輪島市民大花火大会 [花火で巡る日本 6月]

輪島市民大花火大会

〈画像提供:商船三井客船〉

今日ご紹介するのは1分間に打ち上げられる花火の数が日本一といわれる密度の高い花火大会です。

毎年6月の第一週目の土曜日に石川県の輪島マリンタウンで開催される輪島市民花火大会は、20分間に約16,000発の花火が最初から最後まで連発される贅沢この上ない輪島の夏の一大イベント。

この花火大会をクルーズ船の上から見ることが出来たらどんなに素敵でしょう…ハイ、ございます!


輪島花火を見るクルーズはこちら。博多発着で輪島と伊根に寄港します。

にっぽん丸
博多発着 輪島花火と伊根の舟屋 4日間

旅行期間:2018年6月1日(金)~6月4日(月)
出発地/帰着地:博多港

オプショナルツアーとして、輪島では輪島朝市とのと鉄道「のと里山里海号」に乗車するツアー、また、伊根では風情ある伊根の舟屋と天橋立を巡るツアーがございます。


輪島朝市〈画像提供:輪島ナビ〉

輪島沖のにっぽん丸


伊根の舟屋

天橋立




花火、観光、グルメ。王道の花火クルーズです!


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年02月03日 | Permalink

ありあけタコ街道 [天草を巡る その7]


天草といえば海の幸が豊富で有名です。11月から冬の間はイセエビや車エビが美味。また天草のウニも絶品ですが、実は有明地域はタコの町。ほしタコが風にゆらめくのは夏の風物詩で国道沿いは「タコ街道」といわれています。街道をはしっていると突如「タコ入道」があらわれたため、車を止めてワンショット! 真っ青な青空を背景に入道は何をお考えなのでしょうか?


干したこ 〈写真提供:熊本県〉

タコめし 〈写真提供:熊本県〉


天草は6月の弊社チャータークルーズ「にっぽん丸 ~世界遺産登録記念クルーズ~「神宿る島」沖ノ島・宗像と軍艦島、長門仙崎と天草諸島クルーズ5日間」の寄港地となっております。有明の海の幸をどうぞお楽しみに!


投稿者名 陸(おか)船長 投稿日時 2018年02月01日 | Permalink

福山鞆の浦弁天島花火大会 [花火で巡る日本 5月]

鞆の浦の常夜灯〈イメージ〉

瀬戸内海の中心部、広島県の福山市の近くに位置する鞆の浦(とものうら)。
江戸時代に海洋交通の要所として栄えた港町で、現在でも当時の町屋や常夜灯など江戸時代の港湾施設が大切に保存されており、歴史を感じさせる風情ある町並みが魅力です。


鞆の浦周辺は、1925年に国の名勝「鞆公園」に指定され、その後1934年には瀬戸内海国立公園に指定された風光明媚なエリア。
古くは万葉集に詠まれ、また箏曲『春の海』は鞆の浦の海をイメージして作られたと言われます。
近年ではハリウッド作品を含む様々な映画やドラマのロケ地となっており、宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』はこの地にインスパイアされて生まれたのだそうです。


鞆の浦の町並み〈イメージ〉

さて、クリエイター心を刺激する港町鞆の浦では毎年5月の最終土曜日に「鞆の浦弁天島花火大会」が開催されています。
今年2018年は5月26日(土)で、クルーズ船では、ぱしふぃっく びいなすが鞆の浦に寄港して船上から花火大会が鑑賞できます。鞆の浦に浮かぶ無人島、弁天島の夜空を彩るスターマインなど約2000発の花火をお楽しみください。
当日は朝8時に鞆の浦に入港し、帰船時間夕方5時までたっぷり観光の時間もございます。

ぱしふぃっく びいなす 瀬戸内海・弁天島花火大会と南九州クルーズ 4日間
旅行期間:2018年5月25日(金)~5月28日(月)
出発地/帰着地:神戸港




郵船トラベル 花火クルーズMAPはこちら


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年01月31日 | Permalink

十字架に刻まれた謎の文字 [天草を巡る その6]


