クリスタル・シンフォニーの船内です
先日、4月24日にクリスタル・シンフォニーが晴海ふ頭に寄港しました。クリスタル・シンフォニーは飛鳥IIと姉妹船。つんと尖った鼻先と優雅な後姿が特徴の、大きさも形もよく似た美人姉妹です。
出港直前の船内にお邪魔することが出来ましたので、写真でレポートいたします。
シックな色調でまとめられたお洒落なクリスタル・プラザ(ロビー)。船内の構造は飛鳥IIとほとんど同じですが内装で随分と雰囲気が違います。
船内の施設の多くがリド・カフェやパーム・コート(ティーサロン・バー)、シーホース・プールなど、飛鳥IIやクリスタル・セレニティと共通の名称となっています。
アメリカやロンドンで人気のノブ・マツヒサ氏監修のレストラン「シルク・ロード&寿司バー」。こちらも素敵なインテリアです。
このバーカウンターの他、テーブル席があります。
メインダイニングである「クリスタル・ダイニングルーム」。お皿にはアンティークな地図の柄が。クリスタル・クルーズはお食事も美味しいと評判です。
日本をイメージした落ち着いたインテリアのクリスタル・サロン(エステ)。優雅な気分でトリートメントが受けられそうです。
満船とのことで、残念ながら客室を見ることはできませんでしたが、欧米人のお客様が多くこれから始まるクルーズへの期待に船内は華やいだ雰囲気でした。
クリスタル・シンフォニーはこの日の夜、東京を出発し、青森〜小樽〜コルサコフ(ロシア)〜ペトロパブロフスク(ロシア)〜ダッチハーバー(アラスカ)〜スワード(アラスカ)〜グレーシャーベイクルーズ〜ケチカン(アラスカ)〜バンクーバー19日間のクルーズ出発して行きました。
この夏の厳選クルーズ!
このブログの読者の皆さんの中にも、これから初めてクルーズを体験する方がまだまだたくさんいらっしゃるかと思います。夏休みも近づいてきましたので、今日はそんな皆さんにおすすめするのに最適なコースを考えてみました。
■選定のポイント:
☆クルーズや船にこだわらず、一般的な旅行として幅広い年齢層の皆さんにお勧めできること
☆船旅の魅力をコンパクトに味わうことが出来ること
☆現役世代の皆さんに夏休みの旅行の候補としていただけること
■条件
その1:7月〜9月のツアーで週末を含むこと
その2:7日間以内の日程であること
その2:日本発着のクルーズであること
その3:寄港地があること(できたら国内と海外の両方)
その4:終日航海日があること
その5:親しみやすいカジュアルな船であること
いかがでしょう。アヒル船長の好みも含めて盛り盛りの条件にしてみました。
さあ、この条件をクリアするイチオシのツアーは………
(1)
【ダイヤモンド・プリンセス 横浜発着!気軽にクルーズ 長崎・釜山 6日間 <2015年7月3日(金)〜7月8日(水)>】
(2)
【ぱしふぃっく びいなす 多島美の瀬戸内海と音楽会クルーズ 4日間 <2015年7月12日(日)〜7月15日(水)>】
(1)のコースは、私アヒル船長も一昨年ボイジャー・オブ・ザ・シーズで経験してきましたが(船のサイズの関係で発着港は東京 大井ふ頭でしたが)、コンパクトな日程にいろいろな要素が詰まった楽しいクルーズでした。
(2)のコースは鉄板の瀬戸内海クルーズ。日本国内の寄港地は無いのですが、瀬戸内海クルーズがあるなら文句なしです。瀬戸の美しい島影と瀬戸三大大橋通過がハイライトの日本のエーゲ海を音楽が彩る…思う存分優雅な時間を過ごせそうです。
もちろん、上記以外にもお客様のご要望に合わせて専門スタッフが最適のプランをご案内しますので、お気軽に郵船トラベルまでご相談くださいませ。
飛鳥II 2015年10月以降出発のパンフレット
飛鳥IIの新しいパンフレットが到着しました!
