出航!紙テープ投げの極意!?

豪華客船の出航シーンといえば、船のデッキと岸壁を結ぶ色とりどりの紙テープ。実際に今でもやってるの…?
はい。やっぱり出航シーンには紙テープが登場します。今回は船の上から「投げる側」の様子をレポートです。


デッキのちょうど正面が客船ターミナルの見送りテラス

デッキのちょうど正面が客船ターミナルの見送りテラス

場所は神戸港。2010年10月のチャータークルーズ「ぱしふぃっく びいなす種子島・天草クルーズ」の出航シーンです。

神戸港中突堤(なかとってい)の客船ターミナルは、神戸メリケンパークオリエンタルホテルの1、2階部分に入っています。客船をイメージしたホテルに、実際の客船が並んで停泊するので、ちょっと楽しい風景になります。ターミナルのテラスにはお見送りの方の姿が見えます。


シャンパンが朝日にキラキラ

シャンパンが朝日にキラキラ

乗船してお部屋も確認し、出港を待つひととき、乗客の皆さんはデッキに出て賑やかなブラスバンドの演奏に包まれ、シャンパンなどをいただきながら出航セレモニーを楽しんで過します。
快晴の神戸港。青空の下、潮風に吹かれながらクルーズ客船のデッキで朝からシャンパン…何と優雅なのでしょう。
これから始まる4日間のクルーズに向けて、わくわくした空気が漂います。


紙テープ登場

紙テープ登場

そんななか、船のデッキでは何やらカラフルなものが目の端に映ります。あれはもしかして…。そう、船のスタッフの方が紙テープ投げのテープを配っているのでした。


奥に見えるのが神戸タワーとボーディングブリッジ

奥に見えるのが神戸タワーとボーディングブリッジ

すかさず、1つ確保。もらって早速投げている方もいます。うーん、ホテルのテラスまで届かせるのは結構難しそう。飛距離が出ずに、下の岸壁に落ちてしまうのですね。お見送りの方の手に届かせるのは、かなり大変そうです。
なにかコツがあるのかも、と周りをきょろきょろ見回していると、デッキの乗客の間に「おおっ」という歓声が上がりました。見るとピンク色のテープが一筋見事に飛んでテラスまで届いていました。お見送りの方がキャッチすると船のデッキでは拍手が沸きあがります。その後も何本かのテープが届き始めました。どうやら、達人がいるらしい…!?


結構な距離があるのです!

結構な距離があるのです!

暫くすると、歓声の上がっていた方向からデッキを歩いてきた男性が私のすぐ傍でおもむろにテープを投げました。見事なコントロールと飛距離でテラスに到達。どうやらその方が達人のよう。
慣れた手つきでテープの端をデッキの手すりに結び付けて、男性は去っていったのでした。
なにしろ軽い紙テープなので、思い切って投げないとうまく飛ばないのですね。コツは分かった…ような気がする。


船が岸壁を離れました!

船が岸壁を離れました!

ちなみに私も、そろそろ船が動き出そうという頃、満を侍して投げてみましたが、あらら、あっけなくアウト(笑)。まるっきり飛距離が出ず岸壁さんに別れの挨拶をしてしまいました。

風に舞う紙テープをたなびかせながら船はゆっくりと岸壁を離れてゆきます。
港によっては規則で紙テープを投げられない場合もあるそうですが、青空に色とりどりの紙テープが映える様子はとても綺麗でやはり雰囲気が盛り上がるものです。


遠ざかってゆく神戸港

遠ざかってゆく神戸港

快晴の神戸港を背に、瀬戸内海クルーズに出発です。翌日の朝、種子島に到着するまで時間はたっぷり。さあ、何をして過ごしましょうか。

船から橋を見てみよう!明石海峡大橋の巻』に続く…


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2010年11月26日 | Permalink

種子島・天草クルーズ現地視察リポート 天草編

天草四郎陣中旗

天草四郎陣中旗

10月1日〜4日までのぱしふぃっくびいなす種子島・天草クルーズの事前視察のため、6/26-29まで両地区に行ってきました。天草宝島観光局、天草城観光バスの協力を得て短い滞在期間でしたが、効果的に視察することができました。天草のイメージは天草四郎をはじめとする島原の乱、隠れキリシタンの歴史があまりにも有名ですが、観光ポイントも多くまた海産物の種類も豊富で新鮮!グルメファンにとっても魅力ある寄港地です。天草地方全体に歓迎色が強く感じられま船が入港する牛深港は特に歓迎度が強く、ヘタしたら帰らせてもらえないかも・・です。


