東京スカイツリーの謎とオークランドでのスリリング体験 ~世界の高層建造物のお話~
飛鳥Ⅱ2023年オセアニアグランドクルーズはオークランドに寄港し、特典プランとしてオークランド半日観光が含まれています。オークランドシンボル、スカイタワーにも訪れるそうなので、今回は(高所恐怖症の方にはちょっと苦手かもしれませんが)高層建造物の話題を集めてみました。
世界で最も高いタワー(電波塔)は日本が誇る「東京スカイツリー」。2012年に完成し、高さは634m(ムサシと覚えましょう)。この東京スカイツリー、江戸時代の浮世絵に描かれていたのでは、と注目を集めたことはご存じでしょうか。
江戸時代末期、多くの弟子を育て数々の作品を残した人気浮世絵師、歌川国芳が天保元年(1831年)に描いたとされる「東都三ッ股の図」。現在の日本橋あたりで船大工が船底を炙って頑丈にする様子を描いたものなのですが、赤枠内に描かれた高い方の塔が東京スカイツリーそっくり!タイムトラベラー、預言者なのか?と新聞にも取り上げられました。右側には永代橋が描かれ、現在でも日本橋付近から同じ方向に東京スカイツリーを見ることができるそうですから、果たして本当か、謎解きに挑戦してみて下さい。
さて、世界最高峰の建造物ならドバイの「ブルジュ・ハリファ」で829.9m、ホテルやホールが入っている163階建てのビルです。このビル、今年の8月に公開されたエミレーツ航空のキャビンアテンダントがビルのトップでサインボードを出すCMで話題になりました。驚きとともにご覧になった方も多いかと思いますがCGではありません。
この女性、本物のキャビンアテンダントではなく、プロのスタントウーマンだそうで納得。とはいえ見ているだけで足がすくみます。撮影チームは160階から1時間15分をかけて撮影現場に到達。朝日に輝くドバイの風景を撮るため日の出前から登り始め、最後はチューブ内のはしごで頂上にたどり着いたそうです。頂上には約5時間滞在し、1台のドローンを使ってワンテイクで撮影。お疲れ様でした。
少し前のことですが、2019年6月に話題になったのはシカゴの「ウィリス・タワー」。頭頂部までの高さは527.3mで1998年までは全米で最も高い建造物でした(2021年10月現在全米3位)。このビルには103階、地上413mのところにスカイデッキ・シカゴと言う全面ガラス張りの展望室があります。ミシガン湖が一望できる素晴らしい展望台なのですが、ガラスの床に無数の亀裂が入り大騒ぎとなりました。
実はこれは足元の床部分を覆う耐性を強める保護材の亀裂でした。スカイデッキ自体は重さ5トンまで耐えることが可能で、ガラス表面に塗装されている保護材はひっかき傷なども防ぐそうです。とはいえ、亀裂が走った瞬間に居合わせた女性と子ども2人は顔面蒼白。ともかく無事でなによりです(スカイデッキは現在も営業しています)。
最後にご紹介するのがオークランドの「スカイタワー」。高さは328mで東京スカイツリーの半分ほどですが、南半球では最も高いタワー(電波塔)です。タワーの上部には、夜はバーとしても利用できるエレガントなダイニング、回転レストラン、カフェがあります。ニュージーランド唯一の回転レストランは、地上から190mに位置し、1時間で一周します。この他、スカイタワーには高さが異なる3か所の展望台があり、それぞれ360度の景色を望めます。
このスカイタワー、他にはないスリリングなアトラクションを行っていることで有名。高さ192mから飛び降りるスカイジャンプとタワーの外側を歩くスカイウォークです。
究極のスリルを味わうなんてさすがバンジー・ジャンプ発祥の地ニュージーランドです。いずれも、ハーネスと専用のウエアを着用し、安全には万全を期しているのですがスカイジャンプは時速85kmで落下、スカイウォークは幅1.2mの通路を手すりなしで歩きます。スカイジャンプは足首をくくられ落下するバンジー・ジャンプに比べると怖くないそうですが、それでも挑戦するのは勇気が必要です。スカイタワーを訪れた際は是非挑戦してみては?(とは申しませんが)、チャレンジしている勇者を見物することができるかもしれません。
2022年2月に予定していました飛鳥Ⅱ2022年オセアニアグランドクルーズは新型コロナウイルス感染状況や寄港各国の状況を総合的に鑑み、運航中止が決定しました。また、同時に2023年オセアニアグランドクルーズが新たに発表になりました。オークランドでは1泊停泊しますので、スカイタワーのレストランで夕日に染まる絶景を堪能しながらニュージーランドの特産品を使ったディナーを満喫、というのも可能です。
