清水港の夜景 〜出港する飛鳥IIから
明けましておめでとうございます。
本年も郵船トラベルと「クルーズ部ろぐ」をどうぞ宜しくお願いいたします。
さて、まだまだ続く【飛鳥II 日本郵船チャリティークルーズ】の乗船レポート。
ディナーとショーが終わり、船内がハワイアンミュージックとダンスのステージで盛り上がる中、飛鳥IIは清水港を後にして、横浜へ向けて出航したところです。
出港風景を見ようとスカイデッキ(12デッキ)のオープンデッキ部分に出てみました。外はすっかり夜。先程の柔らかい夕景はくっきりと冴えた夜景に変わっていました。左舷後方に清水港のイルミネーションがだんだんと遠ざかってゆきます。
せっかくなので、先程ご紹介したイチオシのスポット、船尾デッキへ行ってみましょう。
オープンデッキ伝いに船首から船尾方向へ移動中です。さすが最上階のデッキです。港からだと見上げる高さの「ASUKA2」の船名プレートが目の前にあります。
到着しました。ここが船尾デッキです。 ライトアップが闇に映えて何とも幻想的な雰囲気。いつまでも眺めていたい景色です。遠くに清水の街の灯が見えます。
2012年最初のブログは、私の大好きな景色で締めさせていただきました。これからも時にミーハーに、時にマニアックにクルーズの話題をお届けしたいと思います。
「カジノはいかが?」に続く…
ハワイアンの夕べ
清水港出港時刻と同時の9時半からは11デッキのパームコートでハワイアン・ミュージックとダンスのショーが始まりました。
ハワイ出身のクルーズディレクター、ボブ田中氏率いるメンバーによる陽気なステージが繰り広げられます。10月初旬ながら日中は30度を超す暑い1日だったので南国風のショーがぴったりです。
バーカウンターも南国風にレイが飾り付けられたりして、いい雰囲気です。
飛鳥IIのオリジナルカクテルもありました。オレンジ色のほうはノンアルコール。お酒が苦手な方も雰囲気を味わえます。このカクテルについては次回以降のブログで改めて語らせていただきます!
音楽とダンス、そしてカクテルで盛り上がる中、窓のそばにいるお客様から「あ、動いた」という声が。パームコートの大きな窓の向こうで清水の夜景が少しずつ動き始めています。飛鳥IIが静かに出航したのです。いよいよ清水港も見納め。ちょっと外のデッキに出てみます。
カクテルタイム
ディナーと、由紀さおりさん&安田祥子さんスペシャルコンサートの後は、クルーズのナイトライフが始まります。
ナイトライフといえばまずはバー。飛鳥IIの中でバーと言うと、11デッキの「ビスタラウンジ」と、6デッキの「マリナーズクラブ」です。
まずは11デッキのビスタラウンジに行ってみましょう。
船首部分にあって大きな窓で囲まれたビスタラウンジは、窓の外の景色もインテリアの一部。窓の外が夜景になると昼間とはがらりと違った雰囲気になります。
照明も夜仕様になり、座席の後ろに配された仕切りのガラスには水の泡のような淡いグリーンのライトアップが現れて幻想的な雰囲気です。
時刻は間もなく出港時間の9時半になろうとしてるところです。停泊中の飛鳥IIの窓の外に広がるのは清水の夜景。観覧車が分かりますか?
こちらはバーカウンター。高めのスツールが外国のバーのような風情です。このあたりはクリスタルクルーズ時代の名残でしょうか。
お隣のパームコートでは、出港時刻に合わせてハワイアンミュージックとダンスのステージが始まりました。こちらにも音楽が聴こえてきます。
「ハワイアンの夕べ」に続く…
由紀さおりさん&安田祥子さんスペシャルコンサート♪
10月6日夜の船上エンターテイメントは「由紀さおりさん&安田祥子さんスペシャルコンサート」でした。
あの歌声を生で聴くことができたのは感動です!
きらきら光るブラックドレスに真っ白なファーを羽織ったお揃いの衣装で登場したお2人。この日のドレスコード「インフォーマル」に合わせて華やかにドレスアップした客席のお客様を見回して
「あら〜、皆さま、あでやかな装いで…!」
第一声から会場の笑いを誘うトークと、美しい歌声とハーモニーに釘付けでした。
「子どもさん達はね、私たちのコンサートに来ても退屈して遊び始めてしまうんですよ。」
お2人のおっしゃる通り、曲目こそ誰もが知っている童謡や唱歌ですが、じっくりと聴きたい正統派の歌唱です。
この船上コンサートの直後、由紀さおりさんがアメリカの人気ジャズ・オーケストラ「ピンク・マルティーニ」と組んだアルバムが世界各地で大反響となっているというニュースが流れました。日本の往年のポップスを日本語で歌ったアルバム『1969』がアメリカやカナダのチャートでも1位に。
YOU TUBEでも大評判だそうです。
Pink Martini with Saori Yuki. "Taya Tan" live in Tokyo - YouTube
さらに、このクルーズから10日後の10月17日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われたマルティーニのコンサートにさおりさんが招かれ、観客総立ちで絶賛されました。すごいですね!
このタイミングで船上コンサートを聴くことができたお客様は本当にラッキーでした。巨大なコンサートホールと違って船内ではステージと客席が近いですし、何と言っても豪華クルーズ客船でのコンサートなので特別感がありますね。 お客様からのリクエストコーナーや、お2人のコミカルな掛け合いも楽しく、あっという間の1時間でした。 由紀さおりさん、安田祥子さん、素敵なコンサートを有難うございました。 由紀さおり・安田祥子 安田音楽事務所 公式サイト
「カクテルタイム」に続く…
クルーズで祝う結婚記念日
クルーズ第2夜のディナータイムがやってまいりました。この日のドレスコードはインフォーマル。インフォーマルは男性はスーツ、女性はスーツやワンピースでちょっと改まった服装です。
華やいだ雰囲気のダイニングでお食事が始まりました。
前日同様、ディナーはアペタイザー、スープ、メイン、デザートそれぞれ好きなものを選べます。
アペタイザーは「パテ・ド・カンパーニュ ブラッドオレンジのサングリア風味」、「生ハムとゴールデンキウイ ミモレットチーズ添え」。
スープは「地鶏のブイヨン モリーユ入り」、「カリフラワーのポタージュ」、「黄金桃の冷製スープ」。
シーフード「海の恵み 魚介フラン カプチーノ仕立て」。
メインは「鹿児島産黒毛和牛ロース肉の網焼き 熊本産肥後むらさきとえエシャロットのサンドウィッチを添えて しゃきしゃき山葵ソース」、「香草でマリネした骨付き子羊のグリル 黒胡椒風味」、「舌平目のポアレ 熊本産肥後むらさきのブレゼ添え」。
軽めのメインも2つ用意されていました。「軽く焼いた小イカの詰め物 ハーブ飾り」、「季節の温野菜料理」。
メインのお肉はラムにするかビーフにするか迷った挙句にビーフにしました。
お口の中でとろける様なやわらか〜くジューシーなビーフでした。
こちらはデザートたちです。左から「アップルタルトにメープルアイスを添えて」、「カシスのムース フルーツソース」、「チーズケーキのチョコラーテソース」。
同じテーブルのスタッフの分も撮影できたので3種類全部です♪
素敵だったのは、結婚記念日を船内でお祝いしたお客様。ご結婚21周年、お嬢様が飛鳥IIと同じ20歳だそうです。おめでとうございます!!