瀬戸内海で最も夕陽がきれいな場所のひとつ、ベラビスタ スパ&マリーナ尾道で至福の時を
727もの島を有する瀬戸内海、夕暮れ時は格別の風景が生み出されています。日本の夕陽100選として紹介された小豆島、倉敷市の鷲羽山、瀬戸内市の牛窓など、穏やかな瀬戸内海に浮かぶ島と夕陽に輝く海にうっとりする絶景スポットは数あれど、宿泊者だけに与えられた、この至福の時間を楽しめるホテルがあります。今回は一度は泊まってみたい、瀬戸内海を代表するラグジュアリーホテルをご案内します。
ベラビスタ スパ&マリーナ尾道は広島県東部の沼隅半島の南西に位置し、前身はガンツウを建造した地元の企業、常石造船が長期滞在する顧客の迎賓施設として1973年に建造されました。ホテル内には階段状になった瀬戸内海を眺められるスパがあり、岩盤浴も楽しめます。
幾度かの改装を経て2014年に夕陽を望む「ザ・デッキ」が整備されました。瀬戸内海を望む高台に建築されているので、ここから眺める瀬戸内海は、夕陽に赤く包み込まれた海面が刻一刻と色を変えていき、まさに“美しい!”の一言です。訪れた旅人を最初におもてなしするのはこのホテルに宿泊する人にだけに与えられた時間なのです。
さて、客船の中のようなゴージャスなラウンジでチェックインを済ませたら、郵船トラベルのガンツウチャーターツアーのお客様だけに贈る特別なイベント、ホテル内のリボンチャペルで開催する南里沙 クロマチック・ハーモニカ、クリスマスコンサートにご案内します。
このチャペル、頂部で1本に接続されている二重螺旋の階段を用いていて外観はまさにリボンをくるくる巻いた独創的な構造で、日本を代表する建築家 中村拓志氏の設計によるもの。次世代の世界基準となる建築デザインを表彰する「リーフ賞」の大賞を受賞したとのことで、国内外から高く評価されているそうです。
両サイドの階段から、それぞれ歩を進めると、頂上でふたりが出会うという、ロマンチックなストーリーが表現されて、人生は紆余曲折の先に、ひとつになるという哲学的な示唆をも感じさせてくれます。このチャペルで結婚式を挙げることに憧れるカップルは多数いらっしゃるようで、土日は記念撮影をする新郎新婦の晴れ姿でいつも賑わっています。
こんな素敵なチャペルで演奏するのは大学時代にクロマチック・ハーモニカに出会った音楽家の南里沙。クロマチック・ハーモニカの美しい音色と、テクニックの高さ、音楽のジャンルを超越した活動で、国内のみならず海外からも注目を集め、2014年ドイツHOHNER社とエンドース契約を結んでいます。2018年ソニーモバイルコミュニケーションズ スマートフォン Xperia™ XZ1『だから私は、Xperia。』TVCMなど多数出演。彼女が操る楽器はHOHNER社のSuper64X。リードプレートが2枚構造のモデルで表現力があり、出したい音がコントロールできる素晴らしい楽器だそうです。今宵は郵船トラベルのお客様だけに贈る、魅惑的なサウンドで特別の時間をお過ごしください。
日はとっぷりと暮れ、クリスマスコンサートを堪能した後はいよいよお楽しみのディナータイム。ベラビスタ スパ&マリーナ尾道には和食レストランの他、世界に冠たる美食の街、バスク料理を提供するレストラン“Erretegia(エレテギア)”がプールサイドに佇んでいます。薪火のグリルを設えているライブキッチンではお料理を作る工程を眺めながら臨場感たっぷりにお食事できるお席もあります。
Erretegia(エレテギア)とはバスク語で「網焼き屋」という意味。シェフは、「食はバスクにあり」と言われるほど美食で知られる、スペイン・バスク地方を中心に修行。独創的な発想で、ベラビスタ・クオリティの地産地消をコンセプトにしたキーワード「キロメートル・ゼロ」をベースにした【薪火料理】を提供しています。
調理の前に、その日の食材を見せてくれることもあるので、お料理への期待が高まります。メイン料理は薪火で外はカリっと、中はジューシーに焼き上げられたお肉。時に、鹿肉などジビエも用意しているようです。おすすめはリオハの赤ワインで相性ぴったりです。