発売開始は2021年11月5日(金)午前10:30~となり、郵船トラベルでは現在、発売前に事前受付を行っています。皆様からのお問合せを心よりお待ちいたしております。
<クルーズスケジュール>
Aコース横浜発着 2023年2月11日▶3月20日 38日間
Bコース神戸発着 2023年2月12日▶3月21日 38日間
飛鳥Ⅱのグランドクルーズの中でも、最も人気のオセアニア。2023年にはすべての不安要素が払拭されて、皆様が安心してご旅行いただけるよう願っております。
飛鳥Ⅱ2023年オセアニアグランドクルーズについてさらに詳しくお知りになりたい場合は郵船トラベルへお問合せ下さい。ご希望の方へはパンフレットをお送りいたします。
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
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飛鳥Ⅱ2023年オセアニアグランドクルーズ発表!11月5日(金)発売開始
2022年2月に予定していました飛鳥Ⅱ2022年オセアニアグランドクルーズは新型コロナウイルス感染状況や寄港各国の状況を総合的に鑑み、運航中止が決定しました。また、同時に2023年オセアニアグランドクルーズが新たに発表になりました。
発売開始は2021年11月5日(金)午前10:30~となり、郵船トラベルでは現在、発売前に事前受付を行っています。皆様からのお問合せを心よりお待ちいたしております。
<クルーズスケジュール>
Aコース横浜発着 2023年2月11日▶3月20日 38日間
Bコース神戸発着 2023年2月12日▶3月21日 38日間
■食事:A・Bコース共通/朝27回、昼37回、夕37回
■N:オーバーナイトステイ 1泊停泊します。
■観光:寄港地観光ツアー 寄港地での半日または1日観光ツアーです(別料金・定員制)。
■特典:特典ツアー:運航会社・郵船クルーズ株式会社が提供する無償の特典サービスです。
※不参加もしくは不催行の場合でも他ツアーへの振替や相当額の補償はありません。
<旅行代金について>
今回もお申込・お支払い時期により下記の割引が適用されます。お早目のご予約、お支払いがお得です。
※7デッキの客室K、F、D3の販売は当面の間休止します(船会社の都合により客室Kでお申し込みのお客様を一部7デッキの客室へご案内する場合もございます)。販売を再開する場合はホームページ等でお知らせします。
※客室をお一人様でご利用の場合は、客室Sは200%、客室W、Aは180%、客室Cは150%、客室D、Eは130%、客室Kは160%の割増代金が必要です。お一人様でご利用いただける客室には限りがございます。相部屋は承っていません。
※燃油サーチャージは2021年9月1日現在不要ですが、今後原油価格の動向により旅行代金とは別にお客様にご負担いただく場合があります。
※Aコースのお客様で2023年3月21日神戸にて下船される場合は、1泊分の追加代金が必要です。
<旅行代金のお支払いについて>
この旅行商品で利用する飛鳥Ⅱを手配するにあたり、事前にその運賃の全額の支払いが必要となります。このため、この旅行商品の旅行代金は、お申し込み時にお支払いいただく申込金のほか、2022年10月31日( 月)までに残額をお支払いいただきます。グランド特別割引適用のお客様は2022年6月30日(木)までに、早期全額支払割引適用のお客様は2022年8月31日(水)までに全額お支払いいただきます。2022年10月31日( 月)以降にお申し込みの場合は、ご予約時に全額をお支払いいただきます。
<取消料について>
横浜発は2022年10月13日までのお取消し、神戸発は10月14日までのお取消しについては取消料が発生しません。この場合、お預かりした旅行代金は全額お返しいたします。詳細はパンフレットの旅行条件をご覧ください。
飛鳥Ⅱのグランドクルーズの中でも、最も人気のオセアニア。2023年にはすべての不安要素が払拭されて、皆様が安心してご旅行いただけるよう願っております。
飛鳥Ⅱ2023年オセアニアグランドクルーズについてさらに詳しくお知りになりたい場合は郵船トラベルへお問合せ下さい。ご希望の方へはパンフレットをお送りいたします。
