「港の風景」写真コンテスト2023
「港の風景」写真コンテスト2023が受付中です。
「港」をテーマにした写真コンテストです。最優秀賞は副賞10万円だそうです。秘めた未発表写真がありましたら、ぜひご応募ください。
クルーズや物流を支える「港」。興味深いテーマの写真コンテストですね。
詳細は主催者のホームページをご参照ください。
雨にも負けず、コロナにも負けず…。
飛鳥Ⅱは雨にも負けず、コロナにも負けず運航しています。
4月14日神戸港を出港した飛鳥は関門海峡を抜け、鳥取県境港経由で4月17日に金沢港クル-ズターミナルに入港しました。このターミナルについて少しご紹介します。
この新しいクルーズターミナルは昨年の6月にオープンしましたが、コロナ禍で最近までなかなか客船とのツーショットとはならなかったようです。ちなみに今回飛鳥Ⅱは2回目の寄港でした。
外観は日本海の白波をイメージした優雅な曲線屋根で全体的に上品な白でまとめられています。内装も凝っていて天井を支える2本の柱に加賀友禅、九谷焼、輪島塗などの石川県を代表する16の伝統工芸品が彩られています。2階には操船シュミレーターやレストラン、展望デッキなどもあり家族で楽しむのも良し、デートスポットとしても活用できそうです。
入港当日は小雨まじりのあいにくの天気でしたが、地元の皆さんが「密」にならないようにお出迎えをされていました。早くこのピカピカのターミナルでいろいろな船が大勢の方に出迎えられるシーンが見たいですね。
日本船3船揃い踏み
クリスマスが過ぎ、年末年始を目前に控えた横浜港。昨日12月26日は日本船3船が横浜大さん橋に揃い踏みという珍しい風景が見られました。
飛鳥II、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなす。3つの船が横浜港に揃う機会はあまりなく年に数回程度ですので、偶然見られた方はかなりラッキーかもしれません。
年末年始を海外のグアム・サイパンや、台湾で過ごすクルーズへと出かけるお客様、そのお見送りの方が、続々と詰めかける客船ターミナルは、華やいだ雰囲気でいっぱいでした。
クルーズカードを受け取って船に向かうお客様の心は既にお正月気分。
ちょっとお話をした方は、「和服を用意してきました。船内で着付けの先生もいらっしゃるので安心です」と、乗船の人ごみに紛れてゆきました。
船上で迎える新年、デッキから見る初日の出は格別のことでしょう。
どうぞ楽しいクルーズを!
伝統芸能を園児が!
先日の飛鳥IIチャータークルーズでの寄港地、別府にて。
春の冷たい雨に降られてしまった一日でしたが、出航時間には雨も上がり湯布院の「ひばり保育園」園児のこどもたちが「庄内神楽」の舞いでお見送りしてくれました。
庄内神楽は、安永7年(1778年)からつづいており、豊後神楽発祥の地から伝承されたものと言われています。
こどもたちの可愛らしいお遊戯と思いきや…とんでもない! これは圧巻、見事な伝統芸能です。
素晴らしくキレの良い舞いに目を見張ってしまいました。
聞くところによると、ひばり保育園は庄内町の伝統芸能「神楽」を特別保育の一環に取り入れて24年になるそうです。地域の文化を通して子ども達の心を育て、伝統文化を継承することによって、祖先の残した文化と郷土の良さを知ってほしいと願う思いがこめられていると聞きました。
岸壁で船を送り出す郵船トラベルのスタッフも感動してうっすら目に涙が…。
庄内神楽について:
庄内神楽は、「安永7年(1778年)に社家集団による神楽の奉納が行われた:という記録があり、豊後神楽発祥の地から伝承されたものと言われています。
地域ごとにある12の神楽座が、それぞれに庄内神楽の伝承活動を行っていましたが、平成元年に庄内町経済同友会が、「庄内神楽大会」を実施。それを機に「神楽の里・庄内」というイメージによるまちづくりに取り組んできました。平成2年には、「第1回庄内神楽祭り」を開催。その後神楽とジャズの共演「ミステリアスライブ」や月1回の「定期公演」等で多くの方が訪れています。また国内では東京近郊の出張公演や、海外ではハワイやオーストラリアでの公演を行った実績もあり、平成10年には『大分県知事表彰』平成21年には『地域伝統芸能大賞 地域振興賞』を受賞しています。