【にっぽん丸】1月~3月の新コース発表!人気の宝船、オペラクルーズも登場。お急ぎお問合せ下さい。
#にっぽん丸 #クルーズ
にっぽん丸の2022年1月4日~3月4日出発のクルーズが発表となりました。発売は2021年12月6日(月)午前10時30分~を予定しています。現在、発売前の事前受付を行っていますので郵船トラベルにお問合せ下さい。最長、6日間クルーズも登場しましたのでゆったりお楽しみ頂けます。また、新型コロナウイルスワクチンを接種済みの方への割引が設定されたコースもございます。コースやお部屋により発売直後に満船となる事が予想されますのでお急ぎご検討下さい。
<新コースクルーズラインアップ一覧>
✿2022/1/4(火)▶1/7(金) 初春の宝船 にっぽん丸 新宮・瀬戸内海
~スペシャルエンターティメント~ 4日間
横浜-新宮-<瀬戸内海>-横浜
☆熊野三山への参拝と新年を寿ぐお料理の数々をお楽しみください。天童よしみのスペシャルステージをお楽しみいただけます。
✿2022/1/8(土)▶1/10(月) にっぽん丸 新春のオペラクルーズ 3日間
横浜-<駿河湾>-横浜
☆藤原歌劇団公演 G.プッチーニ作曲 歌劇「蝶々夫人」を原語上演・字幕付きでお楽しみ下さい。満船必至の人気クルーズです。スイート・デラックスルームのお客様は、ご乗船日までに優先的に座席をお選びいただけます。
✿2022/1/11(火)▶1/16(日) 九州一周クルーズ 6日間
横浜-<終日航海>-鹿児島-八代/長崎-<瀬戸内海>-横浜
☆久しぶりの6日間クルーズで瀬戸内海と九州を周遊。八代/長崎は同日に移動しますので船で、あるいは陸路のバス移動(追加代金なし)も可能です。ゲストエンターティナーは元宝塚歌劇団トップスター、鳳 蘭が乗船します。
☆☆冬のワクチン割引キャンペーン(旅行代金より一律25,000円割引となります)
✿2022/1/17(月)▶1/19(水) こんぴらさんクルーズ 3日間
名古屋-坂出-名古屋
☆初春にぴったり、海の守り神「こんぴらさん」を訪れるクルーズ。連絡バス(追加代金なし)をご用意します。名物さぬきうどんもご賞味いただけます。
☆☆冬のワクチン割引キャンペーン(旅行代金より一律10,000円割引となります)
✿2022/1/20(木)▶1/24(月) にっぽん丸で航く 瀬戸の船旅 5日間
神戸-高松-生口島(瀬戸田/通船)-岩国-神戸
☆にっぽん丸ならではの瀬戸内海を周遊するクルーズ。アートの島とよばれる生口島では平山郁夫美術館へ訪れるオプショナルツアーをご用意しています。
☆☆冬のワクチン割引キャンペーン(旅行代金より一律20,000円割引となります)
✿2022/1/25(火)▶1/27(木) 広島発着 船旅にっぽん丸 ~宮崎 日南~ 3日間
広島-油津-広島
☆情緒ある飫肥城址への連絡バス(追加代金なし)を利用して飫肥城下町の散策はいかが。鵜戸神宮を訪れるオプショナルツアーもご用意しています。
☆☆冬のワクチン割引キャンペーン(旅行代金より一律10,000円割引となります)
✿2022/1/28(金)▶1/31(月) 門司発着 ぐるり四国一周クルーズ
~四万十・こんぴらさん~ 4日間
門司-宿毛-高松-門司
☆宿毛では最後の清流四万十川を、高松ではこんぴらさんへの連絡バス(追加代金なし)をご用意しています。
☆☆冬のワクチン割引キャンペーン(旅行代金より一律15,000円割引となります)
✿2022/2/3(木)▶2/6(日) 神戸発着 笑門 来福 にっぽん丸 ~防府・長崎~ 4日間
神戸-防府-長崎-神戸
☆狂言師「野村 万之丞」が乗船。笑う門には福きたる縁起の良いクルーズです。長崎ではランタンフェスティバルが開催されています。
✿2022/2/7(月)▶2/9(水) 高松発着 伊勢神宮クルーズ 3日間
高松-鳥羽(通船)-高松
