ガンツウで訪れる“瀬戸内国際芸術祭2022” ~ベネッセアートサイト直島、日常の中の非日常~


多々羅大橋とガンツウ <画像提供:株式会社せとうちクルーズ>


始まりは30年前
 現代アートとの最初の出会いは1995年に刊行された平凡社の月刊『太陽』4月号。「アート驚く日本の美術館’95」のタイトルで、当時はまだ世に広く浸透していなかったコンテンポラリーアートを特集していました。月刊『太陽』は惜しまれつつ2000年12月号で休刊、一流の執筆陣や写真家による記事の数々は、読者の知的好奇心をそそり「太陽でそんな世界があることを知った」という方も多かったようです。


月刊『太陽』1995年4月号

 この号、トップに掲載されたのが「直島コンテンポラリーアートミュージアム(旧称)」、名画になりきるセルフ・ポートレートで有名な現代美術家 森村泰昌が自ら取材、“アートと自然が響きあう、海から入れる美術館”として紹介されました。直島のベネッセハウスがオープンしたのがちょうど30年前の1992年、その3年後の特集でした。


瀬戸内国際芸術祭の舞台として
 ベネッセハウスは日本ではまだ珍しかった現代アートの複合施設で安藤忠雄設計。美術館の中に滞在できるリゾートホテルとして欧米の旅行雑誌に取り上げられ、国内よりも早く欧米人に注目されました。ホテルのみならず、直島島内の海岸、古民家、路地などにもアートの舞台を広げ、2004年には景観を損なうことなく丘陵の塩田跡の地下に建設された「地中美術館」がオープン、「ベネッセアートサイト直島」という瀬戸内を舞台としたアート活動の総称が誕生しました。


ベネッセハウス 写真:山本糾

 そして、2010年に初めて開催された現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」で直島の名は一気に国内にも知れ渡りました。瀬戸内海の多島美の中で繰り広げられる斬新な立体作品や体験型の作品の数々は今まで現代アートには縁遠かった方、美術館の屋内でしか鑑賞したことのなかった人々に衝撃を与えたのです。

日常の中の非日常、無名な場所を特別な場所へ
 有価金属のリサイクル事業の他、漁業に従事する静かな瀬戸内海の島は「ベネッセアートサイト直島」の出現によりアートの島として徐々に変貌していきました。

 1994年に桟橋の先端に唐突に現れた、黒いドットをまとった黄色いカボチャのオブジェ、草間彌生の「南瓜」は今では直島のシンボルとして多くの人がメディアで目にしたことがあると思います。平凡な浜辺の風景がこれにより一変!とはいえ、瀬戸内海の風景を壊すものではなく溶け込んでいるので不思議です(2021年の台風により現在は撤去されています)。


ANDO MUSEUM 写真:浅田美浩

 また、本村地区に展開する「家プロジェクト」は生活感ある町並みの中に7軒のアートスペースが 設置されています。一見何なのかわからないもの、外観を見て、「はてな?」と思うものなど散策しながら謎解きのように楽しむことができます。中でもジェームス・タレルの「南寺」は体験してからのお楽しみ。果たしてなにを感じるのか、正解は鑑賞者に委ねられています。この他には実際に入浴できる美術施設、直島銭湯「I♥湯」、木造民家に新しい命を吹き込んだ「ANDO MUSEUM」などこれらの作品は、直島の風景や日常を失わせせることなく、特別な場所へと人々を誘ってくれるのです。


家プロジェクト「南寺」安藤忠雄(設計)
写真:鈴木研一

進化し続ける直島
 2022年3月、ベネッセアートサイト直島に「杉本博司ギャラリー  時の回廊」がオープンしました。本ギャラリーは、杉本博司の代表的な写真作品やデザイン、彫刻作品などを継続的かつ本格的に鑑賞できる世界的にも他に例をみない展示施設です。鑑賞者に自然の変化や壮大な時間の流れを体感していただく特別な空間となっています。屋外には硝子の茶室「聞鳥庵」が展示され、ギャラリー内から呈茶(お茶とお菓子/鑑賞料金に含まれています)を楽しみながら作品を鑑賞できるラウンジがあります。訪れるたびに新たな驚きのある直島でのひとときをゆったりお過ごしいただくことができます(入館はオンラインでの事前予約制です)。


