アイスランド・グリーンランド紀行~8日目 最終回~
北欧の素晴らしさを伝えるアイスランド・グリーンランド紀行、今回でいよいよ最終回となります。
2015年に行った9日間の旅をよくもまぁここまで引っ張ったものです(笑)
長い間、本当にありがとうございました!!!
前回はアイスランド1周の旅を終え、レイキャヴィークに戻ったところまでお話させていただきました。
今回は最終回にして定番コースのご紹介、メイン通りでの街歩きと、贅沢なディナーをご紹介させていただき、最終日の夜と本ブログのまとめまで、お話しさせていただきます!
■8日目 レイキャヴィーク街歩き
車を一旦ホステルに置いておき、時刻は午後3時。
早くに行ってもなかなかオープンしていない、のんびりとしたアイスランドのお店もさすがにどこもオープンしています。
日本へのお土産を何も購入していないため、スーベニアショップを見て回ることにしました。
歩いてすぐメイン通りに入るか入らないかの所に、忘れてはいけないチェック必至のCDショップを発見してしまいました。
アイスランド・グリーンランド紀行~8日目 その1~
北欧の素晴らしさを伝えるアイスランド・グリーンランド紀行、投稿が遅れに遅れてしまい、誠に申し訳ありませんでした。10日ほどの旅をのんびりと3年弱に渡って掲載していた本ブログも、間もなくゴールとなります。
旅行記はレイキャヴィークに戻る前日までのお話をさせていただいておりましたが前回は脱線し、都内で行われたTerje Isungset氏のライブのお話をさせていただきました。今回は再びアイスランド国内に話を戻させていただきます。
北欧の良さが少しでも伝わればと事細かに書きすぎたこの旅も、ようやく最終日を迎えることができました!!!(涙)
■8日目 寄り道しつつレイキャヴィークへの帰還、一周旅行最後の宿へ
周囲数十キロにわたり店も家屋もない宿にて、朝を迎えました。時刻は午前9時。今までの旅は日々予定が詰まっていたためこの時間に起きては大慌てのはず。が、この日の予定はレイキャヴィークに戻りきちんと車を返却することのみ。残念な気持ちはわずかです。
早々に支度をして宿を後にします。ありとあらゆるものにアドレナリンを出し続けていたせいか、たくさん寝ることができましたがいまいち疲れが取れていない気がします(笑)
重たい身体にムチを打ち、旅の仲間と呼んで相違ない愛車に飛び乗ります。アイスランド最後のドライブへいざ出発です!
以下のおなじみ写真、この旅行記最後の掲載となるかと思います。そこかしこで「もういいよ」と言う声が聞こえてきそうですが、これで最後ですのでこの日の車窓からの光景を、ご報告させてください(笑)行った方のみがわかる、大自然への共感がそこにはあります。
アイスランド・グリーンランド紀行~番外編2~
北欧の素晴らしさを伝えるアイスランド・グリーンランド紀行、1年以上、非常に遅い筆ながらも極力詳細にアイスランド・グリーンランドについてお伝えさせていただきましたが、いよいよ佳境となってまいりました!長々とお付き合いいただきありがとうございます。
前回はアイスランド1周の旅、アークレイリを発って最終日の朝までのお話をさせていただきましたが、今回は番外編として、先日拝見した北欧アーティストのライブイベントについて、ご報告したいと思います!今回は日本、しかも都内のお話ですが、恐らく最後の脱線となるでしょう(笑)
趣味が全開ですがご容赦ください。何卒お付き合い願います。
■番外編2 Terje Isungset氏のライブへ
2月某日、この日の私は気分がどこか高揚していました。それもそのはず、生で見れることはないと思っていたTerje Isungset(かな発音不明です、申し訳ありません!)氏のライブイベントが行われるためです!北欧の音楽をこよなく愛する私ですが、この方はノルウェーで有名なパーカッションプレイヤーで、自然と音楽を調和させた演奏をされる方です。楽器であるものはもちろんのこと、楽器ではないものからも音を創り出し、世界各国の人々を不思議な世界へと引き込んでいます。
私もインターネットで何度か拝見して興味はありましたが、来日されることは絶対にないと思っておりました。
しかし!!このたび東京・横浜・千葉の3か所での演奏をされるとの情報を偶然入手し、すかさず飛びつき、この日を迎えた次第です。
50~60人ほどが入るであろう会場に行くと、ドラムでありながらドラムでない、見たことの無い楽器が・・・
氏の音楽は聴かせていただいたことがあるのでおおよその想像はつくのですが、それでもいざこの楽器たちを前にすると、何でどんな音が鳴っていたのか予想がたちません。
席につき少し待つと、Terje氏が登場されました。座りながらパーカッションを演奏している姿しか拝見していないので立っている姿は初めて見たのですが、想像のふたまわりほど背が高い方でした(笑)
スツール(椅子)につき、早速口に何かを含まれました。口琴(こうきん)と呼ばれる楽器です。マイクで音を増幅させているため、会場いっぱいに不思議な音が広がります。北風のような音がして、琴を指で弾くごとにバネのような音が弾けます。日本で育った人間にはあまり馴染みのない、ましてやこの音を出そうと考えもつかない音だな、というのが最初の感想です。新しい音楽を生で聴き、すぐに唯一無二の世界観に引き込まれます。
