ムアラ(ブルネイ)[味覚で巡るアジア]

ムアラ〈イメージ〉


豪華クルーズ客船でブルネイに寄港する。聞いただけでゴージャスですね。
2019年は飛鳥IIとぱしふぃっく びいなすがブルネイのムアラを訪ねます。

ブルネイのお料理はマレー料理、中国料理、インド料理の影響を受けたものが多く、独自のものはあまりないようですが、そんな中で800年以上前からブルネイで食べられているというのが、「アンブヤット」です。


アンブヤット(Ambuyat)
サゴヤシの木から採れるデンプン質を小麦粉状の粉末にしたものを、お湯で戻して粘りが出るまで混ぜます。これを竹製のフォークで巻き取って、カカー(cacah)というすっぱい果物ソースにつけていただくお料理。ソースには辛味を付けるためチリパウダーを加えることもあります。
素材自体の風味はあまりなく、タピオカに似ています。


飛鳥II 2019年アジアグランドクルーズ

飛鳥II 2019年アジアグランドクルーズ


ぱしふぃっく びいなす 輝けるアジアクルーズ

ぱしふぃっく びいなす 輝けるアジアクルーズ


2019年はアジアクルーズで決まり!


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年04月29日 | Permalink

バレンシアに到着 [飛鳥II 2018年世界一周クルーズ]

カテドラルとミゲレテの塔〈イメージ〉


飛鳥IIは本日4月28日(土)、スペイン南部のバレンシアに到着します。初寄港です!

バレンシアは絹の取引で栄えた地中海の商業都市で、マドリッド、バルセロナに続くスペイン第3の都市です。

歴史的建造物あり、未来的な芸術科学都市あり、伝統の火祭りあり、と見どころが盛り沢山です。またフラメンコの本場、パエリア発祥の地など、スペイン文化が集約された地でもあります。

旧市街のレイナ広場に面したカテドラルは最後の晩餐の聖杯を保存してることで知られます。8角形のミゲレテの塔はカテドラルの鐘楼です。

世界遺産のラ・ロンハ・デ・ラ・セダ、中世に街を守る城壁だったセラーノスの塔は定番の観光ポイントです。
異彩を放つのがSF映画から抜け出したかのような建築が目を引く芸術科学都市。映画「トゥモローワールド」の撮影にも使われました。


セラーノスの塔〈イメージ〉

芸術科学都市〈イメージ〉


スペインの三大祭りのひとつに数えられる「バレンシアの火祭り」は、守護聖人サン・ホセの祝日である3月19日を祝うもので毎年3月15日から19日の5日間にわたってに開催されます。
祭りの期間中は街の大通りににファージャと呼ばれる張り子の人形が立ち並びますが、祭りの最終日には優勝作品を除いてすべて焼かれてしまいます。火祭り博物館ファージャスに行くと歴代の優勝作品を見ることができます。


街中のファージャ〈イメージ〉

火祭り博物館ファージャスの展示〈イメージ〉


もちろん食の楽しみもあります。
地中海の恵みが詰まった本場のパエリアはぜひ試したいところです。
新鮮な食材が集まる中央市場は観光客にも地元の人にも人気です。


カラフルな市場〈イメージ〉


バレンシアを出港した飛鳥IIはマラガ(スペイン)に向かいます。


バレンシアオレンジ食べた!?


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年04月28日 | Permalink

チヴィタヴェッキアに到着 [飛鳥II 2018年世界一周クルーズ]

チヴィタヴェッキア港のミケランジェロ要塞〈イメージ〉


飛鳥IIは本日4月25日(水)、ローマの北西に位置する港町チヴィタヴェッキアに到着します。初寄港です!

チヴィタヴェッキアといっても通常の旅行ではあまり馴染みがないかもしれませんが、チヴィタヴェッキア港は別名ローマ港とも呼ばれ地中海クルーズの拠点として賑わいます。

港には16世紀に港湾防衛の為に建造された重厚なミケランジェロ要塞があり異彩を放ちます。


実はチヴィタヴェッキアは日本との関わりが深く、1615年に慶長遣欧使節団の支倉常長らが宮城県の石巻を出発してチヴィタヴェッキアに上陸したことが縁で、1971年に石巻市と姉妹都市となりました。1991年には姉妹都市締結20年を記念し、支倉常長の銅像が建立されています。
1864年には日本二十六聖人を記念した日本聖殉教者教会も献堂され、1950年代の再建時に内装を担当した宗教画家長谷川路可は、チヴィタヴェッキアの名誉市民になりました。
旅先で出会う日本の歴史に、何だか暖かい気持ちになります。