Hiroshi Sugimoto, Glass Tea House "Mondrian", 2014 (c) Hiroshi Sugimoto, Photo: Sugimoto Studio
The work originally created for LE STANZE DEL VETRO, Venice by Pentagram Stiftung


「ガンツウ」で直島へ、瀬戸内国際芸術祭2022を体験
 通常、直島へは宇野港または高松港からフェリーを利用して訪れます。大型船で訪れることは難しく少し不便なこの島へ、ガンツウならテンダーボートで直接島へ上陸、快適に本年開催されている瀬戸内国際芸術祭2022を楽しむことができます。今回は直島をご紹介しましたが、この他に豊島犬島などへもアイランドホッピング。二日間でアートの島々を満喫していただくことができます。

 船内に戻れば暮れゆく瀬戸内海の風景が彩を添える新鮮な海の幸ディナーに舌鼓、大きなガラス窓に映る夕景を眺めながら浴場で旅の疲れを癒し、火照った体は海風に吹かれながら縁側でクールダウン。感性にひびくアート体験と瀬戸内海の恵みに抱かれる極上の旅をお過ごしいただくことができます。ガンツウのサービスやお食事などについてはこちらのブログをご覧ください。


ガンツウの“縁側”<画像提供:株式会社せとうちクルーズ>


 せとうちアートの島を満喫する「アート航路」は2022年は2回だけ、貴重な機会をお見逃しなく。9月出発のクルーズはふたつのクルーズを連続乗船し、添乗員が同行する郵船トラベルオリジナルツアーで登場。道後温泉で最もラグジュアリーな旅館のひとつ「別邸 朧月夜」での宿泊、広島県のアートの島、生口島や美しい広大な敷地と白隠コレクションでも知られる神勝寺を訪れ、「洸庭」というインスタレーション作品をご体験いただけます。添乗員同行ツアーはわずか8名様までの募集、少人数でお楽しみいただきます。お急ぎお問合せください。添乗員同行ツアーの詳細はこちらのブログをご参照ください。

2022年8月2日(火)▶8月5日(金) 尾道発着
玉野沖・玉野沖・詫間湾錨泊 4日間


●2022年9月10日(土)▶9月16日(金) 羽田発/横浜・東京着
【添乗員同行】“ガンツウ”で瀬戸内海を漂うように過ごす、人生最高の旅
道後温泉「別邸 朧月夜」宿泊 せとうちの海の道を辿り、アートの島を満喫 7日間


 ガンツウを個人で乗船される場合、広島県尾道市にあるベラビスタマリーナの出港・帰港となります。JR福山駅または広島空港までの往復送迎サービスは、乗下船日当日に限り、事前予約制にてご利用いただけます(追加代金なし)。また、ベラビスタ スパ&マリーナ尾道での前泊、後泊の手配も承ります。

 郵船トラベルオリジナルツアーの添乗員は羽田空港から同行いたしますが、ガンツウ船内は船のスタッフがお世話いたします。詳細はパンフレットでご確認ください。


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 船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987 
■神 戸☎ 078-251-6218 
■福 岡☎ 092-475-0011 
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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年06月30日 | Permalink

瀬戸内海の小さな生口島は美しい風景とアートがいっぱい!

生口島と大三島を結ぶ「多々羅大橋 」 中央支間長890m

 瀬戸内海を徒歩で渡ることができるってご存じでしたか?距離にして約80km、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ西瀬戸自動車道(通称しまなみ海道)はそのほとんどに自転車歩行者道が併設され、本四連絡橋の中で唯一歩行可能。その名の通り「海の道」なのです。大島と今治に架かる来島海峡第二、第三大橋の道路は海からの高さ78mでビル20階相当。しまなみ海道の中で最も高く、遥かに芸予諸島の多島美の絶景を楽しむことができます。


生口島のレモンは皮ごとどうぞ
<写真提供:広島県>

 芸予諸島は約50の有人離島がひしめき、しまなみ海道には向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島を結ぶ個性的な橋梁が架けられています。クルーズ船は来島海峡大橋または因島大橋をくぐりますが芸予諸島が寄港地となることは少なく、それぞれどのような島かご存じない方も多いかもしれません。今回はレモン薫るアートの島、広島県尾道市に属する生口島をご紹介します。