少しの間、口琴だけで観客を魅了したその後は何故か「ドン!ドン!」と低い音が鳴らずに「ザザザ・・・」とさざ波のような音がするバスドラム(足元に横になっている大きなドラムのことです)、叩くごとにアジア民族楽器のような音がなるスネアドラム(下の画像のものです)もとても良い音がしていました。ヘッド(表面の皮)の上に載っているベルが、この音を生み出しているのです。
徐々に演奏も激しさを増し、ノルウェーの厳しい山の吹雪を思わせるような、あるいは吹きすさぶ風のような演奏が響き、自分が都内にいることもよくわからなくなってきました(笑)この日は前日よりも10℃も気温が高い春を感じる一日でしたが、コンサートの中盤からは冬の山小屋の暖炉で毛布にくるまって震えているイメージが私の頭を支配しておりました(笑)
演奏も終盤となり、氏の最も前衛的な奏法である後衛の楽器から音が鳴り始めました。平らでまっすぐな石は、ノルウェーから持参されたとのこと。この石を、こちらもノルウェーの丸い石でなぞることにより、高音が響きます。演奏の途中で木が揺らされました。乾いた木がぶつかる時のカラコロと言う音も、増幅されて想像以上に大きく響き、ノスタルジックな雰囲気を助長してくれています。楽器ではない楽器たちも、決してもの珍しさだけでない、見た目だけの脇役に留まっていないことを証明してくれました。
鳴り続けているスネアとバスドラムとこれらの楽器が合わさって、今までに聞いたことのない音たちが最高の盛り上がりを見せます。しばらく大きな演奏がこだまし、そして最後の曲が静かに終わりました。続く拍手の中アンコールをしていただき、更に一緒に写真まで撮ってくださったTerje氏は、楽器から離れるときさくなとても素晴らしい方でした。「是非また日本にきてください!」と硬い握手を交わし、家路に着きましたとさ・・・・
以上が私のとある一日の思い出です。これまでになくマニアックな内容ととなりましたが、ついてきてくださいましたでしょうか?(笑)
Terje氏はインストゥルメンタル(歌なし)プレイヤーとなりますので、歌がなくては退屈・・・と敬遠されている方も多いかと思いますが、ぜひ一度聴いてみてください。歌がない方が心に響くこともありますし、歌がない方が音に集中できる瞬間もあります。私は夜の駅からの帰り道などがそうです。
この方のすごいところはこのパーカッションセットにとらわれず、羊の角笛や穴の開いたホースの笛、そしてなんと氷で楽器を自作し、演奏もされているのです!!!氷の楽器で奏でられた音楽は涼しげ、などと言う言葉では言い表せない、耳だけでなく視覚でも北欧の氷河がイメージできるような幻想的な、叙情的な気持ちにさせてくれます。お時間ある際にこちらもぜひぜひ一度、お聞きいただければと思います。オススメです!!!
次回は再びアイスランド旅に戻ります!満を持して、最後の一日に突入です!!!
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to be continued...
アイスランド・グリーンランド紀行~7日目 その1~
北欧の素晴らしさを伝えるアイスランド・グリーンランド紀行、前回は夜に到着したアークレイリでの食事と少しの街歩きの様子についてお話しさせていただきましたが、今回は朝から出歩いた、アークレイリ市街の散策について、お話させていただきたいと思います!
■7日目 アークレイリ観光
時間は朝の8時。早々にホステルを後にし、朝食と街で立ち寄りたいお店を決めるため、メイン通りが始まる場所に位置するカフェに向かいます。まだほとんどのお店がオープンしていないため人もまばらです。
明るい時間に見るメイン通りは、やはり小さなレイキャヴィークのようでした。
アイスランド・グリーンランド紀行~6日目 その3~
北欧の素晴らしさを伝えるアイスランド・グリーンランド紀行、前回はミーバトンネイチャーバス(Jardbodin vid Mývatn)、ゴーザフォス(Goðafoss)を経由した長旅を経て、ようやくアイスランド第2の都市、アークレイリ(Akureyri)へと到着しました!今回はアークレイリ市街の夜の観光について、お話させていただきたいと思います!
■6日目 アークレイリ観光
時刻は午後7時半。ようやくアークレイリに着いた時はもう太陽が西に向いていましたが、もう2時間弱明るい時間は続きます。市の中心に位置するユースホステルでチェックインを早々に済ませ、早々に街へ繰り出します。
早々に街へ繰り出してしまいましたが、ここはアイスランド。
午後8時にもなるとばたばたとお店は閉まってしまいます。海外での飢えほど恐ろしいものはありません。『ヘプン(Hofn)村での悲劇を繰り返したくない。』その一心で必死にレストランを探し、ホテルでもオススメされているレストランを見つけることができました。迷わず中に駆け込みます。