対岸より崎津天主堂

対岸より崎津天主堂

全国でも珍しい漁村にある崎津天主堂 ゴシック様式の教会
中はこれも珍しい畳敷きの教会 狭い道幅なので大型バスは村へ入ること自体が禁止されているので、絵になる対岸にまわって車窓からの見学としました。


 

 

こんな狭い路地の先にある天主堂です。個人的またはタクシーにて行かれる方は住民の方に十分ご配慮ください。(特に当日の朝は日曜日の為ミサが行われていますので、特にご注意をお願いします。)


大江天主堂

大江天主堂

崎津天主堂より車で約5分
こちらの天主堂は丘の上に建つロマネスク様式の教会
天主堂へ行く前にバス駐車場横のロザリオ館にて天草でのキリスト教の歴史をわかりやすく3Dにて紹介しています。
是非館内をぐるっと見学してから天主堂に行けば、より理解できると思います。ロザリオ館から約150mの距離(軽い山登り)に大江天主堂がありますが、天主堂前では屋台のデコポンジュースが冷えていてとても美味。約10分のウォーク後に飲むジュースは格別です。是非お試しください。


十三仏公園

十三仏公園

北に妙見浦、南に白鶴浜海水浴場を望む西海岸の景勝ポイント。与謝野鉄幹(天草の十三仏のやまに見る 海の入日とむらさきの波)・晶子(天草の西高浜のしろき磯 江蘇省より秋風ぞふく)夫妻の歌碑もある。駐車場からすぐに展望台なので便利。晴れていたら海の色が美しくもっとすばらしいパノラマが望めます。


イルカウォッチング

イルカウォッチング

天草下島北部のイルカウォッチング
ほぼ100%の確率でイルカの群れに遭遇することができます。
なぜなら、ここの海域にはイルカの餌になる鯵などの小魚が豊富に生息しているためイルカが常駐しているためです。
我々は出港してからイルカと遭遇するまで約15分程度かかりましたが、運がよければ出港後すぐに出会えることもあるそうです。


よーく拡大して見てください。

よーく拡大して見てください。

我々と同じ漁船に乗船されていたのは3世代の家族でした。
この日は風が強く少々揺れがあり、お婆ちゃんが少し怖がっておられましたが、イルカの顔を見た途端今までの少しの酔いもわすれてしまったようで騒いでいました。という小生も少し感激しました。見学船が漁船である理由は間近にイルカを見ることができるためです。でもdon't touchです。写真を拡大してイルカを確認ください。なかなかシャッターチャンスが難しいのでとにかく連写することです。こんなイルカを見ていたら話題の映画「コーブ」は考えさせられます。


 

 

海鮮バーベキュー:イカ・帆立・海老・サザエ・獲れたての丸鯵
ホカホカで匂ってきませんか?オプションで鮑の踊り焼はいかが?


 

 

海鮮どんぶり:きびなご、海老、イカ、鯛などテンコ盛り
あなたはバーベキュー派それとも丼派?悩ましい選択です。
その他、レストランによってうに丼も(食事内容はオプショナルツアーのコースによって異なりますが、どこも美味しい海鮮が主となっています。)


 

 

天草はタコも有名
タコといえば明石のタコが全国的に有名ですが、天草の地元の人によると過去明石海峡でタコが絶滅の危機に陥った際、天草のタコの子供を大量に放流し移民させたそうです。現在の明石のタコの祖先は天草??と皆さん口を揃えて主張されます。是非食べ比べて感想をお寄せください。


 

 

牛深海中公園
牛深港に停泊中のサブマリン号
船自体は乗りやすく安定しているので誰でも乗船可能です。
この海中公園散策ツアーにご参加の方には、ぱしふぃっくびいなすに横付けしてもらう予定です。(牛深コース:定員に達しチャーターできた場合)


 

 

半潜水なので海の中の様子が見やすい 残念ながらこの日は外海が荒れていたので運休 係留中の船内からは岸壁であるにも関わらずグレなどの魚がうようよ悠然と泳いでいた。釣り好きの筆者には羨ましい環境です。


 

 

牛深港番外編1
2009年ぱしふぃっくびいなす牛深港入港時の漁船団による歓迎パレード 本年もお願いしています。


 

 

牛深港番外編2
牛深港は錨泊となり通船を利用します。この小さな船に安全に乗降する為の台船です。牛深港のご配慮です。


秋の種子島・天草クルーズ4日間<10月出発>  電子パンフレットです。クリックしてください。


天草宝島観光協会オフィシャルサイト

投稿者名 LEI 投稿日時 2010年07月03日 | Permalink

舞鶴クルーズの魅力展に参加しました!

