アテネからベニスへ クリスタルセレニティ 夏の地中海
エーゲ海からアドリア海へ 夏の輝く太陽が降り注ぐ東地中海を巡る旅を添乗しました。
特に今年は暑い日が続きましたが、船旅なら安心。毎日続く寄港地も、午前中のうちに見どころを巡り、午後は船でゆったり過ごしながら、体に無理なく夏のヨーロッパを満喫できます。
アテネへ降り立った私たちはホテルに1泊した後、アテネ市内観光へ出かけ、セレニティの待つピレウスへ向かいます。
しかし、突然のニュースが飛び込んできました。明日はストライキで港湾機能が止まってしまうかもしれない・・。
予定では翌日ピレウスを出港するはずだったのですが、急遽今夜の出港になりました。もう1日観光する計画が変わってしまい残念なところですが、代わりに1つ寄港地が追加になり、同じギリシャのナフプリオンへ特別寄港することに!
このナフプリオンは山の上にあるミケーネ遺跡で有名な港町です。元々の予定に無かった遺跡観光が新たに加わりました。
船はその後、予定のコースヘ戻ってクサダシへ寄港。エフェソスの遺跡を見学した後、アトランティス伝説の残るサントリーニ島へ エーゲ海クルーズでとても有名な島です。山頂に築かれた街並みの美しさは何度訪れても飽きさせません。
船は更にエーゲ海の島、パトモスへ ここは聖ヨハネが過ごした洞窟や、世界遺産にも登録されているヨハネ修道院とホーラの旧市街があります。美しい街並みに威風堂々とそびえ建つ修道院の光景が印象的な島でした。
エーゲ海を巡ったセレニティはアドリア海へ 最初の寄港地はモンテネグロにあるコトール。実はヨーロッパで最も南にあるフィヨルドの中にあります。地中海にフィヨルドがあるなんて、ご存知でした?
アドリア海の北を目指し、スプリットを経由してベニスへ向かいます。実はこの航海、ベニスのお祭り「レデントーレ花火大会」に合わせて設定されたものでした。船上からヨーロッパの花火を楽しみに、船旅は続きます。
早朝、船はゆっくりベニスの街へ 朝日が昇る街を大型客船が航行します。
ベニスには2泊滞在。お客様から強いご希望があり、夕方(といっても20:30頃ですが)の一番良い時間にゴンドラをチャーター。歌い手を乗せてイタリアを満喫します。
帰りのボートでは、こんな景色に遭遇できました。観光に出掛ける時間帯にもこだわりがあります・・・。
いよいよレデントーレの花火が始まります。船上ではプールサイドに野外特別ステージを設置!(1日掛けて木材を使い、ステージを製作してました。)3大テノール歌手のコンサートが開かれます。エンターティメントの質の良さもクリスタルならでは! 夜11:30からいよいよ花火大会。旅の締めくくりにふさわしい華が、夜空に広がりました。