お腹がいっぱいになってもデザートは別腹。エレテギアのロゴが焼き印で入った木のお皿に盛られたのは繊細なスイーツ。最後のしめくくりにふさわしい軽い味わいです。キラキラ輝くプールサイドの灯りに見送られ、気持ちの良い夜風に吹かれてお部屋に戻ります。明日も良い日になりますように。
※ご紹介したお料理は一例です。
郵船トラベルでは初の試みとなるガンツウのチャータークルーズを12月に実施します。Aコースはベラビスタ スパ&マリーナ尾道での宿泊と郵船トラベルのお客様だけに贈る、南里沙によるクロマチック・ハーモニカ クリスマスコンサートをはさみ、ガンツウに2度乗船する6日間となりますが前後4日間の行程のBコース、Cコースも設定しています。残席がごくわずかとなっていますのでお急ぎお問合せ下さい。
✿2021/12/3-12/8 【郵船トラベルチャータークルーズ】
ガンツウ 冬の絶景を巡る 瀬戸内・多島美コース Aコース 6日間
東京・品川・新横浜(新幹線)-福山-(ガンツウ)-尾道泊-(ガンツウ)-福山-(新幹線)東京・品川・新横浜
✿2021/12/3-12/6 【郵船トラベルチャータークルーズ】
ガンツウ 冬の絶景を巡る 瀬戸内・多島美コース Bコース 4日間
東京・品川・新横浜(新幹線)-福山-(ガンツウ)-尾道泊-福山-(新幹線)東京・品川・新横浜
✿2021/12/5-12/8 【郵船トラベルチャータークルーズ】
ガンツウ 冬の絶景を巡る 瀬戸内・多島美コース Cコース 4日間
東京・品川・新横浜(新幹線)-福山-尾道泊-(ガンツウ)-福山-(新幹線)東京・品川・新横浜
※全コース、名古屋、新大阪、新神戸からもご参加いただけます。
※ガンツウについてはこちらのブログもご覧ください。
上記の他にもガンツウに個人で乗船できるコースも設定しています。詳しくはこちらをご覧ください。船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
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飛鳥Ⅱ2023年世界一周クルーズ発表! 12月7日(火)発売開始です。お急ぎ郵船トラベルにお問合せ下さい!
2022年3月に予定していました飛鳥Ⅱ2022年世界一周クルーズは新型コロナウイルス感染状況や寄港各国の状況を総合的に鑑み、運航中止が決定しました。また、同時に2023年世界一周クルーズが新たに発表となりました。2022年の世界一周にお申込のお客様にとってとても残念なご案内となりますが、なによりもお客様の安全を第一に考慮した故の判断です。何卒ご理解を賜りたくお願い申し上げます。
2023年世界一周の発売開始は2021年12月7日(火)の午後を予定しています。郵船トラベルでは現在、発売前に事前受付を行っています。皆様からのお問合せを心よりお待ちいたしております。
<クルーズスケジュール>
Aコース横浜発着 2023年4月2日▶7月14日 104日間
Bコース神戸発着 2023年4月3日▶7月15日 104日間
食事:A・Bコース共通 朝食、昼食、夕食各102回 N:オーバーナイトステイ(1泊停泊します) 観光:寄港地での半日または1日観光ツアーです(定員制・別料金) クルーズ特典:ご乗船特典として皆様を「ケネディ宇宙センター半日観光」へご案内します。
<旅行代金について>
今回もお申込・お支払い時期により下記の割引が適用されます。お早目のご予約、お支払いがお得です。
※7デッキの客室K、F、D3の販売は当面の間休止します(船会社の都合により客室Kでお申し込みのお客様を一部7デッキの客室へご案内する場合もございます)。販売を再開する場合はホームページ等でお知らせします。
※客室をお一人様でご利用の場合は、客室C、Kは160%、客室D、Eは140%、客室W、Aは180%、客室Sは200%の割増代金が必要です。お一人様でご利用いただける客室には限りがございます。相部屋は承っていません。
※燃油サーチャージは2021年10月1日現在不要ですが、今後原油価格の動向により旅行代金とは別にお客様にご負担いただく場合があります。
※Aコースのお客様で2023年7月15日神戸にて下船される場合、追加代金は不要です。
<旅行代金のお支払いについて>
