巨大クルーズ船の操舵室に必要な最少人数は?
広い空間にどっしりとした計器類が並びます。
50,142トン、全長241メートル、全幅29.6メートル、乗客定員872名、乗組員約470人の巨大な船をここで操舵します。
ここでは船舶用GPSと一緒に紙の海図と三角定規も活躍しています。デジタルとアナログの両面から綿密なチェックが行われているのですね。
ところで、航行中の飛鳥IIの操舵室には最低何人の航海士さんが必要だと思いますか?
双眼鏡と制服の帽子がずら〜っと並んでいますが…6人?、いや7人か??
答えは「3人」。
複雑な航路や港では船長(キャプテン)や水先案内人(パイロット)をはじめ、クルーの人数も増えますが、順調に航行しているときは3人で管理できるのだそうです。スゴイです。