サンタマリア館〈画像提供:熊本県〉

天草市有明町の「サンタマリア館」(現在閉館中)の外に立つ十字架とマリア像。
この十字架には不思議な文字が刻まれています。

「さんしやる二 こんたろす五
くさぐさの でうすのたから しずめしずむる」

いかがでしょう?
ミステリーファンならずとも興味をそそられるのではないかと思います。

なにしろ天草四朗ゆかりのこの地のこと。天草の乱で天草四郎率いる一揆勢は全滅しましたが、やがて「3万7千人もの一揆勢を動かし養うための相当な軍用金が必要だった筈」と天草四朗の財宝の伝説がささやかれるようになりました。その財宝の隠し場所を記した地図があるとされ、なんと財宝を追って謎の死を遂げる者さえいたといいます。
「もしかしたら、この文字が天草四郎にまつわる軍資金(埋蔵金)の隠し場所を刻んだ暗号かもしれない」と『金田一少年の事件簿』ファイル22「天草財宝伝説殺人事件」のもとネタにも使われました。

ちなみに現在ではこの言葉の謎は解明されていています。
この言葉は天草に残るキリシタンのオラショ(祈り文)のラテン語の一部で、「さんしやる」の「さん」は「聖なる」というラテン語の接頭語で「サンシヤル」とは「聖なるもの=聖遺物」のこと、「こんたろす」はロザリオを意味するポルトガル語「コンタルス」のこと。
「さんしやる二 こんたろす五」とは「聖遺物が2個、ロザリオが5個」という意味で、続く「くさぐさのでうすのたからしずめしずむる」は「種々(くさぐさ)のデウスの聖遺物やロザリオをここに沈め、鎮めた」と解されました。

この時代に短歌に読み込まれるほどにラテン語やポルトガル語が使いこなされていたとは驚きですね。

サンタマリア館は2017年11月に惜しまれながら閉館しました。 貴重な資料は2018年4月より、上天草市のメモリアルホールで展示予定とのことです。


投稿者名 陸(おか)船長 投稿日時 2018年01月30日 | Permalink

イルカウォッチング [天草を巡る その5]

青く美しい海が広がる天草の通詞島沖合には、200頭以上の野生の「ミナミバンドウイルカ」が生息しています。 野生のイルカが餌付けもせず、これほど陸から近い距離で、自然のままいつでも見られるのは、「カナダ」「オーストラリア」そして「天草」だけだそうです。特に天草のこの辺りは、起伏に富んだ海底と潮流のため豊かなエサがあり、漁業も網を使わない素潜りなどのため、野生のイルカが多く生息しており、群れを作っているのでサメも寄ってこないそうで人とイルカが共存しています。


イルカは好奇心が旺盛で、人懐こいため船のすぐ近くまでやってきます。船がスピードを上げて軌跡を引きながら進んでいくと、船を追いかけてきます。その泳ぐスピードはかなり早く船の下から追い越して、船の前方に突然あらわれたりして「ぼくの方が早いよ」と言っているかのようです。
こちらは船にぶつかってしまわないか「ハラハラ」する事ももしばしば。


イルカは年中見ることができ、イルカウォッチングには漁船またはクルーザータイプの船が使用されています。目の前で見ることのできる漁船もいいですが、クルーザータイプだと冬でも暖かく、小さなお子様連れやご年配の方でも安心してイルカを見ることができるのでお勧めです。

天草は6月の弊社チャータークルーズ「にっぽん丸 ~世界遺産登録記念クルーズ~「神宿る島」沖ノ島・宗像と軍艦島、長門仙崎と天草諸島クルーズ5日間」の寄港地となっております。イルカウォッチングツアーにぜひご参加ください!

イルカたちは波があるところに行ってジャンプして遊びます♪


投稿者名 陸(おか)船長 投稿日時 2018年01月24日 | Permalink