 生口島は本土5島を除き、面積ランキングでは50番目、約31㎢で厳島神社で名高い宮島とほぼ同じ面積の小さな島です。江戸時代は塩田で生計を立てていましたが、現代は温暖な気候を生かし柑橘類の栽培が盛ん。中でもレモンは国内生産量日本一、全国の3割が生口島産なのです。化学肥料・化学合成農薬や除草剤を使わず皮まで食べられるレモンは丸ごと凍らせてすりおろすのがおすすめ。お肉やデザートにふりかけたり飲み物に入れると絶品、果汁だけでは感じられなかったレモン本来の芳醇な香りを堪能して頂けます。輸入品よりちょっとお高いですが是非お試し下さい。


薬師寺玄奘三蔵院伽藍の玄奘塔(奈良市)

 生口島出身の著名人と言えば日本画界の巨匠、平山郁夫画伯(1930-2009)。代表作のひとつ、平成12年(2000年)に薬師寺の玄奘三蔵院伽藍に奉納された大唐西域壁画の製作期間は取材を含めると約20年、見るものを圧倒し、我々をシルクロードに誘う大作です。
 300年続く瀬戸田の旧家に生まれ、美しい風景で育った平山郁夫でしたが、中学の学徒勤労動員のさなか広島で被爆し、その体験はその後の仏教、そしてシルクロードの作品に深く影響したと言われています。それでも「私の原点は瀬戸内の風土である」と語り、故郷をこよなく愛し、平成9年(1997年)には瀬戸田に平山郁夫美術館が開館しました。少年時代の作品も収蔵しているので、数々の名作の原点にふれてみてはいかがでしょうか。


耕三寺本堂(国登録有形文化財)
京都宇治平等院鳳凰堂を原型とし建立

 お寺と言えば古いと思いますよね。ですが、耕三寺は生口島で最も有名な寺にして、伽藍の建造が始まったのは昭和2年(1929年)。大阪で成功した実業家金本耕三が母の為に故郷瀬戸田に家を建てたことが始まりだそうです。母亡き後は菩提を弔うために出家したそうですが、瀬戸田に誇れる文化財がないことから日光東照宮陽明門、平等院鳳凰堂、清水寺、京都御所紫宸殿、法隆寺など日本各地の名だたる歴史的建築物を原型とし伽藍を建造しました。失礼ながらレプリカには価値がないと思いがちなのですが、平成になってから建築物の特殊性が評価され、15棟が有形文化財として登録されました。絢爛豪華で一見の価値があり「なんだ偽物か」とは言わせない迫力です。


「未来心の丘」耕三寺


 最も高い場所にある「未来心の丘」は5,000㎡におよぶイタリア産の白亜の大理石の丘で彫刻家、杭谷一東によるもの。眼下には瀬戸内海が広がり、エーゲ海を彷彿とさせる、日本とは思えない景観です。若者にも大人気のインスタ映えスポットです。 


「空へ 」 眞板雅文 瀬戸田サンセットビーチ
<写真提供:広島県>

 生口島は「島ごと美術館」とも呼ばれています。平成元年(1989年)から始められた世界一小さなアートプロジェクト「瀬戸田ビエンナーレ」により全部で17の作品が海岸沿いに設置されています。遊び心あふれ、島の風景に溶け込んだ芸術作品ばかり、作家自らが作品の設置場所を選び、その場所にふさわしい・・もしくは自分の作品のイメージに近い場所を選んで設置されています。瀬戸田町の観光案内所には一番人気の巨大なレモンのオブジェがあるので通りかかったら是非ご覧になって下さい。

 駆け足で生口島の魅力をご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?行きたくなった!と思っていただければ幸いです。お伝えした通り、クルーズ船では寄港地となる機会が大変少ない小さな島ですが、だからこそ、瀬戸内海の魅力を肌で感じていただけるとも言えるのです。以下のクルーズが生口島を訪れますので是非ご参加下さい。