☆伊勢志摩の玄関口、鳥羽に寄港します。伊勢神宮 内宮への連絡バス(追加代金なし)をご用意する他、松阪牛の名店「和田金」ですき焼きを楽しむオプショナルツアーを設定しています。
✿2022/2/10(木)▶2/12(土) 神戸発着 にっぽん丸30周年記念クルーズ 3日間
神戸-<瀬戸内海>-神戸
☆10月の横浜発着でご好評をいただいた30周年記念クルーズが感謝を込めて神戸発着でも実施します。クラリネット奏者の重鎮、北村英治がエンターティナーとして登場します。30周年記念ディナーもお楽しみください。
☆☆☆30周年ワクチン割引(旅行代金より一律30,000円割引となります)
✿2022/2/28(月)▶3/3(木) 名古屋発着 春の瀬戸内海クルーズ
~高松・鞆の浦~ 4日間
名古屋-高松-鞆の浦(通船)-名古屋
☆高松を代表する栗林公園はこの時期、梅の開花が期待できます。平安時代から開かれていた風情ある広島県の鞆の浦の散策も楽しみです。
✿2022/3/4(金)▶3/9(水) 東京発着 屋久島・奄美大島クルーズ 6日間
東京-<終日航海>-屋久島-奄美大島(名瀬)-<終日航海>-東京
☆二つの世界自然遺産を体感できるクルーズ。令和3年(2021年)に登録されたマングローブと金作原生林がある奄美大島、平成5年(1993年)に登録され、日本が凝縮された植物の垂直分布を持つ屋久島を訪れます。
☆☆冬のワクチン割引キャンペーン、☆☆☆30周年ワクチン割引
新型コロナウイルスワクチン接種を完了されたお客様は所定の額が旅行代金より割引となります。商船三井の株主優待券以外の割引と併用はできません。
■< >終日海上を通航します
■オプショナルツアーは別料金となります
■ にっぽん丸は新型コロナウイルス感染症への取り組みとして、すべてのお客様に当面の間、事前および乗船当日のPCR検査(船会社指定)を2回実施します。新型コロナウイルスのワクチン接種がお済みの方も、本対応が適用となります。感染予防対策の詳細は郵船トラベルにお問合せ下さい。
にっぽん丸の新コースの一覧はこちらをご覧ください。ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
無料パンフレット請求はこちらからどうぞ!!
にっぽん丸でクルーズを楽しんた後は歌舞伎座で師走の大歌舞伎を鑑賞するユニークな企画が新登場!
歌舞伎役者と言えば誰を連想しますか?これは日ごろから歌舞伎を鑑賞されている方や年代により異なるとは思いますが、香川照之(九代目 市川中車)、藤原紀香と結婚した六代目 片岡愛之助、NHK大河ドラマ「いだてん」の主人公を演じた六代目 中村勘九郎などは俳優としてTVドラマやCMで見ない日はないほどの活躍ぶりです。彼らの本職「歌舞伎」とはどのようなものなのでしょうか。今回は中部在住の方におすすめ、にっぽん丸の冬の味覚クルーズを楽しんだ後、歌舞伎座で十二月大歌舞伎を鑑賞するとっておきの新企画で体験できる、歌舞伎の世界を探ってみます。
歌舞伎と言うと小難しい言い回しで誰しもが楽しめない高尚な伝統芸能、と思っている方も多いかもしれません。いえいえ、そんなことはないのです。始まりは戦乱が落ち着いた慶長年間(16世紀後半以後)に、庶民が楽しんだ歌舞が原型です。当時は女性が様々な扮装をして踊り歌う「かぶき踊り」が大流行し、庶民のみならず貴族や武士の間にも広まりました。その後「女歌舞伎」だけではなく「若衆歌舞伎(未成年の男性)」も次々と上演され、だんだんと容色を競う風俗的な意味合いが濃くなってきました。風俗の乱れを恐れた幕府は「女歌舞伎」を禁じ、次いで「若衆歌舞伎」も取り締まるようになったのです。