鈴木英人氏による美しいイラストが表紙を飾る、2015年10月〜12月出発の国内&海外クルーズを掲載したパンフレットです。
すっかり定番となった人気のHULA ON ASUKA、名古屋発着小笠原クルーズ、区間コースも充実の南西諸島・台湾クルーズ、また、好評の音楽がテーマのクルーズが今年も再登場。ジャズ、弦楽三重奏、ザ・グレン・ミラー・オーケストラの演奏がクルーズを彩ります。
2015年12月出発の南極・南米ワールドクルーズも掲載。航路図を見るだけでワクワクしてしまいます。
全ツアーのラインナップおよび詳細は郵船トラベルのウェブサイトでご覧いただけます。パンフレットの請求も受け付けております。
http://www.ytk.co.jp/cruise/asuka2_2015_10_12.php
ファミリー向けのお部屋
前回「素朴な疑問 客室の定員編」で、クルーズ船の客室の定員は基本2名1室で、お部屋によっては3〜4名1室も可能ですよ、とご案内しましたが、夏休みシーズンも近づいていますので、ご家族やグループでクルーズを楽しみたい方の為に、少し補足させていただきます。
5名以上でご乗船いただく場合は、通常、2部屋お取りいただくことになりますが、その際、お子様だけで1部屋を利用することはできず必ず保護者の方が各部屋にいる必要があります。
でも小さいお子様がいたりして、全員一緒のお部屋を利用したい場合もありますよね。
そんな皆さま、ご安心ください。ファミリー向けのお部屋がある船もございます。
ファミリーの利用が多いカジュアルクラスの船にはファミリー向けのお部屋や、キッズルームなどお子様用の施設があったりしますので、小さなお子様連れでも気兼ねなく乗船していただけます。
例えば毎年ゴールデンウィークに日本寄港クルーズを運航する米国ロイヤル・カリビアン・クルーズ社のボイジャー・オブ・ザ・シーズには定員4〜6名の「ファミリー海側」、というお部屋があります。海外発着のフライ&クルーズでしたら、ディズニー・ファンタジー/ディズニー・ドリームに3〜5名の客室「デラックス・ファミリー・オーシャンビュー・ステートルーム」があります。
目的に合わせて船やお部屋を上手に選んで船旅をめいっぱい楽しんでくださいね!
※予約状況によっては上記のお部屋が手配できない場合もございますので、お申込時にご確認下さい。
博多港にクルーズ専用ターミナルがオープン
4月26日(日)に博多港のクルーズ専用ターミナル「クルーズセンター」が新たにオープンしました。
当日は国会議員を初め、博多のクルーズ関係者等が多数招待され盛大にオープニングセレモニーが行われました。
午後2時からの式典は高島宗一郎福岡市長の進行のもとに執り行われ、快晴のもとくす玉が割られ、新ターミナルの完成を祝いました。
これまで使用されていたクルーズターミナルは、プサンなどへの国際線定期航路用のカウンターしかないもので、飛鳥IIなどのクルーズ客船のチェックインの際はそのカウンターを間借りして、お客様の受付をしていました。また出入国管理のブースも8ブースしかなく、2,000人規模の大型客船が寄港すると手続きに2時間以上掛かっていましたが、新ターミナルでは20ブースとなり1時間以内に短縮される予定です。
博多港の外航客船利用者数は、22年間日本一で、外国船の寄港数も2014年度は99回、2015年度は、現時点で250回の入港の予約が入っているとのこと。日本の海の玄関として博多がますます盛り上がりそうです。
ちなみに、ターミナルの後ろに見えている客船はこの日入港していたコスタ・ビクトリアです。
お土産もいただきました。
お菓子だと思って開けたら…可愛いかまぼこでした!