【春の楽しみが増えました】にっぽん丸は3月に出発するふたつのクルーズを追加発表しました。<12月14日(水)発売です>
にっぽん丸は12月15日よりモーリシャスプレシャスクルーズを実施しますので暫くお別れです。2月1日からの国内クルーズを再開し、3月24日出発の「にっぽん丸ファミリークルーズ」まですでに発売しておりますが、3月5日出発「名古屋発着 春の小笠原クルーズ」、3月26日出発「にっぽん丸 春の船旅」の2本が新クルーズとして追加発表となりました。
販売開始は12月14日(水)の10:30~となり、郵船トラベルでは本日より発売前の受付を行います。特に、デラックス、スイートをご希望のお客様はお早目のお問合せをおすすめ申し上げます。
※2023年4月~9月の新クルーズも本日発表となりました。新クルーズについてはこちらのブログをご覧ください。
<にっぽん丸 3月の追加クルーズ>
☆無料連絡バスや船外イベントなどがクルーズ代金に含まれています
♥クルーズのポイント OPオプショナルツアー(別料金)
●2023年3月5日(日)▶3月10日(金) 春の小笠原クルーズ 6日間
名古屋~(鳥島・孀婦岩通過)~父島(1停泊)~(航海日)~名古屋
♥ザトウクジラのダイナミックなジャンプが期待できる季節です。
OP小笠原ホエールウォッチング
OPウェザーステーション展望台と小笠原海洋センターでウミガメのエサやり体験
※名古屋出航は17:00ですが、集合時刻は10:00~11:00を予定しています。
※小笠原クルーズ乗船者は原則としてワクチン接種2回以上が必要となります。
■クルーズ代金(2名1室利用のお1人様代金/※デラックスシングルを除く)
グランドスイート 1,215,000円
ビスタスイート 855,000円
オーシャンビュースイート 740,000円
ジュニアスイート 730,000円
デラックスシングル 655,000円※
デラックスベランダ 570,000円
デラックスツイン 520,000円
スーペリアーツイン 320,000円
コンフォートステート 295,000円
スタンダードステート 270,000円
●2023年3月26日(日)▶3月31日(金) にっぽん丸 春の船旅 6日間
横浜~(航海日)~宮崎~(音戸の瀬戸/通船)~徳島~横浜
♥宮崎では約2,000本の桜と30万本もの菜の花が見守る西都原古墳群を訪れます。
☆音戸の瀬戸では現地の船に乗り換えての船遊び。徳島からは約100万本の菜の花が咲く「あわじ花さじき」または脇町の「うだつの町並み」のいずれかを追加代金なしで訪れるツアーをご用意します。
■クルーズ代金(2名1室利用のお1人様代金/※デラックスシングルを除く)
グランドスイート 1,215,000円
ビスタスイート 855,000円
オーシャンビュースイート 740,000円
ジュニアスイート 730,000円
デラックスシングル 655,000円※
デラックスベランダ 570,000円
デラックスツイン 520,000円
スーペリアーツイン 320,000円
コンフォートステート 295,000円
スタンダードステート 270,000円
■ (航海日):海上を通航または錨泊します。
■ 寄港地でのオプショナルツアーは別料金となります。
■ 感染症の拡大防止、気象・海象条件、最少催行人員未達、その他の事情(発着地や寄港地の受け入れ状況等)により運航スケジュール、イベントを変更または中止する場合があります。
※本ブログで使用している画像はすべてイメージです。自由行動で訪れることができる場所も含まれています。
この他のにっぽん丸コースの一覧はこちらをご覧ください。ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
【郵船トラベルクルーズセンター】
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
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営業時間:午前10時~午後5時(土日祝休業)クルーズセンターマップはこちら。
年末年始の休業日:12月29日(木)~1月3日(火)
小笠原クルーズは船上からの眺めにもご注目!東京都区部から1,200km離れた海上に浮かぶ「硫黄島」。さて、なんの形に見えますか?