これらの事情があり、歌舞伎は成年の男性が演じる「野郎歌舞伎」となりました。女性の役も男性が演じるようになっため、踊り中心のレビュー的なものから、お芝居へと変化していきました。ケレン味(アクロバティックな要素)の強い仕掛けを楽しめる演目や、人情もの、恋愛ものなど、けっして難しい内容ではなく、現代ではセリフも分かりやすくて誰でも楽しむことができます。ただ、ご覧になる前にあらすじを知っておいたほうがより楽しめますので歌舞伎座で行われる、十二月大歌舞伎の第三部の演目をご紹介いたします。パンフレットも販売されているので鑑賞前に目を通されることをおすすめします。
<義経千本桜 吉野山>
出演:尾上松緑(佐藤忠信 実は源九郎狐) 中村七之助(静御前)
あらすじ:義経は実の兄、頼朝の兵に追われ吉野山に身を潜めています。義経を慕う白拍子、静御前は形見の「初音の鼓」を持って吉野に向かいます。吉野山でお供の(佐藤)忠信とはぐれてしまい、心細くなり初音の鼓を打つと、いずこともなく忠信が忽然と現れます。この鼓こそ桓武天皇の御代、雨乞いのため大和の国に千年の劫(こう)を経たる狐の皮で作ったもので、義経が天皇より拝領し静御前に形見として与えたもの。その皮の狐の子が親を慕って忠信に化けて静御前に付き添っていたのです。
見所:義経千本桜は本来全五段の大作でとても長い演目なのですが、「四の切」はケレン味たっぷりで特に人気。単独でも演じられています。花道に明かりがつき、観客がそちらに気を取られた一瞬に舞台上の階段裏から狐忠信が登場。長袴姿の狐忠信が床下に消えると、一瞬で真っ白な毛縫いの白狐の衣装に早替りし縁の下から登場。狐の姿で細い欄干(てすり)の上を跳ねるように渡ったり、親の鼓に涙の別れをした源九郎狐が黒御簾の中に飛び込んで消えるなど、とにかく派手な演出で初めて歌舞伎をご覧になる方に超おすすめなのです。登場人物も今回は二人だけ、この人誰だっけ?という不安もありません。※演出は実際と異なる場合があります。
この他に第三部は「信濃路紅葉鬼揃(しなのじもみじのおにぞろい)」も上演します。こちらはなんといっても坂東玉三郎の美しい立女形(たておやま)姿が見所。山中で宴をしている戸隠の鬼女を演じているのですが、歌舞伎でありながら能の装束が使われていて豪華絢爛。金糸・銀糸・色糸をふんだんに使った紅葉柄の唐織に赤い袴姿。能装束を身に着けた玉三郎と鬼女たちを見ているだけでうっとりします。
にっぽん丸では鳥羽から乗船し、船上で冬の味覚を堪能する特別なフルコースをお召し上がりいただき、船内で1泊過ごした後横浜で下船し、歌舞伎座の十二月大歌舞伎第三部を鑑賞するユニークな新企画を発表しました。歌舞伎鑑賞後はグランドプリンセスホテル新高輪での宿泊をご用意。翌日は品川駅より名古屋駅へ新幹線で戻ります。
一年の締めくくりに本場の歌舞伎を歌舞伎座の一等席で鑑賞できるなんて素敵です。まだ歌舞伎をご覧になったことのない方も、是非歌舞伎デビューをしてみてはいかがでしょうか。
※特別企画のため、コンフォートステートだけの設定となります。
✿2021/12/18-12/20 にっぽん丸 冬の味覚と歌舞伎鑑賞 3日間
鳥羽(通船)-横浜-ホテル泊-品川駅-名古屋駅
横浜往復をにっぽん丸に乗船するフルクルーズもございます。歌舞伎鑑賞は含みません。
✿2021/12/16-12/19 にっぽん丸花火と冬の味覚クルーズ ~鳥羽~ 4日間
横浜-鳥羽(通船)-横浜
■ にっぽん丸は新型コロナウイルス感染症への取り組みとして、すべてのお客様に当面の間、事前および乗船当日のPCR検査(船会社指定)を2回実施します。新型コロナウイルスのワクチン接種がお済みの方も、本対応が適用となります。感染予防対策の詳細は郵船トラベルにお問合せ下さい。
上記以外のにっぽん丸新コースの詳細はこちらをご覧ください。ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
無料パンフレット請求はこちらからどうぞ!!