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
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~あなたのための、大切な装い~ クイーン・エリザベスのガラ・イブニングのお話
初めての外国客船、そして今夜は初めてのガラ・イブニング。女性なら、胸の高まりが止まりません。アフタヌーン・ティーのお菓子もそこそこに、笑顔のウェイターに見送られて席を立ち、今夜に備えてお部屋にあわただしく戻ります。船内の美容室で髪を整え、メイクアップを施し、ドレスをまとい、ジュエリーを付け、ハイヒールを履き、小さなバッグを持つと・・・鏡の中には出会ったことのない「私」の姿が・・・完璧です。
フォーマルウェアを装う機会、とても少ないですよね。日本で暮らしていると夜に開催される結婚披露宴に出席するときくらいしか思い浮かびません。
欧州では日本の和装同様、厳密な服装規定があり、夜間(18時以降)の観劇、オペラやバレイなどの鑑賞、舞踏会、晩餐会などで女性は、夜会服(イブニングドレス)を着用します。日本人ならちょっと抵抗があるベアトップ(腕や肩を出すスタイル)が正式とのことで、長いスカートはハイヒールを完全に隠します。
かたわらにはレッドカーペットに現れるような蝶ネクタイでパリッとキメた男性がエスコート。うーん、憧れるものの、日本で実現するのは難しそうです。
日本の女性に「ご自身のための」ドレスアップの機会を作ってくれたのが船旅です。平成元年(1989年)はクルーズ元年と呼ばれ、ふじ丸(2013年引退)が就航、1990年にはクリスタル・ハーモニー(現在の飛鳥Ⅱ)、1991年に初代飛鳥(現在のアマデア)が相次ぎデビューし、日本でも本格的なレジャークルーズが開始しました。
このころ、日本で誰しも知る最も有名な客船といえば「QE2(クイーン・エリザベス2)」。運営するキュナード社はこちらのブログでご紹介した通り、181年前、英国政府の郵便事業を担う会社として設立した伝統ある会社。QE2でも実施していたガラ・イブニングは階級制度が厳しかった時代の、一等客室の乗客が晩餐に装ったフォーマルウェアで過ごす夜を彷彿とさせます。
日本や米国の客船もこれにならい、ショートクルーズでもフォーマルナイトが設定され「船旅は衣装が大変」と思いこまれてしまう事態となったのです。
クルーズ元年からすでに30年が経過し、クルーズは旅行のひとつの形態として日本でも広く浸透してきました。フォーマルナイトの考え方も変わり、当初はフォーマルの日はルームサービス以外では食事ができないこともあったのですが、現在はお客様の様々なライフスタイルにお応えするために、ドレスコードにかかわらず、カジュアルな服装で利用できるレストランや施設も営業するようになりました。
クイーン・エリザベスではリド・レストラン、カジノ、ゴールデン・ライオン、カフェ・カリンシア、ガーデン・ラウンジ、ヨット・クラブについてはフォーマルウエアでなくともご利用いただくことができます。ただし、夜はTシャツ、半ズボン、デニム、運動靴などのラフな服装はお控え下さい。
とはいえ、折角のガラ・イブニング、めいっぱいお洒落をして過ごしたいもの。服装選びのコツですが、ご自身がお持ちのドレスの中で最も華やかと思えるものをお選び下さい。それでも「あれ、意外と地味だった」と思うかもしれません。シンプルな黒のドレスならアクセサリーやストールを思い切り派手に。ロングドレスのみならず、フレアーパンツやカクテルドレスもOKです。外国客船に乗船すると、ご自身も楽しみながら、欧米人の洗練された洋装を鑑賞するのもガラ・イブニングならでは。
和服派ならぜひともお気に入りの訪問着をお召し下さい。箪笥の肥やしが陽の目を見る時が来ました。外国の方から熱い注目を浴びること間違いなしです。海外で和服を着たい方は多いのですが、国際線航空機の荷物の制限がネック。でも、日本発着のクイーン・エリザベスなら宅配便が利用できるのでらくらくです。
クイーン・エリザベスは2023年に続き、2024年も3月~5月にかけて、ゴールデンウィークをはさみ、東京発着にて6クルーズ実施します。2023年クルーズでは完売した人気のグリルクラスの客室も今ならお取りすることができます。ぜひ、ご検討下さい。
英国の伝統と格式あるクイーン・エリザベス、日本にいながらにしてお客様一人一人が主人公となる、華やかなガラ・イブニングをお楽しみ頂ける旅に出かけてみませんか?