●2022年9月10日(土)▶9月16日(金) 羽田発/横浜・東京着
【添乗員同行】“ガンツウ”で瀬戸内海を漂うように過ごす、人生最高の旅
道後温泉「別邸朧月夜」宿泊 せとうちの海の道を辿り、アートの島を満喫 7日間

 上記以外のクルーズについては郵船トラベルのホームページをご覧ください。皆様からのご予約、お問合せをお待ちいたしております。
■東 京☎ 03-5213-9987 
■神 戸☎ 078-251-6218 
■福 岡☎ 092-475-0011 
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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年06月30日 | Permalink

【飛鳥Ⅱ】2022年9月19日~12月24日出発 秋・冬クルーズを発表!加山雄三ラストステージが開催されます<7月12日(火)発売>

飛鳥Ⅱでは毎夜華麗なショーが開催されています(Photo by Atsushi Takahashi)


 飛鳥Ⅱは9月19日~12月24日出発の23クルーズを発表、7月12日より発売となりました。今回は超大物ゲストが登場するクルーズが含まれていますのでご注目ください!
 先日、電撃的にコンサート活動を本年で引退すると発表した加山雄三による「若大将クルーズ  THE FINAL」とNHK紅白歌合戦女性歌手最多出場の「石川さゆり50周年記念『飛鳥座』クルーズ」。特に、加山雄三のラストステージが飛鳥Ⅱとなると、すでにメディアが報道したため、発表前からお問合せが殺到、急遽2クルーズを設定、それぞれラストコンサートを開催していただくこととなりました。

 このほか、日本の秋を楽しむ周遊クルーズや定番のXmasクルーズ、イベントクルーズも多数発表。今回も発売日には取消待ちが予想されるクルーズもございます。ご予約ご希望のお客様は極力、発売日までに郵船トラベルへお問合せください。


【2022年9月19日~12月24日出発 新スケジュール一覧】
☆お得なキャンペーンが設定されています。✽週末利用クルーズ
♥クルーズのポイント 
▣指定鑑賞エリア設定クルーズ(客室S・W・A、アルバトロスソサエティ プラチナメンバーのお客様に指定鑑賞エリアをご用意します)

●9/19(月・祝)▶9/30(金) 秋の西国漫遊クルーズ 12日間
横浜~(航海日)~日高~姫路~(瀬戸内海クルージング)~岩国~(航海日)~佐世保~(航海日)~高知~(航海日)~横浜
☆アスカクラブ割引10%(除く客室K・S)
♥文楽✖落語、音楽のコラボレーション公演を行います。
♥飛鳥Ⅱ第12代総料理長、岡本崇による特別懐石料理のご提供。
♥ゲストエンターティナー:柴田三兄妹(津軽三味線)、大藏流狂言ほか


●9/30(金)▶10/2(日) JAZZ ON ASUKAⅡ with BLUE NOTE TOKYO 3日間✽
横浜~(航海日)~東京
☆ミドルエイジ割引10%(除く客室K・S)
Eric Miyashiro(tp)率いる「BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA」とNao Yoshioka(vo)が登場予定です。

●10/2(日)▶10/4(火) 秋の東京・神戸クルーズ 3日間
東京~(航海日)~神戸
☆おひとりD旅、☆Cスイートトリプル、☆W・Aスイート体験

●10/4(火)▶10/8(土) 神戸発着 爽秋の土佐・別府クルーズ 5日間
神戸~高知~別府~(瀬戸内海クルージング)~神戸
☆おひとりD、F旅、☆Cスイートトリプル、☆W・Aスイート体験
☆シニア割引10%(除く客室K・S)

●10/8(土)▶10/10(月・祝) 神戸 A-styleクルーズ ~秋彩~ 3日間✽
神戸~(航海日)~神戸
☆ミドルエイジ割引10%(除く客室K・S)
♥ゲストシェフ:髙良康之(フランス料理店「ラフィナージュ」)
▣ゲストエンターティナー:小野正利