にっぽん丸 花火と伊勢神宮クルーズ新登場!一年の締めくくりに感謝を込めて“お伊勢さん”へご挨拶
日本人の心のよりどころ、神社本庁に登録された全国85,000社の頂点は言わずと知れた伊勢神宮です。“お伊勢さん”と親しみを込めて呼ばれていますが、正式名称は「神宮」で地名の伊勢をあえて冠しません。よく知られている内宮と外宮以外に伊勢市内と近郊にはさまざまな神をまつる「神宮」が点在しています。正宮は皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)の2社、正宮と関りが深く、格の高い別宮14社の他、摂社43社、末社24社、所管社42社で総勢125社の大家族なのです。
690年の内宮造営から始り、20年に一度行われてきた式年遷宮(お社や宇治橋の架け替え)は幾たびかの延引きもありましたが、脈々と続けられてきました。直近では平成25年(2013年)に行われ、125社すべてが真新しいお社に生まれ変わりました。
なぜ式年遷宮は行われてきたのでしょうか?諸説ありますが、木の耐久年数によるもの、ということは容易に推察できます。690年と言えば飛鳥時代、現代のように「写真」「設計図」ましてやコンピューターもなく、ほとんどの設計・施工に関する情報は口伝によって受け継がれてきました。そうなると、前回造営した大工が健在の間に敷地の隣に同じものを建造するのが最適だったのです。サンプルがあるのですからとても正確に1,300年間以上当時の姿を保つことができるのです。もう一つ、とても大切なことがあります。宇治橋を渡って考えてみましょう。
橋を渡ればここからいよいよ神域となります。ゴミひとつ落ちてない清潔な空間、まずは手水を使い手と口を清めます。少し進むと右側に五十鈴川が流れています。鯉が遊び、いつ訪れても透明で清らかで心までが洗われるような気持ちになります。御裳濯川(みもすそがわ)とも呼ばれ、天照大神がお鎮まりになる最適な場所を探した斎宮(いつきのみや)の倭姫命(やまとひめのみこと)がこの清流で御裳(みも)を洗い清めたという故事によります。現代は手水を用いるのですが、古代はここで潔斎を行っていました。
そう、神様はなによりも「穢れ」を嫌うのです。切り出された木は朽ちていきます。20年経過したお社も宇治橋も朽ちる前に取り替えられ、それにより神のお力も保てると古代の人々は考えました。穢れは物理的な汚れだけではなく、神が最も嫌う穢れは人間の「我よしの心」です。神宮は日本に住むすべての人々の安寧を守って下さっています。個人的なお願いをする場所ではなく、日々の神恩に感謝することが最もふさわしいのです。式年遷宮は溜った「穢れ」をリセットする儀式ともいえるかもしれません。
また、神宮にあるものはすべて神様の持ち物です。石ひとつ持ち帰ることは許されず、神木にもふれないようにして下さい。これも、何か良いことがあるかもしれない、と思う我よしの心ですから。
少しお堅いご案内になってしまいましたが、お伊勢参りは江戸時代なら一生に一度は、という信仰の旅であり、人生最大のレジャーでもありました。現代なら一生に一度ではなく、機会があれば何度も訪れられるとよいですし、年始でなくとも、「思い立ったが吉日」であり、いつ訪れても良いお参りではないでしょうか。師走なら、この一年の感謝と来年への希望を捧げるのに最もふさわしい時期と言えます。