船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987
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フィッシュ&チップスでエールを傾ける、クイーン・エリザベスで英国式パブ体験を
お洒落をして粋なバーを訪れたいところですが、今夜は家吞みを楽しみましょう。今宵はお気に入りのグラスにきりっと冷えがビールを注いで、戯言に付き合って下さい。ところで、パブとバーの違い、ご存じですか?バーといえば、お話の上手な女性が接待してくれて、カラオケが歌える?、確かにそんなお店もありますが、話は英国の過去に遡ります。
パブの語源はPublic House(パブリックハウス)。社交の場、という意味で、19世紀に英国で全盛期を迎え、劇場や宿泊施設に併設されていました。ビールやスコッチウイスキーのみならず食事も提供していました。バーは一説によると開拓時代、英国からの移民(渡り鳥)が米国のバー(止まり木)で疲れた体(羽)を休めたことに由来するお酒を提供する場所です。あれ、ビールの泡が消えそうですか?どうか一口飲んで続きを聞いて下さい。
港町神戸には昭和初期まで外国航路の客船が多数寄港し、士官をもてなすオーセンティック・バー(本物のバー)が存在しました。その流れを汲み、今でも白のフロックコートを着用した寡黙なバーテンダーが、村上春樹風に言えば「きちんとした」手順でシングルモルトウイスキーやオニオンカナッペなどのおつまみを出しています。このようなバーは食事前、あるいは食事後に訪れる場所ではあるものの本格的な食事はできません。
英国のパブはバーとは異なり、食事もできるので、今でいうファミレスの要素も兼ねています。そのメニューを代表するものが英国のファストフード、“フィッシュ&チップス”です。
フィッシュ&チップスは英国なら知らない人はいない、というほどポピュラーな一品ですが、日本では家庭で日常的に作ることはまずないですし、同じファストフードならハンバーガーに押され、外食店でもあまりお目にかかりません。そこで、2023年に日本を訪れる客船、クイーン・エリザベスのパブ、GOLDEN LION(ゴールデン・ライオン)でも提供されているフィッシュ&チップスとはどのようなものかをご紹介します。
おや、メニューにはFish&Chipsとは書いてありません。Beer Battered Atlantic Codです。どういう意味なんでしょうか?典型的なレシピを調べてみると、アトランティック産の鱈(タイセイヨウダラ)に衣をつけて揚げたものなのですが、どうも衣に秘密があるようです。 日本の天ぷらの衣の材料は薄力粉、氷水、卵。かたやフィッシュ&チップスの衣(Battered)は、小麦粉の他、コーンフラワー、重曹など、そしてビールを入れているのです。ビールの炭酸があのふわっとしながらもサクっとした食感を、苦みが大人好みの味わいを醸し出しています。衣にビールを使っているのですから、ビールのお供に合わないわけがありません。
付け合わせはもちろん、ポテトです。英国のチップスはフレンチフライドポテトのことで、日本の人気スナック、ポテトチップスではないそうです(英国では薄切りポテトを揚げたものはCrispsクリスプスと言います)。
その他に青豆をゆでて潰したものと、タルタルソースが添えられています。日本でもお馴染みのマヨネーズにタマネギ、ピクルスなどの薬味を加えてたソースですが、こちらの語源はタタール人(中央アジアモンゴル帝国の遊牧民)に由来します。彼らがタラゴンというヨモギ科のハーブを好んでいたことから、タルタルソースにも風味付けにタラゴンが加えられています。
さて、つまみも決まっていよいよビールに取り掛かりましょう。GOLDEN LIONのメニューにはキュナードと特別に提携し、船内でしか飲めないクラフトビールがあります。完全手作りのDARK REVOLUTION醸造所は英国の中では水が潤沢なソールズベリーにあり、キュナードに3種類のエールを提供しています。その名もキュナード・レッド、ブラック、ゴールド。手間のかかる低温殺菌でそれぞれ異なったフレーバーの旨味を十分に生かしたクラフトビールです。飲み比べセットもあるようなので、クイーン・エリザベスに乗船したら是非、英国本場のエールをお試しになってはいかがでしょうか?
クイーン・エリザベスは2023年に続き、2024年も3月~5月にかけて日本に寄港し、東京発着で6クルーズ設定しています。2023年はお蔭様でほぼ完売、2024年は人気のグリルクラスのお部屋もまだお取りできます。ぜひ、ご予約ご検討ください。
英国の伝統と格式あるクイーン・エリザベス、日本にいながらにして英国パブの気分を満喫できる旅に出かけてみませんか?