この旅行商品で利用する飛鳥Ⅱを手配するにあたり、事前にその運賃の全額の支払いが必要となります。このため、この旅行商品の旅行代金は、お申し込み時にお支払いいただく申込金(20%)のほか、2022年11月30日(水)までに残額をお支払いいただきます。ワールド特別割引適用のお客様は2022年6月30日(木)までに、早期全額支払割引適用のお客様は2022年8月31日(水)までに全額お支払いいただきます。2022年12月1日(木)以降にお申し込みの場合は、ご予約時に全額をお支払いいただきます。
<取消料について>
横浜発は2022年11月2日までのお取消し、神戸発は11月3日までのお取消しについては取消料が発生しません。この場合、お預かりした旅行代金は全額お返しいたします。詳細はパンフレットの旅行条件をご覧ください。
飛鳥Ⅱのクルーズの中で、最も人気の世界一周クルーズ。2023年にはすべての不安要素が払拭されて、皆様が安心してご旅行いただけるよう願っております。
飛鳥Ⅱ2023年世界一周クルーズについてさらに詳しくお知りになりたい場合は郵船トラベルへお問合せ下さい。ご希望の方へはパンフレットをお送りいたします。
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~懐かしのオールディーズミュージックを洋上で~ 青春時代が蘇る飛鳥Ⅱ のクリスマス
J.D.サリンジャーが長編小説「The Catcher in the Rye(ライ麦畑でつかまえて)」を発表したのは1951年。当時の米国は戦勝国としての地位を築き、黄金時代と呼ばれる好景気に入りました。日本でこの小説が発表されたのは1964年(野崎孝訳/白水社)、思春期の少年が大人の欺瞞と建前の中、鬱屈とした生きづらさ、孤独を深めていく心理が口語的な一人称の語りで描かれていて当時の日本の若者の間で共感を呼び、大ブームとなりました。JAZZやポップミュージックに造詣の深い作家の村上春樹氏も愛読した一人、原題「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を自らも翻訳し、2003年白水社から出版されました。
いつの時代も悩める若者を虜にするのは音楽。1960年代は洋楽の名曲が次々と生まれ、かのビートルズが活躍した時代でもありました。彼らはどうやって洋楽に親しんだのでしょうか?それはラジオだったのです。もちろんインターネットもない時代、若者は深夜のAMラジオにかじりつき、わずかに入る放送局の音楽をチューナーを回しながら布団の中で密かに聴いたものです。そして、いつの時代も音楽に夢中になる若者に大人(親)は眉をひそめるものですから。
1960年代後半、深夜ラジオ番組が次々と開始、ニッポン放送の「オールナイトニッポン」、TBSの「パックインミュージック」、文化放送の「セイヤング」などでたちまち若者の心を捉えました。これらの担い手となったのはラジオパーソナリティーの面々。高崎一郎、糸居五郎、小島一慶、愛川欽也などが選ぶ洋楽が日本でのヒットを生み出すきっかけとなったのです。
一方、邦楽も負けていませんでした。ロカビリーのスター赤木圭一郎(1961年21歳で没)が活躍した後、スパイダース、ザ・タイガース、ブルー・コメッツなどのグループサウンズが一世を風靡し、現在のジャニーズ所属のタレントのように多くの女性の心を虜にしました。
米国での1960年代はモータウンサウンド全盛期でもありました。アフリカ系アメリカ人によるソウルミュージック、R&B(リズム&ブルース)もビートルズやエルビス・プレスリーに並びポップチャートの上位を占めていました。
モータウンとはMoter Townの略。自動車産業で名高いデトロイトの独立系レコードレーベル“MOTOWN RECORDS”から数々のヒット曲が世に誕生しました。ダイアナ・ロス&スプリームス、ジャクソン・ファイブ(リードボーカルはマイケル・ジャクソン)など錚々たるミュージシャンが所属していました。
それではごく一部ではありますが、1960年代にヒットした代表的な洋楽をご紹介します。タイトルは知らなくても誰しも、どこかで必ず聴いたことがあるノリノリの曲ばかりです。
