豪華クルーズ客船のディナー(洋食編)
旅の大きな楽しみは、お食事ですね。クルーズ船の旅行でもそれは同じ。
クルーズ旅行でのお食事は、基本的に朝と夜は船内でいただきます。寄港地がある場合には、オプショナルツアーなどで外出すれば、陸上のレストランでランチを取りますが、外出しなかったり、終日航海の日には、一日3食を船の中で食べることになります。
そこで気になるのは、
<font size="+1">「どんなメニューなの?」
「ずっと船の中で食事したら飽きない?」</font>
といったことではないでしょうか。
実際のところ、どうでしょう?
今回乗船した3泊4日のクルーズのディナーは、初日がフレンチ、2日目が和食、3日目が洋食でした。すべて前菜からデザートまで盛り沢山のコース料理。お野菜もたっぷりで、運動不足になりがちな船内生活でもヘルシーなのが嬉しいです。
メインダイニングの他に和食、中華、フレンチなどのレストランがある船もあります。和食党の方は外国船のお食事に不安なを感じるかもしれませんが、最近では外国船の和食レストランもなかなか美味しいそうです。
ディナーで十分お腹いっぱいになるとは思いますが、もしもまだ足りない場合には…夜食もあるんです!
お蕎麦、サンドイッチ、おにぎり、サラダ、フルーツなどなど、ちょっとつまむだけのつもりが、またお腹いっぱいになってしまうかも。
ついつい食べ過ぎてしまいがちですが、寄港地でのランチもしっかり楽しめるように、体調管理に気をつけましょう。
夜食の様子はコチラ♪
本当に船の上?揺れない瀬戸内海
これまで、“ぱしふぃっく びいなす” の船内設備を順番にご紹介してきましたが、一段落したところでクルーズの様子をレポートします。
写真はクルーズ初日の瀬戸内海です。とにかく穏やかで揺れません。「本当に船の上?」と思ってしまうほどでした。
穏やかだけれど、多島海で船の通航が多いので、キャプテン(船長)にとっては気の抜けない海なのだそうです。
瀬戸の島々や、行きかう船が次々と船の両側を過ぎてゆくので、最上階のサンデッキや、8階のボートデッキで景色を眺めるのがおすすめ。オープンスペースは景色を見るには最高です。
ただし、陽差し・風ともに強いことがあります。帽子は飛ばされてしまいそうなので、日焼け止めがあるといいですね。
ところで島影が多い海は、地図と見比べると面白いです。メインダイニングの入り口には、毎日その日に航行中の海域の地図が広げて置いてありました。お食事の行き帰りにチェックしてみてくださいね。
お食事の話題が出たところで、次回はディナーの様子をご紹介します。
ただいま診療中〜海の上の医務室
“ぱしふぃっく びいなす” 船内探検、最後は4階デッキです。4階に降りるには、フロントがあるエントランスロビーの船主側にあるエレベーターか階段を利用します。
4階デッキには客室はなく、美容室、理容室と医務室があります。
こちらが医務室の中。医師が乗船していて、診察してもらえます。万一、船内で具合が悪くなったら、我慢せずに相談しましょう。
船内探検がひと通り終わったところで、次回からはクルーズの様子をレポートします。
まず「日本のエーゲ海」と呼ばれる瀬戸内海クルージングの模様から。
困ったときはフロントへ
上層階デッキから順番にご案内して、ようやく5階デッキまで降りてきましたが、実は乗船して最初に目に入るのが、このフロントですね。
船内でのお買い物などをキャッシュレスで済ませるためのクレジットカードの登録や、夕食の時間変更など、船内でのいろいろなお世話や相談はこちらへ。郵便や電報、FAXも手配してもらえます。
初めての乗船でも、船のスタッフが親切にアドバイスしてくれます。
フロントで酔い止めももらえますが、船酔いではなく体調に異変を感じたら医務室へ。
船内施設ご案内、最後に美容室、理容室、そして医務室がある4階デッキをご案内しましょう。
クルーズ船の映画館
“ぱしふぃっく びいなす” 船内探検、6階デッキ最後の施設はシアター〈映画館)です。
ミニシアターサイズですが、客席はゆったりと設置されていてリラックスできそうです。
上映作品は入り口ドアの横の案内板に貼り出されている他、船内新聞にも案内があります。ちなみに、このクルーズでは「50回目のファーストキス」、「奈緒子」、「イーグル・アイ」、「ブタがいた教室」が上映されました。
当たり前ですが、洋画は日本語字幕つき。
日本船の有り難さを感じるのが、こういう時だったりするかもしれません。
シアターは映画上映以外に、公演や教室の会場に使われることもあるようです。
6階デッキはこれでおしまい。次回は5階デッキのフロントをご案内します。