●10/10(月・祝)▶10/12(水) 秋の神戸・門司クルーズ 3日間
神戸~(航海日)~門司
☆おひとりD旅、☆Cスイートトリプル、☆W・Aスイート体験

●10/13(木)▶10/17(月) 門司発着 秋の日本海 舞鶴・境港クルーズ 5日間
門司~(航海日)~舞鶴~境港~門司
☆Cスイートトリプル、☆W・Aスイート体験

●10/20(木)▶10/22(土) 秋の神戸・横浜クルーズ 3日間
神戸~(航海日)~横浜
☆おひとりD旅、☆Cスイートトリプル、☆W・Aスイート体験


浄土ヶ浜(宮古)

●10/22(土)▶10/29(土) 錦秋のみちのく・函館クルーズ(Aコース) 8日間
横浜~(航海日)~大船渡~宮古~函館~(2日間航海日)~横浜
☆フル得キャンペーン(除く客室K・S)
♥10/28の飛鳥クルーズ就航記念日を祝した、アニバーサリーディナーをご提供します。
♥ゲストエンターティナー:普天間かおりほか

●10/22(土)▶10/26(水) 錦秋のみちのく・函館クルーズ(Bコース) 5日間
横浜~(航海日)~大船渡~宮古~函館

●10/29(土)▶10/31(月) 横浜 A-styleクルーズ ~秋彩~ 3日間✽
横浜~(航海日)~横浜
☆ミドルエイジ割引10%(除く客室K・S)
♥ゲストシェフ:上柿元勝(フランス料理)
▣ゲストエンターティナー:石井竜也

●10/31(月)▶11/3(木・祝) 芸術の秋 駿河クルーズ 3日間
横浜~清水~(航海日)~横浜
☆おひとりD、F旅、☆Cスイートトリプル、☆W・Aスイート体験
☆シニア割引10%(除く客室K・S)
♥講師によるワイン講座
♥オーストリア料理のディナー、ウィーン銘菓ザッハトルテをご用意
♥ゲストエンターティナー:ウィーン・ピアノ五重奏団


さぬきうどんとしょうゆ豆(香川県の特産品)

●11/3(木・祝)▶11/11(金) のんびり秋旅クルーズ(Aコース) 9日間
横浜~(航海日)~高松(停泊)~(航海日)~新宮~四日市~(航海日)~横浜
☆フル得キャンペーン(除く客室K・S)
♥「飛鳥食めぐり」各寄港地の名産を盛り込んだメニューをご提供します。
♥ゲストエンターテイナー:秋元順子

●11/3(木・祝)▶11/6(日) のんびり秋旅クルーズ(Bコース) 4日間✽
横浜~(航海日)~高松(停泊)

●11/11(金)▶11/13(日) 石川さゆり50周年記念『飛鳥座』クルーズ 3日間✽
横浜~(航海日)~横浜
☆2022年10月29日 NHKホールでの「石川さゆり 50周年記念リサイタル ~心のおもむくままに~」SS席チケットをご乗船の皆様へプレゼント。
♥ゲストシェフ:笠原将弘(和食料理店「賛否両論」)
▣ゲストエンターティナー:石川さゆり


ブリッジの加山雄三 名誉船長

●12/6(火)▶12/8(木) 若大将クルーズ THE FINAL 3日間
~俺は海から生まれた男~ Cruise1

横浜~(航海日)~横浜
♥長らく名誉船長を務め、飛鳥のステージに立ってきた加山雄三が2クルーズにわたり、最後の歌声をお届けします。12/8も同様の内容となります。
♥クリスマスショー、クリスマスディナー
▣ゲストエンターティナー:加山雄三

●12/8(木)▶12/10(土) 若大将クルーズ THE FINAL 3日間
~俺は海から生まれた男~ Cruise2

横浜~(航海日)~横浜


●12/10(土)▶12/12(月) Dynasty 80s LIVE & MUSIC ON ASUKAⅡ 3日間✽
横浜~(航海日)~横浜
♥安心・安全・健康的でクリーンなディスコの魅力を全国に伝えているDJ OSSHYが乗船。
1970~80年代に誕生したディスコ・ミュージックを船内各所でお楽しみください。
♥クリスマスショー、クリスマスディナー
♥ゲストエンターティナー:マリーン
※上記のYouTubeは2016年にシンフォニアクラシカで実施したDJ OSSHYのイベントです。