船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
【郵船トラベルクルーズセンター】
■東 京☎ 03-5213-9987
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■福 岡☎ 092-475-0011
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営業時間:午前10時~午後5時(土日祝休業)
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2023年、クイーン・エリザベスの船上にビートルズが登場?ブリティッシュ・ミュージックに浸る夜
1966年(昭和41年)、あなたは何歳でしたか(まだ生まれていない?)。当時、ティーンエイジャー(10代の少年少女)だった方にとって、青春の1ページに刻まれた大きな出来事の一つはビートルズの来日公演だったのではないでしょうか。6月30日の夜から3日間、5回の公演が日本武道館で行われ、2日目の昼公演はその日の夜にTV放映、日本中の若者が熱狂しました。
ビートルズのグループとしての活動期間は1960年~1970年の約10年間。英国の港町、リバプール出身の4人の若者は世界中を魅了し、音楽シーンに革命をもたらしました。現代でもCM、ドラマ、番組のタイトル曲(例:なんでも鑑定団/HELP!)などに多用され、日本でも年代にかかわらず誰しも1度はビートルズの楽曲を耳にしたことがあるかと思います。
ビートルズは無名のころ、リバプールのライブハウスCAVERN CLUB(キャヴァーン クラブ)で演奏活動をしていました。このライブハウス、1957年創業の超老舗、現在も経営が続けられていて、ローリング・ストーンズやエルトン・ジョン、U2など英国を代表する有名なミュージシャンが出演しました。
日本でも、CAVERN CLUBと同名のライブハウスが1981年に六本木に開店。連日、演奏や歌声のみならず外見も「ビートルズそっくりさん」のライブパフォーマンスが行われ、往年のファンはもとより、若い世代にも大人気でした(2019年に閉店)。さて、本家のCAVERN CLUBにも世界的に有名な英国のビートルズのトリビュートバンドが出演しています。
その名はズバリ“THE BOOTLEG BEATLES”(ザ・ブートレッグ・ビートルズ BOOTLEGの意味は海賊版)。このバンド、メンバーの入れ替えはあるものの、1979年より42年間活動を続け、ただの「そっくりさんショー」ではありません。
米国を皮切りにビートルズが過去にライブツアーを開催した世界中の会場をたどり、ロイヤル・アルバート・ホール(ヴィクトリア女王の夫に捧げられた演劇場)では22回、日本武道館でも公演しています。その公演回数は4,500回以上、2002年にはポール・マッカートニー、ブライアン・メイ(クイーンの元メンバー)、フィル・コリンズなどが出演したゴールデン・ジュビリー(女王エリザベス二世の在位50周年)を祝う式典のひとつ、バッキンガム宮殿の庭で開催されたロック・ポップスコンサートにも前座として参加しました。
ビートルズは1965年、英国の外貨獲得に大いに寄与したとされ、女王エリザベス二世よりMBE勲章(大英帝国勲章)を授与されていますが、ザ・ブートレッグ・ビートルズも「トリビュートバンド」とはいえロイヤルファミリーとの縁を感じます。
2023年4月から5月にかけて、その女王の名を冠したクルーズ船、クイーン・エリザベスが日本に寄港します。横浜発着は4コース設定されいますが、2023年4月19日横浜出港の【Q315】新緑の日本周遊と韓国10日間はテーマクルーズとして「ベスト・オブ・ブリティッシュ ~英国ミュージック&ビートルズ~」を日本周遊クルーズでは初めて実施します。このテーマクルーズのスペシャルゲストとしてザ・ブートレッグ・ビートルズの出演が決定しました。
ザ・ブートレッグ・ビートルズは、ビートルズのヒット曲を完全に再現し、高い評価を受けている世界最高峰のビートルズバンドです。当時さながらの衣装や楽器を使い、ウィットに富んだステージトークや抑揚あるヴォーカルなど細部に至るまでビートルズを再現、全世代のビートルズファン必見です。
彼らのライブパフォーマンスの他、UKポップス&ロックなどの音楽、英国にゆかりのある映画など、10日間を通じて英国の様々な側面からテーマに沿ったイベントなどを体験していただけます。英国に気軽に行くことができない今、なんとわくわくする内容でしょうか!
このクルーズは秋田から九州まで、津軽海峡を通航し、季節の良い時期に日本を一周します。2022年8月31日(水)までにBA~CB(海側バルコニー)を2名1室でご予約いただいた方はお得な価格設定となる早期予約特典をご用意(区間クルーズは対象外)、お1人でBA~CBをご予約される場合はシングル料率が175%→150%となるソロクルーズ特別代金も設定しています(早期予約特典との併用は不可/区間クルーズはBA~BFのみ対象)。
英国の伝統と格式あるクイーン・エリザベスで、船内はブリティッシュ・ミュージックに一色に染まる特別なクルーズ、日本にいながらにして英国を満喫できる旅にいきませんか?
船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
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