好きにならずにはいられない/エルビス・プレスリー(1961)
ヴァケイション/コニー・フランシス(1962)
ロコモーション/リトル・エヴァ(1962)
ビーマイベイビー/ザ・ロネッツ(1963)
サーフィンU.S.A./ザ・ビーチボーイズ(1963)
マイガール/テンプテーションズ(1964)
マシュ・ケ・ナダ/セルジオ・メンデスとブラジル'66(1966)
恋はあせらず/ダイアナ・ロス&スプリームス(1966)
ドック・オブ・ベイ/オーティスレディング(1968)
ヴィーナス/ショッキングブルー(1969)
帰ってほしいの/ジャクソン・ファイブ(1969)
時代は1970年代に入り、古きよき時代の音楽を演奏するライブハウスとして、1976年、六本木にKENTO'S(ケントス)が開業しました。当時から六本木は芸能人、有名人が集まる「とんがった」場所、流行に敏感な人々が連日オールディーズミュージックのライブ演奏を楽しみ、踊りました。その後全国にフランチャイズ展開し、関東地区では六本木の他、銀座、新宿(10月1日現在休業)、横浜で営業しています。
それぞれ個性的なインテリアの店舗は、出演者やイベントも異なり、いろいろなお店を利用するのもおすすめです。ディスコクラシックスやロックをはじめ、R&B、ソウルなど多彩な懐かしのサウンドをド迫力のホーンセクションを従えた専属バンドが連夜ファンキーに演奏しています。
飛鳥Ⅱでは初の試みとして“オールディーズミュージック ON ASUKAⅡ”を実施します。青春時代が蘇る、古き良き時代の名曲をたっぷりとお楽しみ頂けます。ゲストは銀座、横浜ケントスなどで定期的に出演しているSWEET CHILD(スイートチャイルド)。ソウル、ファンク、R&B、レゲエ、ディスコなどなど、新旧を問わないオールラウンドミュージックを圧倒的なパフォーマンス、大迫力のサウンドで繰り広げる LIVEステージが魅力。ハイセンスな選曲、リアルなグルーヴで、Funkyに盛り上げてくれます!
SWEET CHILDのスペシャルステージは二日目の夜を予定しています。50年代半ばから60年代にかけての名曲を中心にお届けします。水玉模様のサーキュラースカートにポニーテール、革ジャンスタイルにリーゼントのオールディーズファッションに身を包み、ツイストを踊ってみてはいかがでしょうか?飛鳥Ⅱのクリスマスショー、クリスマスディナーも楽しめるとっておきの企画です。お早目のご予約、お問合せをお待ちしています。
✿2021/12/6-12/8
オールディーズミュージック ON ASUKAⅡ 3日間
横浜17:00出港-(終日クルーズ)-横浜11:00入港
上記クルーズ以外の飛鳥Ⅱクルーズスケジュールについてはこちらをご覧ください。皆様からのご予約、お問合せをお待ちいたしております。
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~リアス海岸を眺めながらのんびり三陸鉄道~「にっぽん丸で航く 秋の三陸 宮古」はオプショナルツアーも魅力
1987年(昭和62年)に日本国有鉄道(国鉄)が民営化されて34年、日本の隅々まで網羅していた路線の一部は廃線となりました。道路が整備され、輸送・移動手段が車両にとってかわられ、鉄道の需要が失われていったからなのですが、鉄道ファンにとってローカル線は特別な思い入れ、郷愁を誘う魅力ある旅の手段かと思います。
ローカル線の魅力は①単線であること(すれ違いの待ち時間も楽しい)、②地元の人とのふれあい(学生や行商人などが利用)、③車窓から眺める風景(田園や渓谷、海岸線など)、④速度が遅い(都市部のような速さを競う味気ない移動手段とは大違い)、⑤少ない本数と無人駅(次の列車までのんびり駅周辺を散策)、⑥地元の特産品(有人駅には地元グルメの食堂や駅弁、お土産捜しも楽しい)、⑥独特の車両(他で使われていた古い車両に出会うことも!)などです。
海岸線を走る列車で最も魅力的な路線のひとつが三陸鉄道です。久慈駅から盛駅まで全長163km、三陸復興国立公園のリアス海岸一帯に現れる数々の景勝地を通り、41の駅を数えます。定時列車は快速や特急はなくすべて各駅停車。平均速度が時速200Kmの東海道新幹線なら50分弱で移動できる距離を直通列車の場合でも4時間30分かけてゆっくり進みます。