●12/12(月)▶12/14(水) 横浜スペシャルクリスマス ON ASUKAⅡ 3日間
横浜~(航海日)~横浜
☆Cスイートトリプル
♥クリスマスショー、クリスマスディナー
♥ゲストエンターティナー:寺井尚子(ジャズヴァイオリン)

●12/14(水)▶12/16(金) Xmas横浜・神戸クルーズ 3日間
横浜~(航海日)~神戸
☆おひとりD旅、☆Cスイートトリプル、☆W・Aスイート体験
♥クリスマスショー、クリスマスディナー

●12/16(金)▶12/18(日) 神戸スペシャルクリスマス ON ASUKAⅡ 3日間✽

神戸~(航海日)~神戸
♥クリスマスショー、クリスマスディナー
♥ゲストエンターティナー:中村あゆみ


飛鳥Ⅱのクリスマスショー(イメージ)

●12/18(日)▶12/20(火) Xmas 神戸・名古屋クルーズ 3日間
神戸~(航海日)~名古屋
☆おひとりD旅、☆Cスイートトリプル、☆W・Aスイート体験
♥クリスマスショー、クリスマスディナー

●12/20(火)▶12/22(木) 名古屋スペシャルクリスマス ON ASUKAⅡ 3日間
名古屋~(航海日)~名古屋
☆Cスイートトリプル
♥クリスマスショー、クリスマスディナー
♥ゲストエンターティナー:森友嵐士&牧山純子(ヴァイオリン)

●12/22(木)▶12/24(土) Xmas 名古屋・横浜クルーズ 3日間
名古屋~(航海日)~横浜
☆おひとりD旅、☆Cスイートトリプル、☆W・Aスイート体験
♥クリスマスショー、クリスマスディナー

●12/24(土)▶12/26(月) クリスマスウィークエンドクルーズ 3日間✽
横浜~(航海日)~横浜
♥クリスマスショー、クリスマスディナー
♥ゲストエンターティナー:NAOTO(ヴァイオリン)


ビスタラウンジ(イメージ)

【各種キャンペーンのご案内】
各コースでは、以下のお得なキャンペーンをご用意しております。

☆アスカクラブ特別優待割引券10%
 ※日本郵船株主様ご優待割引券との併用はできません。
 ※客室K・Sは対象外です。
☆フル得キャンペーン
 AコースはBコースに比べ、1泊あたりの旅行代金がお得な代金設定となっています。
 ※客室K・Sは対象外です。
☆ミドルエイジ割引10%
 40~50代のお客様は、旅行代金が10%割引となります。
 ※日本郵船株主様ご優待割引券との併用はできません。
 ※客室K・Sは対象外です。
☆シニア割引10%
 60代以上のお客様は、旅行代金が10%割引となります。
 ※日本郵船株主様ご優待割引券との併用はできません。
 ※客室K・Sは対象外です。
☆おひとりD旅キャンペーン
 Dバルコニーのお1人様割増代金を110%とお得に設定したクルーズです。
☆おひとりD+F旅キャンペーン
 DバルコニーとFステートのお1人様割増代金を110%とお得に設定したクルーズです。
☆Cスイートトリプルキャンペーン
 Cスイートを3名様ご1室でご利用の場合、3人目の旅行代金はKステートの旅行代金(大人お1人様)の25%相当額になります。
☆W・Aスイート体験キャンペーン
 他のクルーズに比べ、W和洋スイート・Aアスカスイートにお得な代金が設定されています。


クリックするとパンフが開きます

 まだまだ新型コロナウイルスの感染が収束していないのでご不安をお感じになられている方も多いかと存じます。飛鳥Ⅱの新型コロナウイルス感染症予防対策についてはお客様の安心、安全のため万全の体制を取っています。詳細は郵船トラベルにお問合せ下さい。

船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987 
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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年06月29日 | Permalink

飛鳥II 若大将クルーズ おすすめです

飛鳥IIの名誉船長を務めていらっしゃる加山雄三さんが年内でコンサートを引退されるとの報道がありました。長年に亘って飛鳥クルーズを盛り上げてくださった加山キャプテンに敬意を表するとともに心より感謝申し上げます。
7月20日に出航する 若大将クルーズ には、まだ若干の空室がございます。あなたもSail onしませんか?


