一周は計画中とのこと、期待を込めて実現する日を待ちたいと思います。
いかがでしたでしょうか。上記の他にも様々な出来事があったクルーズ業界ですが、コロナ禍も収束に向かい、外国客船は順調に航行しているようです。
クルーズをご愛顧してくださってみなさまへ、この一年を感謝を込めて、来るべき2023年もより良い年となりますよう、スタッフ一同お祈り申し上げます。飛鳥IIの2023年春~初夏のクルーズは1月に発表予定となっています。詳細が決まりましたらメールマガジン、ブログにてご案内いたします。2023年も郵船トラベルをどうかよろしくお願い申し上げます。
【郵船トラベルクルーズセンター】
■東 京☎ 03-5213-9987
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