伊勢参りの人々が楽しむ場所として「おはらい町」というお店が連なる賑やかな参道があります。濃厚なたまり醤油のタレをかけたシンプルな伊勢うどん、全国的なブランド牛「松阪牛」のステーキ丼、五十鈴川の流れを模した餡が特徴で伊勢土産の定番「赤福もち」などグルメがいっぱい。特に赤福もちは各地の百貨店の催事で販売されると長蛇の列になるほど大人気ですが、非常にやわらかく作り立てを食べるのが最適。江戸時代の茶屋の風情漂う、赤福本店に腰掛けて熱いお茶をすすりながらお召上がり下さい。
にっぽん丸では横浜から船上で2泊過ごした後、鳥羽で下船し、内宮へのお伊勢参りの後、名古屋より東京方面へ新幹線で戻る区間クルーズを新たに発表しました。船上からはにっぽん丸のお客様だけのために花火を打ち上げてくれるそうですから特等席での冬の花火鑑賞もお楽しみ頂けます。
※特別企画のため、コンフォートステートだけの設定です。
✿2021/12/16-12/18 にっぽん丸 花火と伊勢神宮クルーズ 3日間
横浜-鳥羽(通船)-名古屋駅-新横浜・品川・東京(各駅)
横浜往復をにっぽん丸に乗船するフルクルーズもございます。
✿2021/12/16-12/19 にっぽん丸花火と冬の味覚クルーズ ~鳥羽~ 4日間
横浜-鳥羽(通船)-横浜
■ にっぽん丸は新型コロナウイルス感染症への取り組みとして、すべてのお客様に当面の間、事前および乗船当日のPCR検査(船会社指定)を2回実施します。新型コロナウイルスのワクチン接種がお済みの方も、本対応が適用となります。感染予防対策の詳細は郵船トラベルにお問合せ下さい。
上記以外のにっぽん丸新コースの詳細はこちらをご覧ください。ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
無料パンフレット請求はこちらからどうぞ!!
~リアス海岸を眺めながらのんびり三陸鉄道~「にっぽん丸で航く 秋の三陸 宮古」はオプショナルツアーも魅力
1987年(昭和62年)に日本国有鉄道(国鉄)が民営化されて34年、日本の隅々まで網羅していた路線の一部は廃線となりました。道路が整備され、輸送・移動手段が車両にとってかわられ、鉄道の需要が失われていったからなのですが、鉄道ファンにとってローカル線は特別な思い入れ、郷愁を誘う魅力ある旅の手段かと思います。
ローカル線の魅力は①単線であること(すれ違いの待ち時間も楽しい)、②地元の人とのふれあい(学生や行商人などが利用)、③車窓から眺める風景(田園や渓谷、海岸線など)、④速度が遅い(都市部のような速さを競う味気ない移動手段とは大違い)、⑤少ない本数と無人駅(次の列車までのんびり駅周辺を散策)、⑥地元の特産品(有人駅には地元グルメの食堂や駅弁、お土産捜しも楽しい)、⑥独特の車両(他で使われていた古い車両に出会うことも!)などです。
海岸線を走る列車で最も魅力的な路線のひとつが三陸鉄道です。久慈駅から盛駅まで全長163km、三陸復興国立公園のリアス海岸一帯に現れる数々の景勝地を通り、41の駅を数えます。定時列車は快速や特急はなくすべて各駅停車。平均速度が時速200Kmの東海道新幹線なら50分弱で移動できる距離を直通列車の場合でも4時間30分かけてゆっくり進みます。