J’ai montré mon chef d’oeuvre aux grandes personnes et je leur ai demandé si mon dessin leur faisait peur.(そこでぼくは、ぼくの傑作を大人に見せて、この絵を見て怖いと思うか尋ねた)。
Elles m’ont répondu: “Pourquoi un chapeau ferait-il peur?”(大人たちは答えた。「なんで帽子を見て怖いと思うんだい?」)。
え?いきなりフランス語?って小笠原クルーズと何が関係あるの?いえいえ、なにも関係ありません。この絵には見覚えありますよね。そうです、サン=テグジュペリ(Saint-Exupéry)の童話「星の王子さま(Le Petit Prince)」の第一章に登場する象を丸呑みしたヘビ(Boa)の挿絵です。
硫黄島(いおうとう)についてブログを書いてほしいと言われ、筆者は少し戸惑いました。第二次世界大戦末期の昭和20年(1945)、硫黄島の戦いで日米併せて約5万人が戦死・戦傷した激戦地であることが頭をよぎったからです。
戦後すでに77年もの時が流れ、かつての激戦地へクルーズする平和な日々を過ごすことができるようになりました。観光情報としてご紹介することが不謹慎なことかとも思ったのですが、そうではなく、母国を守ろうと戦い、犠牲となった兵士を「忘れない」ことが英霊を慰めることになるのだと、思いなおしました。
そこで、硫黄島の画像を探していますと、ふと「星の王子さま」の挿絵が思い浮かんだのです。そう、海上から見るとまるで象を飲み込んだヘビのよう!上空から見ても平べったいツチノコ?に見えてしまいます。
サン=テグジュペリはフランス軍のパイロットでしたが、太平洋は横断していません。上空からもし硫黄島を見たらどう思ったのでしょうね。
硫黄島は東京都区部、グアム島、南鳥島、沖縄本島からそれぞれ1,200kmから1,300kmほど離れた日本の排他的経済水域(EEZ)南端部に位置し、東京都であり小笠原諸島に属しています。父島からは南南東に約275km離れ、1年に1度程度小笠原からの観察クルーズ(上陸はしません)が実施されることがあるのですが、通常民間人は訪れることはできません。
【排他的経済水域(EEZ)とは】
領海の基線からその外側200海里(約370km)の線までの海域(領海を除く。)並びにその海底及びその下です。
なお、排他的経済水域においては、沿岸国に以下の権利、管轄権等が認められています。
1.天然資源の探査、開発、保存及び管理等のための主権的権利
2.人工島、施設及び構築物の設置及び利用に関する管轄権
3.海洋の科学的調査に関する管轄権
4.海洋環境の保護及び保全に関する管轄権
(参考資料:海上保安庁 海洋情報部ホームページ)。
現在、硫黄島には海上自衛隊と航空自衛隊の基地が置かれていて民間人は居住していないのですが、戦前は島民が居住していたこともあり、硫黄採掘やサトウキビの栽培などを行っていたそうです。とはいえここは活火山の島、地熱が高く、島のいたるところに噴気口があり、島の名の由来となった硫黄の臭いが立ち込めているそう。
海底からの比高は推定2,000m以上、海上からは標高170mの「摺鉢山(別名パイプ山)」が最高峰。これが象を飲み込んだヘビならぬ、伏せたすり鉢に見えるようです。また、白煙が昇る姿はパイプにも見えたかもしれません。
かつて1度も大陸と地続きになったことのない小笠原諸島、独自の進化を遂げた固有種の宝庫で冬から春にかけてはザトウクジラが子育ての場所に選び訪れます。とても魅力的な場所なのですが、唯一の難点は本州から遠いことと空港がないこと。定期船でも東京から24時間かかります。
それもあって、クルーズの目的地には最適、今回ご紹介した硫黄島まで南下する航路を行うクルーズは少ないのですが、小笠原までには途中、海上に忽然と現れる孤高の姿が印象的な「孀婦岩(そうふがん)」やかつては有人離島で羽毛の採取が行われていた「伊豆の鳥島」付近を航行します。
これらはすべて東京から南硫黄島まで連なる急峻な火山列島の先端部、ヘビが飲み込んでいたのは象ならぬ、巨大なエネルギーを秘めた2,000m級の火山だったのです。サン=テグジュペリが「星の王子さま」の中でキツネに語らせる名言がぴったりかもしれません。
On ne voit bien qu’avec le cœur. L’essentiel est invisible pour les yeux.(大切なことは目にはみえない。心でしかよく見えない)。
今はとても穏やかに見える島々には、かつて多くの犠牲者をともなう火山噴火や戦禍の歴史をはらんでいます。現在の平和を享受しながらも、それらの歴史にも目を向けてクルーズを楽しんでいただければ幸いです。
東京都島嶼部についてはこちらのブログもご覧ください。
♥クルーズでしか訪れることができない秘島の魅力、ドラマティックな東京都島嶼部をEEZ南端の南硫黄島まで、小笠原クルーズで探訪してみませんか
小笠原の魅力についてはこちらのブログもご覧ください。
♥ボニンブルーに染まる小笠原諸島で亜熱帯の固有種に出会い、マリンリゾートをエンジョイしませんか!