チヴィタヴェッキアからはローマやバチカン市国の観光も可能です。飛鳥IIは今夜はここで一晩停泊し、乗客の皆さんにはこのクルーズの目玉の一つである、システィーナ礼拝堂貸切りでミケランジェロの「最後の審判」を鑑賞するプレミアムツアーなど、たっぷりとローマの休日をお楽しみいただきます。


この後、飛鳥IIはバレンシア(スペイン)に向かいます。


東日本大震災の際には、チヴィタヴェッキアから石巻市に義援金が送られました。


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年04月25日 | Permalink

マニラ(フィリピン)[味覚で巡るアジア]

マニラ〈イメージ〉


マニラ大聖堂〈イメージ〉

飛鳥IIで働く多くのフィリピン人クルーのふるさとでもある、フィリピンの首都マニラ。
16世紀末にスペインにより植民地化された歴史があり、マニラ大聖堂(Manila Cathedral)や、フィリピン最古の石造建築の教会で「フィリピンのバロック様式教会群」として世界遺産に登録されているサン・アグスチン教会(San Agustin Church)などの西洋風建築が残ります。

2019年の飛鳥IIアジアグランドクルーズではイメルダ大統領夫人がローマ法王の訪問にあわせて建てた贅を尽くした迎賓館「ココナッツパレス」の見学など一般のマニラ観光とはひと味違ったツアーが計画されています。

さて今日ご紹介するお料理はフィリピンの代表的なお料理です。


アドボ〈イメージ〉

アドボ(Adobo)
アドボはタガログ語で「漬け込む(マリネ)」という意味で、豚肉や鶏肉を、醤油、ビネガーで煮込んだものです。胡椒、にんにくなどの香辛料や調味料で味付けされており、炊いたご飯に乗せていただきます。どこの家庭でも作られる家庭料理です。


カレカレ〈イメージ〉

カレカレ(Kare-kare)
お肉と野菜をピーナッツソースで煮込んだお料理でシチューに似ています。
お肉は牛テール、牛肉、ヤギ肉、鶏肉などいろいろなバリエーションがあります。お野菜はナスや白菜、そしてバナナの花がよく使われます。唐辛子で味付けしたり、バゴーンというフィリピンの塩辛を添えていただくこともあります。

シニガン(Sinigang)
タマリンドで味付けされた酸味のあるスープまたはシチュー。具材は魚肉、豚肉、牛肉、エビ、鶏肉、トマト、ニンニク、玉ねぎなどが使われます。


フィリピン編は今回までとなります。次回はブルネイの味をご紹介します!


飛鳥II 2019年アジアグランドクルーズ
Aコース(横浜発着)
旅行期間:2019年1月28日(月)~3月1日(金)
日数:33日間

Bコース(神戸発着)
旅行期間:2019年1月29日(火)~2月28日(木)
日数:31日間


2019年はアジアクルーズで決まり!


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年04月25日 | Permalink

ヴァレッタに到着 [飛鳥II 2018年世界一周クルーズ]

城塞都市ヴァレッタ〈イメージ〉


飛鳥IIは本日4月23日(月)、地中海の島国マルタの首都ヴァレッタに到着します。
オスマン帝国によるヨーロッパ侵攻を避けた聖ヨハネ騎士団が守りを強固にするために築いた城塞都市は中世の面影を色濃く残します。


海に突き出した聖エルモ砦では月に数回、聖ヨハネ騎士団の軍事訓練を再現したショー「インガーディア」が行われます。騎士たちの隊列や大砲の砲号は迫力満点。
今回、世界一周クルーズのお客様には「インガーディア」を観覧する特選プレミアツアーがご用意されています。


マルタ名物の可愛いバス

マルタはかつて英国の植民地でした。


マルタ名物のカラフルな小舟

マルタの青の洞窟

マルタの乗り物は何故だかとても可愛らしくて、オレンジと黄色のころんと丸っこいバスや、カラフルなペイントが美しい伝統的な小舟ルッツなど、何かとフォトジェニックです。
このルッツに乗って青の洞門(ブルーグロット)を見に行くことができるのですが、溢れるような青い光は神秘的でため息の出る美しさです。


島国マルタのシーフードは絶品!

マルタではサボテンの実をデザートとして食べます。


島国だけあって新鮮なシーフードはどこのお店に入っても美味です。サボテンの実がフルーツとして食用されているのが面白いところで、シーズンになるとスーパーで売られています。

マルタを出発した飛鳥IIは初寄港のチビタベッキア(イタリア)に向かいます。


マルタには猫がいっぱいいます。


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年04月23日 | Permalink