日本郵船のドライカレー 〜氷川丸ドライカレー〜Vol.2

そんな日本の洋食文化の礎を築いた豪華客船の味を「幻の西洋料理ドライカリー」として甦らせたのが「郵船ナブテック株式会社」がレトルトパックとして販売している【氷川丸ドライカレーシリーズ】です。郵船ナブテックの松井部長によればかつて「氷川丸」で多くの人々を魅了した伝統のレシピに基づき、レトルトカレーとして忠実に復刻させたそうです。


横浜市長賞を受賞した「氷川丸ドライカレーシリーズ」

横浜市長賞を受賞した「氷川丸ドライカレーシリーズ」

この度、ヨコハマ・グッズ「横濱001」という横濱ブランドを審査・認定する審査会において2013年度・2014年度の横浜市長賞を獲得しましたと胸を張って説明してくれました。

通信販売でお手軽に購入できるとのことですが、店頭でも日本郵船歴史博物館のショップや日本郵船氷川丸の売店、高島屋の一部店舗でも販売されているそうです。一度、「ありし日の豪華客船伝統の味」をご賞味してみてはいかがでしょうか?
客船厨房秘伝の味 氷川丸ドライカリーシリーズ
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TEL:0120-07-2109


氷川丸ドライカレー調理例

氷川丸ドライカレー調理例

話の最後に、「このドライカレーを食べさせてくれるお店があるといいですね?」と質問すると、「実は関内駅そばに伝統の味を受け継いだレストランがあるんですよ」と教えてくれました。早速、仕事が終わった後にご案内していただけることになりましたが、そこでは思わぬ展開が待っていたのです。(続く)

日本郵船のドライカレーVol.1はこちらです。


投稿者名 影の横浜情報屋 投稿日時 2013年10月16日 | Permalink

輪島情報第二弾 輪島塗りに挑戦

輪島の漆塗り体験

輪島の漆塗り体験

能登輪島と言えば、朝市、千枚田、巌門、輪島塩、キリコ、海の幸、そして輪島塗です。約120の行程にて完成品となる精巧な工芸品は、美術館又は資料館へ訪問していただくと見学していただけますが、後継者の育成に力を入れていることを聞きました。日本の文化、歴史を守り続けて欲しいと思う次第です。
輪島市内には1時間ほどで漆塗りを体験できる工房もあり、オリジナルのMy箸を作製していただけます。料金は数千円。是非、輪島に旅行の際は、新しい体験をお勧めします!


投稿者名 ねずみ 投稿日時 2013年10月15日 | Permalink

輪島は羽田から近い

キリコ(切籠)会館より

キリコ(切籠)会館より

昨日、台風24号で強風の中、能登・輪島へ行ってきました。日本初の世界農業遺産に認定された輪島で感じたことは、我々に大切な”おもてなし”があることです。街中で会う人々、皆さんから受けた感想です。荒々しい日本海、熱いものを感じさせる御陣乗太鼓とキリコ祭り、そして奥の深い輪島塗等々。好きになりました。そして、関東地区の方々には羽田から能登空港まで約1時間。空港から輪島市まで車で約20分と近〜い。是非、足を延ばしてください。
また、客船で輪島入港もおすすめです。


投稿者名 ねずみ 投稿日時 2013年10月11日 | Permalink

春休みのクルーズ追加設定コース-小笠原もあります。

ぱしふぃっく びいなす 3月春休みのクルーズに2コース追加設定されました。

【ぱしふぃっく びいなす 世界自然遺産 小笠原クルーズ(名古屋発着) 5日間<3月26日(水)出発>】

春休みを利用して「小笠原諸島」へ。水曜日出発の日曜日帰着です。
2歳以上小学生以下のお客様の旅行代金は大人の50%という
ご家族でご参加いただきやすいコースです。

【春の名古屋・横浜ワンナイトクルーズ 2日間<3月30日(日)出発>】

日曜日夕方名古屋から乗船、月曜日朝横浜着のワンナイト・クルーズ。ドレスコードもすべてカジュアルですのでお気軽にご参加いただけます。
サロンクラスキャンペーン対象-スイートルーム、ロイヤルスイートルームがお得な代金でご利用いただけます。



投稿者名 mojimoji 投稿日時 2013年10月10日 | Permalink

日本郵船のドライカレー

欧州航路で運航されていた「三島丸」 「郵船式ドライカレー」は船上で日本人コックが考案されたと伝えられています。(資料提供:日本郵船歴史博物館)

欧州航路で運航されていた「三島丸」 「郵船式ドライカレー」は船上で日本人コックが考案されたと伝えられています。(資料提供:日本郵船歴史博物館)

郵船トラベルクルーズセンター横浜のある日本郵船歴史博物館周辺を歩くとカレー専門店やインド料理店などカレーが食べられるお店が実に多いことに気がつきます。喫茶店でもカレーライスをお店の看板メニューにしていたりします。何故このように「カレー」を提供しているお店が多いのでしょうか?どうやらこれは、関内界隈が港町であることに起因しているようです。


絵柄も美しい「三島丸」のディナーメニュー(資料提供:日本郵船歴史博物館)

絵柄も美しい「三島丸」のディナーメニュー(資料提供:日本郵船歴史博物館)

毎日大海原を行く船では船員が曜日の感覚を忘れないように毎週金曜日に船の食事としてカレーライスを提供していたことは良く知られていますが、横浜港大桟橋周辺でも船の食事として定着したカレーを食べさせるお店が次第に増えていったと考えられます。まさに船の歴史とともに発展してきた街だからかも知れません。


「三島丸」のディナーメニューの拡大写真 一番下の行に「Dried Curries」という英文が読み取れます。(資料提供:日本郵船歴史博物館)

「三島丸」のディナーメニューの拡大写真 一番下の行に「Dried Curries」という英文が読み取れます。(資料提供:日本郵船歴史博物館)

日本郵船でも戦前より欧州航路の客船にて「ドライカレー」として提供されてきたようですが、「郵船式」と呼ばれるこのドライカレーのルーツを辿ると明治44年にまでさかのぼります。当時の欧州航路の日本人コックが考案したと語り継がれていますが、チャーハンのようにカレー粉をご飯に混ぜていためたものとは異なり、ひき肉や野菜のみじん切りをカレー粉とともに煮詰めたものをご飯にかけて食べるものでオリジナリティ溢れる人気メニューであったようです。(続く)
参考文献:「日本郵船 航跡 ドライカレーと福神漬け」より


投稿者名 影の横浜情報屋 投稿日時 2013年10月07日 | Permalink