♥小笠原からの嬉しい便り ~奇跡の遭遇!アオウミガメ2000キロの旅~
いかがでしたでしょうか。小笠原へのクルーズは夏も人気なのですが、ザトウクジラが訪れ、ホエールウォッチングに最適な春もおすすめです。ぱしふぃっく びいなすがクルーズ事業を廃止するため、2023年の春はにっぽん丸だけが小笠原を訪れます。以下のクルーズが実施されますので訪れてみてはいかがでしょうか。
<にっぽん丸>
2023年2月9日(木)▶2月14日(火) 東京発着
●小笠原と硫黄島周遊クルーズ 6日間
●【東京都民クルーズ】小笠原と硫黄島周遊クルーズ 6日間
東京~(航海日)~父島(通船)~(硫黄島周遊)~(航海日)~東京
☆小笠原(父島)よりさらに約275km南下し、硫黄島までクルーズを楽しみます。
■東京都民クルーズはスーペリアツイン10室に限り10%引きで提供します。応募資格は東京都在住または在勤の方に限ります。
2023年3月11日(土)▶3月16日(木) 茨城県大洗発着
●春の小笠原クルーズ 6日間
大洗~(航海日)~父島(通船/停泊)~(航海日)~大洗
■無料シャトルバス(事前予約制):水戸市内(水戸京成パーキング・水戸駅南口)⇔大洗港
■有料送迎車プラン(タクシー・バス利用):首都圏、群馬県、栃木県、茨城県、福島県の各主要駅から大洗港への送迎も承ります。片道5,000円、往復10,000円(いずれもお1人様あたり)。詳細はお問合せください。
■大洗港駐車場無料留置プラン:大洗港では旅行期間中、無料駐車場をご用意いたします。
2023年3月17日(金)▶3月21日(火・祝) 東京発着
●春の小笠原クルーズ 5日間
東京~(航海日)~父島(通船)~(航海日)~東京
☆週末と春分の日の飛び石連休を利用して、現役の方やお子様でも参加しやすい日程です。
船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
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お急ぎください!【11月21日(月)申込締切】にっぽん丸、全国旅行支援対象クルーズを発表! オペラクルーズ&木更津発着 伊勢神宮クルーズ
飛鳥II、ぱしふぃっく びいなすに続き、にっぽん丸も全国旅行支援対象となるクルーズを発表しました。全国旅行支援対象クルーズは「にっぽん丸 オペラクルーズ」と「木更津発着 伊勢神宮クルーズ」です。今から予約される方も適用となるのですが、にっぽん丸はご自宅で事前のPCR検査を行っていただく都合で、お申込・お支払いの期日が11月21日(月)となります。ご希望の方はお急ぎお問合せくださいますようお願い申し上げます。
【全国旅行支援適用条件・諸注意事項】
■にっぽん丸 オペラクルーズ、木更津発着 伊勢神宮クルーズ、いずれも、にっぽん丸が実施する乗船前のPCR検査にて陰性の方は乗船者全員割引適用となります。クルーズ代金は一旦全額お支払いいただき、下船後にご指定の口座に返金いたします。
■【木更津市民クルーズ】にっぽん丸 木更津発着 伊勢神宮クルーズは市民クルーズ価格より全国旅行支援の割引が追加で適用されます。
■にっぽん丸の乗船には事前にご自宅にお送りするPCR検査キットでの検査と乗船前のPCR検査をお受けいただきいずれも陰性(低リスク)である必要があります。
■割引とは別に提供される地域クーポンは平日1泊につき3,000円、休日1泊につき1,000円の付与となります。各対象コースにお1人当たりの割引額と地域クーポンの金額を記載しています。地域クーポンはいずれも船内でご利用いただくことはできません。
■神奈川県地域クーポンは電子クーポンとしてQRコード入り書面を発行しお送りいたします。QRコードをスマートフォンで読み取り、店舗などで提示していただきます。下船後7日間以内に神奈川県内でご利用ください。スマートフォンのご利用が難しい場合には、QRコード入り書面をクーポン加盟店舗に持参し、店舗側でQRコードを読み込むことで利用することができる店舗もございますが、電子クーポンに比べご利用いただける店舗・施設に限りがございます。
■東京発着クルーズは、弊社の全国旅行支援(東京都分)が予算上限に達しましたので、対象外となります。
<にっぽん丸 全国旅行支援対象クルーズ>
♬2022年12月2日(金)▶12月4日(日) にっぽん丸 オペラクルーズ 3日間