2011年の東日本大震災がもたらした甚大な被害により運休の時期もありましたが、地元関係者の尽力と企業努力により2014年に全面復旧を果たし、沿線の人々を元気づけました。その後、2019年の台風19号により一部路線が運休しましたが、2020年3月20日復旧、現在は通常運行しています。
こちらのブログでもご紹介した2021年11月19日(金)東京出港のにっぽん丸で航く秋の三陸 宮古は三陸鉄道に乗車するオプショナルツアー(別料金)が予定されています。
一つ目は「三陸鉄道あまちゃん列車と三陸二大景勝地訪問」。浄土ヶ浜の朝の景観をご覧いただいた後、2013年に放映されたNHK朝の連続ドラマ小説「あまちゃん」のロケ地となった久慈駅へ。三陸鉄道に乗車し、普代駅までの45分間、海女さん姿のガイドが同乗する貸切列車を楽しみます。白井海岸駅-堀内駅間の二つの橋梁通過が見所、速度を落としゆっくり風景をご堪能いただけます。普代駅で下車後、ご昼食にご案内し、海のアルプスと呼ばれる北山崎の絶景を鑑賞し宮古に戻ります。
二つ目は「奇跡の一本松から震災を学ぶ三陸の旅」。陸前高田は県内で津波の被害が最も大きく1556人(行方不明203人)の尊い命が奪われました。東日本大震災津波伝承館を訪れ、このような悲しい出来事が二度と起こらないように数々の資料や映像から未来への防災を学んでいただきます。
陸前高田には震災前、高田松原という7万本の松林があり、日本百景にも選ばれた景勝地でした。津波によりその全てがなぎ倒され、西端の1本だけが奇跡的に残りました。「奇跡の一本松」「希望の松」とも呼ばれ復興のシンボルだったのですが、土壌の塩分濃度が高くなったため、後に枯れてしまいました。現在は、防腐処理等が施され、モニュメントとして同じ場所に佇んでいます。
ご昼食にご案内後、盛(さかり)駅から三陸鉄道の定時列車に乗車し、鉄とラグビーで名高い釜石駅で下車となります。途中、最もロマンティックな名前を有する大船渡市の恋し浜駅(2009年に小石浜から改名)に3分程度止まるようなので、駅舎に吊るされたホタテの絵馬をちらりとご覧になって下さい。釜石駅到着前は平田(へいた)湾と大平町鎌崎半島に立つ白亜の魚籃観音像「釜石大観音」を望むことができます。
この他にも、ヤギミルクのツイーツを浄土ヶ浜パークホテルでいただくツアーや本州最東端の魹ヶ崎(とどがさき)をウォーキングするオプショナルツアーなどをご用意しています(いずれも別料金)。ご紹介したオプショナルツアーは予定です。詳細はクルーズお申込後にお送りする冊子で内容、料金をご確認下さい。
こんな素敵な体験ができるにっぽん丸の旅、以下のクルーズをご用意しています。お早目にお問合せ下さい。
✿2021/11/19-11/22 にっぽん丸で航く 秋の三陸 宮古 3泊4日
東京-宮古(停泊)-東京
■ にっぽん丸は新型コロナウイルス感染症への取り組みとして、すべてのお客様に当面の間、事前および乗船当日のPCR検査(船会社指定)を2回実施します。新型コロナウイルスのワクチン接種がお済みの方も、本対応が適用となります。感染予防対策の詳細は郵船トラベルにお問合せ下さい。
上記以外のにっぽん丸新コースの詳細はこちらをご覧ください。ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
無料パンフレット請求はこちらからどうぞ!!
