飛鳥2北海道・サハリンクルーズ 函館〜稚内ランドツアー添乗レポート
7月23日(火)〜7月28日(日)にかけて飛鳥2北海道・サハリンクルーズの函館下船〜稚内乗船のランドツアーに添乗してまいりました。
このツアーは「花と離島」そして「グルメ」をテーマに北海道を縦断する旅です。バスの中の挨拶で地図をご覧頂きながら「北海道の南端から北の端までの壮大な旅ですよ!」とご案内したところ参加者の中に鹿児島からご参加の方がいらっしゃいました。北海道どころか日本の南端からのご参加。添乗員よりもお客様のほうが覚悟ができていました・・・。もう脱帽!です。
【夕張】
函館から南千歳までは列車で移動、南千歳からはバスに乗り換え夕張に向いました。夕張では夕張炭鉱歴史館としあわせの黄色いハンカチ広場を見学。夕張メロンの試食もしました。
写真は小倉屋の「ぱんじゅう」といってパンとまんじゅうを併せたような夕張の隠れた名物でしす。おいしいとうわさで聞いていたので夕張に入るとすぐにお店に電話して予約。出来立てを皆でバスの中で食べました。バスガイドさんも「初めて食べました」と感激していました。
【新富良野プリンスホテル】
1日目の宿は新富良野プリンスホテルです。ドラマの舞台ともなった「風のガーデン」はホテルの敷地内にあります。ホテル出発前の早朝散歩で楽しみました。
【ファーム富田】
ラベンダーが一番見頃な時期に訪ねることができましたが、ファーム富田は手入れも良く行き届いており道内から多くの観光バスが訪れていました。ラベンダー畑一面が紫で染まり圧巻でした。
【旭川グランドホテル】
旭川グランドホテルでは花をテーマとした「北海道ガーデン街道ランチ」を頂きました。地元食材と北国ならではの旬の味覚による多彩なメニューで見た目も楽しめるランチでした。
【羽幌】
旭川からは留萌を経由して海岸線の眺めのいい国道をひた走り、途中花田家ニシン番屋で休憩して羽幌へ。2日目の宿ははほろサンセットプラザホテルに宿泊しました。夕食は羽幌市内の料理旅館「富士屋」へ。家族経営の小さな旅館なれど料理は本格的な懐石料理で女将さんの羽幌の話を伺いながら食事を堪能しました。次回は羽幌から焼尻島と天売島の旅を中心にレポートをお届けいたします。
なんたって15階建ての船ですから
食べ物の話ばかり書いてしまいました…。
もちろんアジア最大の客船ボイジャー・オブ・ザ・シーズの楽しみは食べ物ばかりではありません。
これは公共施設が集まる5デッキのロイヤルプロムナードから上を見上げたところ。8デッキまで大きな吹き抜けになっていて解放感抜群です。この吹き抜けに面した客室もあるのです。
このロイヤルプロムナードではパレードが行われたりするので、自分のお部屋から見物したい方には、プロムナードに面した「プロムナード」クラスのお部屋がお勧めです。

…食べたい
ボイジャー・オブ・ザ・シーズの船内は華やかに飾り付けられ、ダイニングにも大きな花束が。
花束…?? よ〜く見てください。この花束、全部食材で作られてます。ハムの花びらに、パパイヤの花芯…。
前回もスイカのフルーツカービングをご紹介しましたが、アジアを航海する船だからでしょうか。ダイニングの装飾に東南アジアでよく見るフルーツカービングが多用されていて、何とも瑞々しいのです。

WELCOME ABORD !! 軽食もスゴイ
一番遅い午後4時からのチェックインだったので、乗船したのは5時ころだったでしょうか。
緊急避難訓練の後は、午後7時の出航まで休憩です。
とはいっても、じっと休憩しているわけもなく、さっそく軽食が振る舞われているというダイニングに行ってみました。
まず目に飛び込んできたのは、スイカを使ったフルーツカービング。「WELCOME ABORD(乗船ありがとう♪)」のメッセージをはじめ、動物などの楽しいモチーフが並びます。
あとは、もう見てくださいまし。軽食とはいっても見事なビュッフェです。
サラダあり、ご飯ものあり、スイーツもフルーツもあり…。これはもう、普通に食事ですね。

クルーズライフの極意!?
さて、避難訓練が終わると、いよいよセイル・アウェイ・パーティーに、最初の夕食に、と俄然忙しくなります。
船内の設備や、必要なことは事前にざっくり把握しておくと要領よく行動できるので、時間のあるうちに案内の冊子に目を通しておきましょう。
乗船前に配布される案内に加え、船内で配られる船内新聞が大切な情報源となります。船内新聞には船内のイベントや各施設の営業時間など、必要な情報が詰まっています。
船内新聞は乗船当日は初めからお部屋に置いてありますが、2日目以降はだいたい夕食以降の時間にお部屋に配られています。
赤ペンやマーカーペンなどを持っていると、気になる部分をチェックしながら読めるので便利です。
配布されるのは各部屋に一部ずつですが、ダイニングの入り口などにも置いてあるので、余分に欲しい場合は食事のついでにもらっておきましょう。
ボイジャー・オブ・ザ・シーズでは、船内新聞と一緒に毎日可愛いタオルアートがベッドの上に置かれていて楽しませてくれました。
バスタオルとフェイスタオルやハンドタオルをねじったり折り返したり、実に器用に組み合わせていろいろな動物の形に仕上げてあるのです。
この日は耳の垂れた子犬。崩すのがもったいなくて使えない〜。