2011年の東日本大震災がもたらした甚大な被害により運休の時期もありましたが、地元関係者の尽力と企業努力により2014年に全面復旧を果たし、沿線の人々を元気づけました。その後、2019年の台風19号により一部路線が運休しましたが、2020年3月20日復旧、現在は通常運行しています。
こちらのブログでもご紹介した2021年11月19日(金)東京出港のにっぽん丸で航く秋の三陸 宮古は三陸鉄道に乗車するオプショナルツアー(別料金)が予定されています。
一つ目は「三陸鉄道あまちゃん列車と三陸二大景勝地訪問」。浄土ヶ浜の朝の景観をご覧いただいた後、2013年に放映されたNHK朝の連続ドラマ小説「あまちゃん」のロケ地となった久慈駅へ。三陸鉄道に乗車し、普代駅までの45分間、海女さん姿のガイドが同乗する貸切列車を楽しみます。白井海岸駅-堀内駅間の二つの橋梁通過が見所、速度を落としゆっくり風景をご堪能いただけます。普代駅で下車後、ご昼食にご案内し、海のアルプスと呼ばれる北山崎の絶景を鑑賞し宮古に戻ります。
二つ目は「奇跡の一本松から震災を学ぶ三陸の旅」。陸前高田は県内で津波の被害が最も大きく1556人(行方不明203人)の尊い命が奪われました。東日本大震災津波伝承館を訪れ、このような悲しい出来事が二度と起こらないように数々の資料や映像から未来への防災を学んでいただきます。
陸前高田には震災前、高田松原という7万本の松林があり、日本百景にも選ばれた景勝地でした。津波によりその全てがなぎ倒され、西端の1本だけが奇跡的に残りました。「奇跡の一本松」「希望の松」とも呼ばれ復興のシンボルだったのですが、土壌の塩分濃度が高くなったため、後に枯れてしまいました。現在は、防腐処理等が施され、モニュメントとして同じ場所に佇んでいます。
ご昼食にご案内後、盛(さかり)駅から三陸鉄道の定時列車に乗車し、鉄とラグビーで名高い釜石駅で下車となります。途中、最もロマンティックな名前を有する大船渡市の恋し浜駅(2009年に小石浜から改名)に3分程度止まるようなので、駅舎に吊るされたホタテの絵馬をちらりとご覧になって下さい。釜石駅到着前は平田(へいた)湾と大平町鎌崎半島に立つ白亜の魚籃観音像「釜石大観音」を望むことができます。
この他にも、ヤギミルクのツイーツを浄土ヶ浜パークホテルでいただくツアーや本州最東端の魹ヶ崎(とどがさき)をウォーキングするオプショナルツアーなどをご用意しています(いずれも別料金)。ご紹介したオプショナルツアーは予定です。詳細はクルーズお申込後にお送りする冊子で内容、料金をご確認下さい。
こんな素敵な体験ができるにっぽん丸の旅、以下のクルーズをご用意しています。お早目にお問合せ下さい。
✿2021/11/19-11/22 にっぽん丸で航く 秋の三陸 宮古 3泊4日
東京-宮古(停泊)-東京
■ にっぽん丸は新型コロナウイルス感染症への取り組みとして、すべてのお客様に当面の間、事前および乗船当日のPCR検査(船会社指定)を2回実施します。新型コロナウイルスのワクチン接種がお済みの方も、本対応が適用となります。感染予防対策の詳細は郵船トラベルにお問合せ下さい。
上記以外のにっぽん丸新コースの詳細はこちらをご覧ください。ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
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~オーバーナイトステイの魅力~「にっぽん丸で航く 秋の三陸 宮古」で堪能する花火、星空、そして夜明け
夜の帳がおりるころ、港に停泊しているクルーズ船はキラキラと輝きはじめます。初めて夜のクルーズ船に帰船したのはベニスでのこと。船内での仕事が一段落した午後8時頃、せっかくなのでベニスのレストランを訪れようと上陸しました。今夜は23時59分出港、めったにない深夜出航で船のスタッフもウキウキしています。本場のイタリアンとワインでついつい長居をしてしまい、帰船時刻の午後11時が迫ってきました。