~藤原歌劇団公演 歌劇 ヨハン・シュトラウス作曲「こうもり」~ (日本語上演)
横浜~<航海日>~横浜
◇全国旅行支援割引額・・・・・・・・・・・・・・・・・・最大10,000円
◇神奈川県地域クーポン(いざ神奈川)・・・・・・・・・・4,000円
オペラクルーズの魅力についてはこちらのブログもご覧ください。
2022年12月4日(日)▶12月6日(火)
● 木更津発着 伊勢神宮クルーズ 3日間
●【木更津市民クルーズ】木更津発着 伊勢神宮クルーズ 3日間
木更津~鳥羽(通船)~木更津
◇全国旅行支援割引額・・・・・・・・・・・・・・・・・・最大16,000円
◇千葉県地域クーポン(千葉とく旅)・・・・・・・・・・・・3,000円
◇三重県地域クーポン(みえ得トラベル)・・・・・・・・3,000円
ゲストエンターティナー:未唯(mie)
お申込・お支払い期日が迫っておりますが、いずれもとても魅力的なクルーズです。この機会にぜひ、にっぽん丸のクルーズをお楽しみになってはいかがでしょうか。
この他のにっぽん丸コースの一覧はこちらをご覧ください。ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
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【緊急のお知らせ】にっぽん丸 “モーリシャス プレシャスクルーズ”に待望の区間クルーズ登場!いいとこどりのシンガポール発着は完売必至、お急ぎ下さい。
にっぽん丸が商船三井グループとしてモーリシャスの環境保全に取り組み、クリスマス、年末年始をすごせる大航海、モーリシャス プレシャスクルーズはユニークな航路と全寄港地オーバーナイト(停泊)で、発表以来クルーズファンのみなさまから熱い視線が注がれています。
<モーリシャス プレシャスクルーズ スケジュール>
2022年12月15日(木)▶2023年1月31日(火) 48日間
横浜~石垣島(1停泊)~シンガポール(1停泊)~マーレ(1停泊)~ポートルイス(3停泊)~トゥアマシナ(2停泊)~シンガポール(1停泊)~横浜
久しぶりのロングクルーズで乗船を希望される方も多数いらっしゃるのですが、やはり48日間は長すぎる・・・そんな中、3つの区間クルーズが発売となりました。
いずれも募集人数が少なく、コンフォートステート、スーペリアツインのみの設定で、客室数限定となりますのでお急ぎご検討されますようおすすめ申し上げます。
3コースともシンガポールを発着港とし、羽田空港または関西空港から全日空またはシンガポール航空の直行便利用、特にAコースはまさにいいとこどりのクルーズとなります。
そこで、今回はシンガポールの気になる出入国事情などの最新情報をご案内をさせて頂きます。
<区間コース スケジュール>
2022年12月24日(土)▶2023年1月23日(月) Aコース 31日間
羽田空港または関西空港✈シンガポールー(カールトンホテル泊)ーシンガポール乗船~マーレ(1停泊)~ポートルイス(3停泊)~トゥアマシナ(2停泊)~シンガポール下船ーシンガポール✈羽田空港または関西空港
2022年12月15日(木)▶12月25日(日) Bコース 11日間
横浜~石垣島(1停泊)~シンガポール下船ーシンガポール✈羽田空港または関西空港
2023年1月22日(日)▶1月31日(火) Cコース 10日間
羽田空港または関西空港✈シンガポールー(カールトンホテル泊)ーシンガポール乗船~横浜
<利用航空会社の予定発着スケジュール>
変更となる可能性もありますが、現状では以下のいずれかの航空機利用となります。発着地はお選びいただけますが、航空会社はお選びいただくことはできません。( )は所要時間です。NH:全日空 SQ:シンガポール航空
【往路】12月24日(Aコース)、1月22日(Cコース)
羽田/シンガポール 1055/1740 NH841 (7時間45分)
羽田/シンガポール 0850/1525 SQ631 (7時間35分)
関空/シンガポール 1100/1655 SQ619 (6時間55分)
【復路】12月24日(Bコース)、1月22日(Aコース)
シンガポール/羽田 2220/0555+1 NH844 (6時間35分)翌日着
シンガポール/羽田 2245/0620+1 SQ636 (6時間35分)翌日着
【復路】12月25日(Bコース)、1月23日(Aコース)
