メインラウンジ〜ダンスフロア
“ぱしふぃっく びいなす”船内探検、7階デッキもそろそろ終わりです。ピアノサロンからエントランスロビーの吹き抜けの横を通り、このフロアで最も船首寄りの施設であるメインラウンジまでやってきました。
ソファが配されたお部屋の中央にフローリングのスペースがあるこのラウンジ、ミニコンサートや講演会などの船内イベントの会場に使われるのですが、それだけではありません。実はこのお部屋に熱い視線を送るお客様が多いのです。
その理由は…そう、<font size="+2">社交ダンス</font>です。
ここは船内のダンスフロアとしてダンスファンのお客様が集う場所。クルーズ中はディナー後にダンスタイムが設けられ、あでやかな衣装のお客様がステップを披露されていました。
踊れたら素敵ですね〜。
さてさて、7階デッキを見終わったところで、ちょっと時間が前後しますが夕方6時過ぎに通過した瀬戸三大大橋の来島海峡大橋をレポートします。
海の上のピアニスト
“ぱしふぃっく びいなす”の7階デッキ探検、お次はオープンバーの奥にあるピアノサロン「アルカンシェル Arc-en-Ciel」に来てみました。
鮮やかな色彩のサロンでは、乗船時にロビーでピアノ演奏を披露してくださったピアニストの横山貴子さんのミニコンサートがあります。
華奢で可愛らしい横山さんですが、ある時のクルーズで天候が悪く、ピアノコンサートの最中に船が揺れたことが…そんな中で見事に演奏をやり遂げた彼女に船のスタッフからの信頼はぐっと深まったそうです。
横山さんは、2011年のチャータークルーズではクラシック・ユニット「Alize(アリゼ)」のメンバーとして乗船されます。ソロとはまた違った演奏が楽しみです。
VIP気分!? ダイニングサロン
7階デッキのショップの隣には、少し通路から奥まった扉があります。
この扉はロイヤルスイートルームとスイートルームのお客様専用のダイニングサロン「グラン・シエクル Grand Siecle」の入り口。
“ぱしふぃっく びいなす”には、メインダイニングの他にもうひとつダイニングルームがあるのです。
扉の奥のダイニングスペースはやわらかいピンクを基調にしたファブリックとクラシックなインテリアでまとめられています。メインダイニングは広々とした開放感がありますが、こちらはシックなプライベート感が魅力。
こちらのダイニングサロンはお食事時間が交代制ではないので、ゆったりした船旅を更にのんびり過ごすことができそうです。
エレガントなサロンを覗き見させていただいたあとは、船内の憩いのスペース、オープンバーに移動します。
クルーズ船のディナータイム♪
さて、ご無沙汰していた「ぱしふぃっく びいなす」船内ツアーの続きです。8階のボートデッキをお散歩した後、いよいよやって来ました、この船のメインフロアとも言える7階です。
まずは、乗船中、もっともお客様がよく利用されるメイン・ダイニングです。7階フロアの船尾側を占める広々としたダイニングルームで、乗船中は基本的にここでお食事をいただきます。
ディナー時には、ぱしふぃっく びいなす専属バンド「アコースティック トリオ」がダイニングの入り口で演奏しながら笑顔で迎えてくれます。
ところでダイニングの入り口には、本日のメニューと並んで
<font size="+2">「本日のドレスコード インフォーマル」</font>
の表示がでています。
この「ドレスコード」とは、クルーズ船ならではの習慣で、ディナー時以降の服装のテイストを乗客みんなで統一しようというもの。
この日は「インフォーマル」で、男性はスーツ、女性はワンピースやスーツといった少し改まった装いです。
ドレスコードは、他に「カジュアル」と「フォーマル」があります。カジュアルは襟のあるシャツにスラックス、スカートといった感じ、フォーマルはタキシードやドレスとなります。
大雑把に言うと服装の目安は、ホテルにお食事に行く感じです。ですからカジュアルといってもあまりラフすぎない方がよいのですね。
ただし、このドレスコードが適用されるのは夕方以降なので、日中はお好きなスタイルでお過ごしください。
「ぱしふぃっく びいなす」ではメインダイニングルームのディナーは2回制です。このときのクルーズでは1回目が17:30〜、2回目が19:30〜でした。初日の船内新聞と一緒にどちらの回になるかお知らせの紙をもらいます。寄港地によって食事時間は変わることがあるので、毎日船内新聞で確認しましょう。
ちなみに初日のディナーはフレンチでした♪
次回は、オリジナルグッズなどを売っている船内のショップを突撃レポートします。
シャッターチャンス狙いならボートデッキがおすすめ!
のんびり続くぱしふぃっく びいなす船内探検、ようやく8階まで降りてきました。
8階にはステートルームF、メインホール「テアトロ・ピアッツァ」、そしてボートデッキがあります。
メインホールは様々なイベントの会場となる多目的スペースです。今回のクルーズでも出航直後のオリエンテーションがメインホールで開かれました。また夜のメインショーの会場となるので、乗船中、ダイニングに次いで乗客の皆さんに馴染みの深い場所となります。
8階のもうひとつの特長は、ボートデッキが船の外周をぐるりと囲んでいるので、客室の窓の外は海ではなくボートデッキとなることです。
このボートデッキは一周336メートル。乗船して最初のイベントとなる出港セレモニーの会場となる他、クルーズ中のお散歩コースとして、モーニングウォークにも利用されます。
また入出港や橋通過の際などに船上から景色を楽しんだり写真を撮ったりと、何かと利用する機会が多いことでしょう。
(私も乗船中、何度もカメラを持ってボートデッキに駆けつけていました!)
ところでこの8階デッキですが、メインホールとボートデッキへのアクセスが良いほか、メインダイニングルームを始め、ショップなどの共用施設がひとつ下の7階に集まっているので何かと便利です。船内施設をたっぷり楽しみたい方や、シャッターチャンスを逃したくない方には、このフロアの客室が狙い目かも!!
次回は7階のメイン・ダイニングをレポートします。