ほろ酔いの中、息を切らしながらベニスの石畳をひた走り、運河にかかる橋を越え、サンマルコ広場の角を曲がると不夜城のように光輝く我が家(客船)の姿が見えました。あと10分、ああ間に合ったという安堵の気持ち、そしてその輝きは「おかえり」と言ってくれているような温かさを感じたものです。
海外旅行に気軽に行けない今、国内クルーズの寄港地で特別な体験をしてみませんか。2021年11月20日(土)、にっぽん丸は岩手県の宮古に午後4時30分に入港し、翌日の午後4時までオーバーナイトステイします。このようなケースは少なく、貴重な機会を生かし、宮古の夜と朝を楽しめるプランが用意されています。
さて、本ブログを作成している最中に朗報が飛び込んできました。「新型コロナウイルスに負けるな宮古」「東日本大震災から10年の御霊の鎮魂」をテーマにして10月に予定していた「宮古海上花火大会」が延期となり、11月20日(土)に開催されることになりました。にっぽん丸の入港に合わせてくれたかのごとく、船上から花火をご覧いただくことができます。
ところで宮古、クルーズファンならすでに訪れている方も多いかもしれませんが、東京から陸路で訪れるとけっこう大変なところなのです。東京からなら新幹線で盛岡へ、バスまたはJRの在来線に乗り換え5時間くらいかかります。和歌山県の熊野をご紹介したブログでも触れたこのような場所は「陸の孤島」と言えるかもしれません。だからこそ、クルーズ船で訪れるのがおすすめなのです。その宮古を代表する景勝地が「浄土ヶ浜(じょうどがはま)」です。
浄土ヶ浜は三陸復興国立公園にあり、今から約5200万年前の古第三紀(白亜紀の次の時代)に形成されたといわれています。火山岩からできた白い岩と小石によって入り江が作られているため、外海から隔てられていて波もおだやか。岩の上の県木「ナンブアカマツ」と白い岩肌とのコントラストが日本庭園のような美しさを醸し出しています。
そして浄土ヶ浜は夜空の観察スポットとしても有名。夜になると、星の光量を邪魔するものがなく、一面に広がる太平洋の海が星や月明りに照らされ神秘的。宮古海上花火大会を船上でご覧いただいた後、星空観察に出発する予定です。浄土ヶ浜ビジターセンターの屋上から夜空を眺めながら地元宮古で活躍するアンサンブルユニット「Grazia(グラツィア)」によるフルートとヴァイオリンの演奏が彩を添えます。ご希望の皆様全員を星空観察にご案内しますので癒しのひと時をご堪能下さい(追加代金なし、雨天の場合はビジターセンターの屋内で実施)。港に戻れば光り輝くにっぽん丸がお出迎えしてくれます。
「三王岩(さんのういわ)」は宮古港から北へ約20km、車で30分程度の田老地区にあり、三陸復興国立公園にある数多くの奇岩景観の中で最もドラマティックな景観。高さ50メートルの通称男岩の両側に女岩、太鼓岩が寄り添っています。1億年もの歳月をかけて、寄せ返す波と海原を吹き渡る風が形作った美しい自然の芸術品です。
ここから昇る朝日をご覧いただくツアーを実施し、希望者全員にご参加いただけます(追加代金なし)。ちなみに、11月21日(日)の日の出は6時23分、早起きして三王岩の向こうに輝く朝日をご鑑賞下さい。その後、宮古に戻り6時30分から営業している三陸の海の幸の宝庫、宮古魚菜市場にご案内します。
こんな素敵な体験ができるにっぽん丸の旅、以下のクルーズをご用意しています。お早目にお問合せ下さい。
✿2021/11/19-11/22 にっぽん丸で航く 秋の三陸 宮古 3泊4日
東京-宮古(停泊)-東京
■ にっぽん丸は新型コロナウイルス感染症への取り組みとして、すべてのお客様に当面の間、事前および乗船当日のPCR検査(船会社指定)を2回実施します。新型コロナウイルスのワクチン接種がお済みの方も、本対応が適用となります。感染予防対策の詳細は郵船トラベルにお問合せ下さい。
上記以外のにっぽん丸新コースの詳細はこちらをご覧ください。ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
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