シンガポール/関空 0130/0835 SQ618 (6時間5分)
<シンガポールへの入国/新型コロナウイルス対策>
10月20日時点での要点をご案内いたします。この他の渡航条件の詳細はパンフレットをご覧ください。今後の感染状況により変更となる場合があります。
■シンガポール入国に際して
新型コロナウイルスワクチン接種完了(シンガポール到着までに所定のワクチンの2回接種を終え2 週間を経ていること)等が必要です。この①ワクチン接種証明書の他、②電子医療申告、③SG Arrival Card(電子入国カード)とe-health declaration(電子健康申告書)をこちらのサイトより出発の3日前以後に提出していただきます。
また、入国後はTraceTogetherアプリのダウンロードが必要です。これらは入国する各自のスマートフォンより登録を行わなければなりません。提出方法などについてはお申込のお客様に別途ご案内いたします。
■シンガポールの新型コロナウイルス対策事情
1日の感染者数は減少傾向にあることから、徐々に緩和されています。
●ワクチン接種状況に応じた以下の安全管理措置は10月10日より解除となりました。参加者が500人を超えるイベント、レストラン、コーヒーショップなどの飲食店利用、グループサイズの制限、ソーシャルディスタンスなどは緩和されました。
●マスク着用:病院や介護施設、公共バスと鉄道などの公共輸送を除き、屋内、屋外でのマスク着用の法的義務を撤廃。ただし、日本発着便の航空機内においてはマスク着用となります。
<日本帰国時の対応について>
9月7日午前0時以降の日本入国より、ワクチン3回以上接種の方は現地出国時のPCR検査陰性証明書の提示が不要となりました。また、10月11日より、ワクチン接種回数に関わらず、入国時検査ならびに自宅待機は原則不要です。
ただし、ワクチン3回以上接種していない方については出発国のシンガポールにおいて出発時刻の72時間以内に発行された新型コロナウイルス検査証明書などが必要です。陰性証明取得には時間的制約があるため、ワクチン3回接種以上を旅行条件とする可能性がありますのでお含みおきください。
ほどんどの方がこの3年間、海外に渡航されていないかと思います。お客様から「海外旅行がしたくてたまらない」というお声も多数頂戴しています。特に寒い季節、年末年始を暖かな海外で過ごすのはなによりです。航空機利用にやはりご不安がおありなら、まだお取りできるお部屋もあるようですから横浜発着のフルクルーズを是非ご検討ください。みなさまからのお問合せを心よりお待ちしております。
*モーリシャス(ポートルイス)の魅力についてはこちらのブログをご覧ください。
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~いざ、幽玄の世界へ。能楽堂での能に浸るひととき~ にっぽん丸は一味違う芸術の秋へ誘います。
オペラに歌舞伎、自然の中や社寺でのスペシャルコンサート、いつも斬新な企画で新鮮な驚きと感動を与えてくれるにっぽん丸のエンターティメント、今回は和をテーマにした芸術の秋にふさわしいクルーズが実施されることになりました。
2022年11月19日(土)▶11月22日(火) 4日間
横浜~高知(停泊)~横浜
にっぽん丸 伝統芸能 お能クルーズ
秘すれば花なり。秘せずば花なるべからず
室町時代に活躍し、猿楽(当時の大衆演芸)を洗練された能に大成した「世阿弥」の芸論書『風姿花伝(ふうしかでん)』に書かれた有名な一節です。
鬼夜叉という物騒な幼名を持つ少年は12歳にして猿楽師の父が率いる大和猿楽「結崎座」に演者として出演していました。ある日の巡業場所は京都の新熊野(いまくまの)神社、父の観阿弥とともに獅子舞いを奉納、その優雅な舞いは鑑賞に訪れていた当時17歳の若き征夷大将軍、足利義満の心を一瞬にして虜にしたそうです。才気に溢れ、絶世の美少年であった世阿弥は義満の寵愛を受け、貴族の好む文化、芸術(和歌、連歌、香道、きき茶など)を学び、教養と洗練を身に付けていきます。
「秘すれば花」とは芸には秘事があり、一般公開しないので価値が上がるというような意味となります。観客が最初から驚きを期待するアクロバティックな猿楽とは異なり、奥が深く、慎ましやかな中に意外性のある演出を取り入れるからこそ観客に感動を与えることができる、そしてこれが能の「ブランド化」に繋がっていくのです。
