飛鳥IIで航く 浄土ヶ浜・北山崎・猊鼻渓と平泉の旅 〜みちのくの自然と古の栄華を訪ねて〜
まだまだ残暑が厳しい夏、東京でも38度と、うだるような暑さが続いていますね(×0×)
1ヶ月近く経ってしまいましたが、7月下旬、飛鳥IIに乗って岩手の宮古へ皆様をお連れしました。
今回はそこで体験した、暑さを忘れる涼しいスポットをご紹介します!
7月19日に横浜より飛鳥IIへ乗船、20日は宮古へ向けて終日航海。
皆様ダンスを楽しまれたり、お酒をたくさん飲まれたりと、思い思いに楽しまれたようですよ。
21日、さあ下船です。
まず皆様とバスで向かったのは浄土ヶ浜。極楽浄土かと見間違えるような綺麗な砂浜と岩山に、思わず手を合わせてしまいました(^_^;)
次に向かったのが北山崎。つい2・3日前までは天気が悪く見晴らしが良くなかったらしいのですが、当日は皆様の日頃の行いの良さか、快晴のもと北山崎の素晴らしい絶壁を目の当たりにし、しばらくお客様と一緒に心を奪われておりました!
そして北山崎を眺めながらの昼食後、1つめの涼スポット、龍泉洞です。
山口県の秋芳洞、高知の龍河洞と並び三大鍾乳洞の1つである龍泉洞。外は28℃とかなり暑かったのですが、中は10℃前後とヒンヤリ。
そして龍泉洞の水は世界有数の透明度を誇る事でも有名!その透明度は42mと、シベリアのバイカル湖より澄んでいるとの事。一見の価値あり!
22日、前日の疲れも吹き飛び出発。
この日はまず毛越寺・中尊寺に向かいました。
〜夏草や兵どもが夢の跡〜
毛越寺では実際に芭蕉が記したといわれている石碑に触れ、また中尊寺では金色堂を訪れ、奥州藤原氏の栄枯を肌で感じました。
そして今回の旅のクライマックス、2つめの涼スポット、猊鼻渓川下り。
この日も30℃を超える猛暑でしたが、木陰が天然のクーラーとなり、船頭さんの唄う猊鼻追分を聞きながら、往復1時間かけて心ゆくまでお楽しみいただきました。
川の流れ、木々の揺れ、川面での魚の戯れ、日常では気付く事のない音を
いくつ聞けたでしょうか...
猊鼻渓に後ろ髪を引かれながら、一ノ関より新幹線で東京へ。
飛鳥IIと自然美を存分にお楽しみいただき、皆様帰路につかれました。
この夏の異様な暑さに辟易されてる皆様、もうひとつ涼やかな夏の想い出作りに、
足を運ばれてはいかがでしょうか?