船からのメール
横浜〜清水を往復した今回のクルーズ、割と陸地に近い航路を取っていたのですが、携帯の電波がつながったのを確認できたのは東京湾内まででした。
電波が届かなくなったら、クルーズ船からメールを送りたいときは、コンピュータープラザに設置してある専用のパソコンを使います。
利用方法は、コンピュータープラザまたはレセプションでプリペイドカードを購入し、クルーズの間だけ使える専用アドレスを発行してもらいます。
こちらがコンピュータープラザ。インターネット専用、メール専用、書類用、とパソコンが分かれていました。
船の上からメールが来たら嬉しいですよね。ブログの更新もここでならできます!
ただし、インターネットの閲覧は陸上のブロードバンド環境に比べると4倍程度の時間がかかるとのことなので、利用される場合は時間配分を計算しておくとよいのではないかと思います。
ちなみにパソコンのスクリーンセーバーは飛鳥IIでした。
「夜はドレス、朝は和食」に続く…
月の道
ショー、カジノ、ゲーム、ショッピング、ダンス、お夜食などなど、この日のすべてのイベント・船内プログラムが終了しました。ほとんどのお客様がキャビン(客室)に戻られ、船内はすっかり静かです。
ここで再び夜の海を見にプロムナードデッキに出てみました。沖に出たからかずいぶんと風が強くなっていて夜空に雲が早く流れているのが見えます。
月が明るくて、海に見事に道を作っていました。あまりに綺麗で、強風の中写真を撮り続けてしまいました。
夜中でも明るい都会の空とは違う本当の夜空と、本当の月の光を見ることができました。
「船からのメール」に続く…
遊んだ後はお夜食です
連載でお送りしている【飛鳥II 日本郵船チャリティークルーズ】ですが、盛り沢山の2泊3日の船旅もついに2日目の夜となりました。
最後の船内プログラムであるダンスタイムが深夜24時にお開きとなり、ダンスを楽しんでいた皆さんといっしょにお夜食が用意されているフォーシーズンダイニングルームに移動してきました。お夜食は24時半まで。びしっと蝶ネクタイで決めたウェイターさん達が給仕してくれます。
メニューは1日目は鶏雑炊、2日目のこの日はとろろ昆布そばがメインで、春巻にケーキ、フルーツもたっぷりと。
いかがでしょう、夜中にケーキ…目の毒です。
ひとつひとつは小さいのです。ぺろっと食べられそう。ストロベリー、洋ナシ、ブルーベリー、それぞれに可愛らしくて美味しそうです。
やっぱり、ここまできたら味見しとかないとね。
腹ごなしに(?)もう少し深夜の飛鳥II船内を徘徊することにします。
「月の道」に続く…
社交ダンスはクルーズの花
クルーズの旅行に関してお客様からよくいただく質問は、空室確認、服装、そして社交ダンスに関してです。
社交ダンスについての質問内容はダンスタイムが設けられているか、ダンスパートナー(リボンさん)が乗船しているか、などなど。
というわけで今回はお客様の関心が高い社交ダンスの会場にお邪魔させていただきました。場所は、プラザデッキ(6デッキ)船尾の「クラブ2100」。中央にある板張りのダンスフロアをテーブルと椅子の客席が取り囲んでいます。
今回取材させていただいた【飛鳥II チャリティクルーズ】では、ダンスタイムは夕方6時から深夜24時まで。途中、生バンドの演奏が付く時間も設けられていました。
ハイヒールのダンスシューズで軽やかに踊る女性のお客様、仲良く踊るご夫婦、「この曲は一人でも参加しやすいのよ」と教えてくださるご婦人。
それにしても、みなさんすっきりとしたスタイルをしていらっしゃるのに驚きました。ダンスの効果でしょうか。ぴしっと姿勢を正して踊る姿を見ていると、いかにも背中が引き締まりそうです!
華麗なタンゴあり、群舞あり。皆さんそれぞれお気に入りの曲でフロアに出てゆきます。
一人でいらしていた女性のお客様は、クルーズには妹さんと参加しているけれどダンスをするのは自分だけなので、この時間は別行動なのだと教えてくださいました。この後、ダイニングでのお夜食で合流するそうです。
ダンスパートナー(リボンさん)は何度か「踊ってみませんか?」と声を掛けてくださいました。踊れたら楽しいでしょうね!きっと世界が広がるに違いない、と思いつつも、ここは取材に徹して(なにしろ踊れないので…)、カメラを抱えて壁に貼り付いていました(笑)。
クルーズに参加されるお客様の中には「ダンスが目的!」という方もいらっしゃるそうです。夕方から深夜にかけてのダンスタイムをフルに楽しむために、昼間はご自分のキャビン(客室)でのんびりして過ごされるそうです。クルーズにはいろいろな楽しみ方があるのですね。
「遊んだ後はお夜食です」に続く…
シガーバーはダンディな香り
前回ご紹介した飛鳥II船内の英国風バー「マリナーズクラブ」の隣には愛煙家のためのシガーバーがあります。
お店の前を通りかかった女性のお客様が連れの方に向かって「父の書斎の匂いがする…」と話していらっしゃる声が聞こえてきました。
ここは葉巻とお酒が楽しめるダンディーな雰囲気たっぷりのスポットなのです。
店内に入ってみました。
低めに配置されたソファー席はゆっくりと寛げそうです。もう少し気軽に利用できそうな椅子&丸テーブルの席もありました。
お酒の種類はウイスキーが中心。スコッチ、シングルモルト、アイリッシュ、アメリカン、国産が揃っています。
※シガーおよびアルコールは有料となります。
「社交ダンスはクルーズの花」に続く…