今風に言うと世阿弥の考えた能のブランド・コンセプトは「幽玄」。広辞苑によるとこのように記載されています(一部抜粋)。
【幽玄】奥深く微妙で、容易にはかり知ることのできないこと。また、あじわいの深いこと。情趣に富むこと。能楽論で、強さ・硬さなどに対して、優雅で柔和典麗な美しさ。
幽玄の例としては少年(子方)が能面をつけないで舞台にいる姿や鬼の演目でも写実ではなく美しく舞うことなど。世阿弥は謡(うたい)、舞、楽器、豪華な装束や面(おもて)などの各要素の美が結集した能の神髄を「口伝」とし、家元制度にしたので幽玄の神秘性が増したと言われています。
なんだか小難しく思ってきた?・・・そんなことはありません(汗)、能も観客を楽しませるエンターティメントのひとつ、それではクルーズファンの皆様に、楽しく鑑賞していただくコツをご案内させていただきます。
能は元来野外で行われ、お寺や神社の境内に能舞台があり、夜にかがり火を焚いて上演する「薪能(たきぎのう)」が基本スタイル、現在のような屋内の能楽堂は明治以後に登場したそうです。今回は高知県立美術館内にある能楽堂での鑑賞となります。
舞台の正面の羽目板「鏡板(かがみいた)」には老松と呼ばれる松の絵が掲げられていて、舞台から左側には「橋掛かり」という廊下がのびています。舞台に緞帳はありません。
いよいよ能が始まります。まず演奏担当の「囃子方(はやしがた)」が左手より登場、正面奥に並びます。そして「地謡(じうたい/物語を歌で盛り上げる合唱団)」が右側に座ります。
今回は世阿弥の甥の子供、観世信光(かんぜのぶみつ)作とされる「船弁慶(ふなべんけい)」の後段が上演されるとのことで、どんな様子か見てみましょう(出演者は予定です)。
※シテ(主役)、ワキ(相手役)、ツレ(シテまたはワキの関係者)、子方(子役)、アイ(間狂言)。今回の義経役は、子役ではなく女性が演じる予定です。
半能「船弁慶」
■演者
シテ(平知盛)・・・・・・・・宝生和英
子方(源義経)・・・・・・・・葛野りさ
アイ(漁師)・・・・・・・・・・山本則重
ワキ(武蔵坊弁慶)・・・・村瀬提
ワキツレ(義経従者)・・矢野昌平
■囃子方
笛 小野寺竜一
小鼓 田邊恭資
大鼓 大倉慶乃助
太鼓 澤田晃良
■地謡
大友順、亀井雄二、藤井秋雅、石塚尚寿
チラシの「あらすじ」にある通り、頼朝の追手から逃れるため大物の浜(現在の尼崎)で静御前と別れた義経は弁慶とともに船に乗ります。すると、鎌倉軍に追い詰められ壇之浦で入水した平知盛(平清盛の四男)の怨霊が現れ激しい嵐が起こります。
大道具は船の形をした骨組みのみ、能は究極の「省略を美とする芸術」なので小道具や背景の変化はありません。お囃子やバックコーラスで嵐を表現し、目の前に荒れる海が広がり、怒り狂った怨霊が襲い掛かる様を観客に想像させます。
能の演目は200以上、貴族や武士と言った人間だけではなく、神、鬼、亡霊、妖怪、天女など異界のものたちが登場します。権力に虐げられたり、弱い立場に追いやられた者たちへの鎮魂の意味もあり、演者は面(おもて)を付けることにより、それらになりきり、あたかも憑依されているかのような摩訶不思議な世界に我々を誘います。言うなれば、能はこの世と異界のものたちを繋ぐ橋渡しを担っているのかもしれません。夜に薪の灯りだけで行われていた能、かなり怖いですよね。でも、これが能の醍醐味と言っても過言ではありません。
愛好者はともかくとして、日常的に能を鑑賞する機会は少ないかと思われます。今回は3日目の午後、ご希望の方全員を能楽堂にお連れします。ふたつの能を上演し、いずれも馴染み深い義経と弁慶の物語です。
言葉がわからなくとも、絢爛豪華な能装束、能独特のハコビ(すり足での歩行)やカマエ(基本姿勢)などをご覧になるだけでもお楽しみいただけるかと思います。もしかすると能の魅力に「嵌る」かもしれません。
本クルーズは和をテーマに、初の試みとして3回の夕食はすべて和食、土日が含まれている参加しやすい日程です。ぜひ、この機会に和のおもてなしと能の鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。
にっぽん丸のコースの一覧はこちらをご覧ください。ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
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