~オーバーナイトステイの魅力~「にっぽん丸で航く 秋の三陸 宮古」で堪能する花火、星空、そして夜明け
夜の帳がおりるころ、港に停泊しているクルーズ船はキラキラと輝きはじめます。初めて夜のクルーズ船に帰船したのはベニスでのこと。船内での仕事が一段落した午後8時頃、せっかくなのでベニスのレストランを訪れようと上陸しました。今夜は23時59分出港、めったにない深夜出航で船のスタッフもウキウキしています。本場のイタリアンとワインでついつい長居をしてしまい、帰船時刻の午後11時が迫ってきました。
ほろ酔いの中、息を切らしながらベニスの石畳をひた走り、運河にかかる橋を越え、サンマルコ広場の角を曲がると不夜城のように光輝く我が家(客船)の姿が見えました。あと10分、ああ間に合ったという安堵の気持ち、そしてその輝きは「おかえり」と言ってくれているような温かさを感じたものです。
海外旅行に気軽に行けない今、国内クルーズの寄港地で特別な体験をしてみませんか。2021年11月20日(土)、にっぽん丸は岩手県の宮古に午後4時30分に入港し、翌日の午後4時までオーバーナイトステイします。このようなケースは少なく、貴重な機会を生かし、宮古の夜と朝を楽しめるプランが用意されています。
さて、本ブログを作成している最中に朗報が飛び込んできました。「新型コロナウイルスに負けるな宮古」「東日本大震災から10年の御霊の鎮魂」をテーマにして10月に予定していた「宮古海上花火大会」が延期となり、11月20日(土)に開催されることになりました。にっぽん丸の入港に合わせてくれたかのごとく、船上から花火をご覧いただくことができます。
ところで宮古、クルーズファンならすでに訪れている方も多いかもしれませんが、東京から陸路で訪れるとけっこう大変なところなのです。東京からなら新幹線で盛岡へ、バスまたはJRの在来線に乗り換え5時間くらいかかります。和歌山県の熊野をご紹介したブログでも触れたこのような場所は「陸の孤島」と言えるかもしれません。だからこそ、クルーズ船で訪れるのがおすすめなのです。その宮古を代表する景勝地が「浄土ヶ浜(じょうどがはま)」です。
浄土ヶ浜は三陸復興国立公園にあり、今から約5200万年前の古第三紀(白亜紀の次の時代)に形成されたといわれています。火山岩からできた白い岩と小石によって入り江が作られているため、外海から隔てられていて波もおだやか。岩の上の県木「ナンブアカマツ」と白い岩肌とのコントラストが日本庭園のような美しさを醸し出しています。
そして浄土ヶ浜は夜空の観察スポットとしても有名。夜になると、星の光量を邪魔するものがなく、一面に広がる太平洋の海が星や月明りに照らされ神秘的。宮古海上花火大会を船上でご覧いただいた後、星空観察に出発する予定です。浄土ヶ浜ビジターセンターの屋上から夜空を眺めながら地元宮古で活躍するアンサンブルユニット「Grazia(グラツィア)」によるフルートとヴァイオリンの演奏が彩を添えます。ご希望の皆様全員を星空観察にご案内しますので癒しのひと時をご堪能下さい(追加代金なし、雨天の場合はビジターセンターの屋内で実施)。港に戻れば光り輝くにっぽん丸がお出迎えしてくれます。
「三王岩(さんのういわ)」は宮古港から北へ約20km、車で30分程度の田老地区にあり、三陸復興国立公園にある数多くの奇岩景観の中で最もドラマティックな景観。高さ50メートルの通称男岩の両側に女岩、太鼓岩が寄り添っています。1億年もの歳月をかけて、寄せ返す波と海原を吹き渡る風が形作った美しい自然の芸術品です。
ここから昇る朝日をご覧いただくツアーを実施し、希望者全員にご参加いただけます(追加代金なし)。ちなみに、11月21日(日)の日の出は6時23分、早起きして三王岩の向こうに輝く朝日をご鑑賞下さい。その後、宮古に戻り6時30分から営業している三陸の海の幸の宝庫、宮古魚菜市場にご案内します。
こんな素敵な体験ができるにっぽん丸の旅、以下のクルーズをご用意しています。お早目にお問合せ下さい。
✿2021/11/19-11/22 にっぽん丸で航く 秋の三陸 宮古 3泊4日
東京-宮古(停泊)-東京
■ にっぽん丸は新型コロナウイルス感染症への取り組みとして、すべてのお客様に当面の間、事前および乗船当日のPCR検査(船会社指定)を2回実施します。新型コロナウイルスのワクチン接種がお済みの方も、本対応が適用となります。感染予防対策の詳細は郵船トラベルにお問合せ下さい。
上記以外のにっぽん丸新コースの詳細はこちらをご覧ください。ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
無料パンフレット請求はこちらからどうぞ!!