初夏の爽やかな山と海に囲まれた港町、舞鶴港で始めてのクルーズ企画展「クルーズの魅力展」が6月12日に開催されました。今年は「ぱしふぃっく びいなす」と「飛鳥II」が相次いで舞鶴港へ入港するほか、舞鶴〜小樽フェリー航路が40周年を迎える記念すべき年!クルーズ客船の魅力をより多くの皆さんに知ってもらおうと、講演会やパネル展示が行われたのですが、舞鶴市さんから「是非、客船ペーパークラフト教室をやってほしい。」と要請を頂き、現地へ行って参りました。(クルーズ旅行の販売だけでなく、将来のクルーズファンを育てようと、郵船トラベルでは以前よりペーパークラフト教室を各地でやっています。)


今回は「ぱしふぃっくびいなす」を2時間で製作します。1日2回(10:00〜12:00 13:00〜15:00)開催。午前は8組、午後は11組のご家族にご参加頂きました。皆さん熱心に挑戦頂き、全員完成させることができました。クルーズ船に関心を持ってもらうことはもちろんですが、お子さんや、お孫さんと楽しく時間を過ごして頂くことができるのもペーパークラフト教室の魅力です!


製作中は真剣な表情ですが、完成すると皆さんの笑顔で会場がパッと明るくなります。きっと本物の「ぱしふぃっく びいなす」が港へ来たら、家族で見に行かれることでしょう。将来世界旅行に行ってみたい!クルーになってみたい!と夢を持つきっかけになれたら・・・と願ってます。



投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2010年06月14日 | Permalink

ドバイ見聞録

ドバイに行ってきました!
砂漠でクルーズ?と思われるかもしれませんが、世界一有名な客船QE2の売却先であり、近年国を挙げてクルーズに力を入れており、アラビア湾クルーズの拠点でもあります。

とはいえ、やはりドバイの見どころといえば“世界一の○○”。


まず、バージュ・アル・アラブは世界唯一の7つ星ホテル。某芸能人もハネムーンで利用していましたね。
セキュリティが厳しく、予約がないとロビーでお茶も飲めません。全室スイートでロフト付、ロビーの吹き抜けと黄金の柱がとてもアラブらしいホテルです。



実はこのホテルの目の前は白砂のビーチ。紺碧の海に良く映える、優美な白い帆をイメージした外観を見ていると、ここが中東であることを忘れてしまいそうです。まさに隠れたビーチリゾートです。


そして、世界一の高さ828mのビル、バージュ・カリファも今年1月完成。
調度からアメニティまで、すべてジョルジオ・アルマーニがデザインした、アルマーニホテルがあるのもこのビルです。

このエリアには3つの世界一があり、世界最大のショッピングモール“ドバイモール”。150mまで吹き上げる世界最大の噴水“ドバイ・ファウンテン”が隣接しています。

夜間にイルミネーションと音楽に合わせた噴水のショーがあるのですが、訪れたのが日中でしたので今回は見られませんでした。


その代わりに、バージュ・カリファの124階にある展望台へ。1秒間に10メートル上昇するエレベーターであっという間に到着。高層ビル群を見下ろす絶景は圧巻です。

ちなみに、最近よく見る某清涼飲料水のCMも、ここドバイのビル群をヘリから空撮したものだそうです。



投稿者名 kabechoro 投稿日時 2010年06月01日 | Permalink

ホテル手配の心配なし!豪華客船で日本の≪夏祭り≫へ♪

ねぶた祭、竿灯まつり、阿波踊り…聞くだけでわくわくしませんか?粋で情緒ある日本の夏祭りは、毎年観光客で大賑わいです。
でも人気があるだけに現地のホテル手配は結構大変ですよね。そこでクルーズファンの方ならご存知の日本船による夏祭りクルーズがやっぱりおすすめ。
のんびりと船旅を楽しみながら混雑知らずで現地へ移動、予約が難しいホテル手配も必要なし、そして専用の観覧席でゆったり祭り見物が出来る、特典満載の夏祭りクルーズ。
2010年も人気の日本船、飛鳥II、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなすが、熱気と日本情緒満点の夏祭りクルーズへお連れします。


♪ねぶた祭と竿灯まつり♪
にっぽん丸 東北夏祭りクルーズ 6日間<8月出発>
飛鳥II 竿燈・ねぶた祭クルーズ 7日間<8月出発>


♪阿波おどり♪
飛鳥II 夏祭りクルーズ 6日間<8月出発>
ぱしふぃっく びいなす 夏休み阿波おどりと関門海峡花火クルーズ 4日間<8月出発>
にっぽん丸 済州島と海峡花火・阿波踊りクルーズAコース 8日間<8月出発>
にっぽん丸 済州島と海峡花火・阿波踊りクルーズBコース 7日間<8月出発>
にっぽん丸 済州島と海峡花火・阿波踊りクルーズEコース 4日間<8月出発>



投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2010年05月31日 | Permalink