投稿者名 とらお 投稿日時 2022年06月20日 | Permalink

日本の海の中ってどうなっているのでしょうか?~ドラマティックな東京都島嶼部をEEZまで探訪~

南硫黄島 


 約6,800もの島々で成り立っている日本列島の94%は無人島、とりまく海域はどのような様子になっているのでしょうか。日本は領海、接続水域とEEZ(排他的経済水域)に深海域を多く含んでいます。日本の陸地の面積は世界第61位ですが、海の面積は世界第6位、日本の海域は深海が占め、海水を体積で換算すると世界第4位になるのです。それでは領海等に関する用語を簡単にご説明します(資料提供:海上保安庁ホームページ)。


「領海等に関する用語」
(図表出典:海上保安庁ホームページ)

●領海
領海の基線からその外側12海里(約22km)の線までの海域で、沿岸国の主権は領海に及びます。ただし、すべての国の船舶は、領海において無害通航権を有します。
●接続水域
領海の基線からその外側24海里(約44km)の線までの海域で領海を除きます。沿岸国が、自国の領土又は領海内における通関、財政、出入国管理(密輸入や密入国等)又は衛生(伝染病等)に関する法令の違反の防止及び処罰を行うことが認められた水域です。
●排他的経済水域(EEZ)
領海の基線からその外側200海里(約370km)の線までの海域で領海を除きます。並びにその海底及びその下です。
なお、排他的経済水域においては、沿岸国に以下の権利、管轄権等が認められています。

 日本列島の太平洋側の海底中央部には伊豆から約1,300kmの火山群の海嶺が連なり、島として存在するのは南硫黄島(無人島)までで、排他的経済水域(EEZ)の国境の島とも呼ばれてます。火山群の東側は日本海溝と名付けられ、水深7,000m以上の深さ。西側は最近なにかと話題の南海トラフで水深4,000m級。地球の平均水深が3,800mですので、日本列島は世界的にみて深い海に囲まれているのです。ちなみに環境省せとうちネットによりますと、多島美が美しい瀬戸内海の平均水深はわずか38m!日本海溝と比べると「水たまり」と言えるかもしれません。


日本の領海等概念図(図表出典:海上保安庁ホームページ)

 東京都は伊豆諸島と小笠原諸島に民間人が住む11の有人離島を持ち、この他に岩礁を含む無人島を多数所有し、これらの区域は東京都島嶼部(とうしょぶ)と呼ばれています。八丈島を含む伊豆七島は人気の観光地でもあり、訪れたことがある方も多いかと思います。
 訪れるためには船のチャーターかヘリを利用しなければならない二重式カルデラの「青ヶ島」、空港がないため東京から24間の船旅となる小笠原群島の「父島」など有人離島でありながら、同じ東京都でも便利とはとても言えない島もあります。
 これらの島々と岩礁は言うなれば海上から見える、“氷山の一角”。海の下には新たな陸地を生み出すエネルギーを秘めた急峻な火山が聳え、連なっているのです


伊豆鳥島

 伊豆諸島の南端、かつては有人離島であり特別天然記念物アホウドリの繁殖地である「伊豆鳥島」は、膨大な数のアホウドリが生息していることが江戸時代、すでに知られていました。明治時代に羽毛採取のため乱獲が始まり、明治45年までに少なくとも500万羽のアホウドリが殺されたと考えられています。
 明治35年(1902)、伊豆鳥島は突然噴火し羽毛採取を行っていた島民125人全員の命が奪われてしまいました。当時、近くを航行していた日本郵船の船が大噴火を目撃し、救出のため島に接近したのですが、島民を一人も助けることができなかったそうです。そのため、この噴火は「アホウドリの呪い」と言われるようになったのです。追いかけられてもすぐに飛び立つことができないアホウドリは簡単に撲殺されていたそうですから、呪われても仕方ないのかもしれません・・・。


アホウドリ

 第二次世界大戦後、絶滅寸前だったアホウドリの保護活動が開始され、昭和40年(1965)の伊豆鳥島測候所(後の気象観測所)閉鎖により無人島となりました。現在、順調に繁殖しているようですが島には研究者や調査員以外は上陸することができません。クルーズ船が伊豆鳥島に接近する航路があれば、船上よりアホウドリの観察をされてはいかがでしょうか。
※アホウドリが生息する伊豆鳥島は一般的に鳥島と呼びます。沖ノ鳥島、南鳥島、沖縄県の鳥島(久米鳥島)と区別するため伊豆鳥島と明記しています。


 伊豆鳥島の南約76kmの海上に忽然と孤高の姿を現すのは「孀婦岩(そうふがん)」。海上からの高さ100mほどで、ザトウジジラがジャンプしたような形をしています。この岩、実は海底から2,500mもある火山の頭頂部なのです。柱状節理も観察でき、第四紀火山(約180万年前から現在まで活動している火山)とされていますが詳細は不明です。


孀婦岩

 岩の名前の孀婦とは寡婦(やもめ)を意味します。1788年にイギリス帝国のジョン・ミアーズが付近を航行した際、この姿に超人的な力が働いていると感じ、「旧約聖書」創世記19章26節に記された「神の命に背き、後ろを振り返ったために塩の柱となったロトの妻(Lot's wife)」と名付けたそうです。これがその後意訳されて孀婦となったそうです。

 そして東京から1,000km離れた小笠原(父島)よりさらに300km南下したところに、冒頭でご紹介したEEZ海域内の南端に国境の島「南硫黄島」があります。ここもれっきとした東京都、外観はピラミッド状、急峻な地形で最高標高は916m、伊豆諸島・小笠原諸島の最高峰となります。原生自然環境保護地域に指定されいるので、全域が立入制限地区となっています。


硫黄島(左)と北硫黄島(右) 画像提供:海上保安庁

 南硫黄島と小笠原群島の間には、父島の南南西207kmに位置する「北硫黄島」があります。海底火山の噴火浅根の上に出現し、山頂付近での火山活動が確認されていない島で、島の周囲はほどんどが断崖に囲まれ、波が高く、上陸は容易ではありません。現在は無人島となっていますが、太平洋戦争までは母島からの移住者が集落を作って居住していたそうです。2009年7月22日の皆既日食の際、島付近の海上からNHKが中継を行いました。いずれにしても現在は容易に近づくことができない海域で、クルーズ船以外では一般観光客が観察することはできません。


『硫黄島の星条旗(部分)』
ジョー・ローゼンタール

 「硫黄島」は東京の南約1,200kmに位置し、いまだに火山活動が活発で、地熱が高く、島のいたるところに火山性ガス(二酸化硫黄)の噴気口があるため、その名の由来となりました。太平洋戦争末期にアメリカ軍が上陸し「硫黄島の戦い」で多くの両国兵士が戦死した激戦地で、米兵が星条旗をかかげる写真『硫黄島の星条旗』があまりに有名になり、ワシントンD.C.にある合衆国海兵隊記念碑のモデルとなりました。
 現在、硫黄島には海上自衛隊と航空自衛隊の基地が置かれていて、基地関係者以外の立ち入りはできないそうです。


 いかがでしたでしょうか。海上から見る島や岩礁はわずな姿なのですが、山登りをしなくても、活動を続ける火山の頭頂部を見ていることになります。東京都でありながらこのような秘島と呼ばれる海域に特化したクルーズは少なく、改めて東京都島嶼部の魅力を体感できる貴重な機会なのです。以下のクルーズで訪れることができます。


<ぱしふぃっく びいなす>
●10/22(土)▶10/28(金) 大阪発着 小笠原クルーズ ~The 秘島 硫黄三島周遊 7日間
大阪~<航海日>~小笠原(停泊)~<南硫黄島・硫黄島・北硫黄島沖周遊>~<孀婦岩・鳥島沖周遊>~大阪
☆小笠原よりさらに300km南下し、南硫黄島までクルーズを楽しみます。
OP:小笠原ではウェザーステーション展望や二見湾周遊ボート観光、固有植物ガイドツアー、カヤック体験、父島歴史ガイドツアーなどでお楽しみください。


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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年06月16日 | Permalink