せとうちの海に浮かぶ、ちいさな宿。「ガンツウ」の2022年12月~2023年5月の新スケジュールをご案内します。


ガンツウ<画像提供:株式会社せとうちクルーズ>


 2017年10月に就航し、国内外に唯一無二の旅のカタチを知らしめた「ガンツウ」。わずか19室、38名(最大)のお客様だけを乗せて穏やかで、庭園のようなせとうちを漂うように過ごし、大人の心を癒す旅。三密とは無縁の時間が流れています。

 大型のクルーズ船では通航することのできない瀬戸(狭門)の水道やしまなみ海道などを結ぶ個性的な橋の数々をくぐり、少人数だからこそ実施できる早朝の厳島神社参拝や伝統文化・技術にふれる船外体験、そして水揚げされたばかりの鮮魚を漁師さんから直接仕入れるなど、プライベート感覚にあふれた、あなただけの旅。 

 2020年から「ガンツウ」もコロナ禍の影響を受け、緊急事態宣言などにより一時的に運休を余儀なくされたときもありましたが、運航を続けており、2022年12月~2023年5月の新航路が発表になりました。
 「ガンツウ」の基本航路は3日間と4日間、ぞれぞれ4航路(計8航路)となります。2023年の4月と5月に各1航路、連続乗船する5日間を設定しています。それでは、各航路の魅力を簡単にご紹介いたします。


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右:オープンデッキ<画像提供:株式会社せとうちクルーズ>

広島県の尾道から山口県の上関まで、原風景の残るせとうちの西側を堪能する4日間です。本航路では、尾道水道や音戸の瀬戸をはじめとする、島と島の間を流れる狭い水道をいくつも通りぬけます。古き良きせとうちを探訪する航路です。
【錨泊場所】1日目:宮島沖、2日目:上関沖、3日目:大三島沖

<船外体験(一例)>
●早朝の静寂に包まれた厳島神社の参拝(広島県廿日市市)
●石積みの練塀などの独自文化の残る祝い島の散策(山口県熊毛郡上関町)
●海にまつわる数々の伝説が残る般若寺の参拝(山口県熊毛郡平生町)
●瀬戸内海交易の要衝として栄えた柳井の白壁の町散策(山口県柳井市)
●山・海・武門を守護する大三島の大山祇神社の参拝(愛媛県今治市)
●手積みの段々畑が美しい鹿島の散策(広島県呉市)
●来島海峡潮流体験(愛媛県今治市)
 

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右:厳島神社の大鳥居


広島県の芸予諸島の多島美を堪能する航路です。1日目は尾道水道や音戸の瀬戸などの狭水道を抜け、厳島方面へ、2日目は安芸灘ととびしま海道を通過、しまなみ海道の多々羅大橋を東へくぐり、伯方島沖に向かいます。3日目は伯方瀬戸、備後灘、横島沖を通航します。
【錨泊場所】1日目:宮島沖、2日目:伯方島沖


<船外体験(一例)>
●江戸時代の町人文化で栄えた竹原の散策(広島県竹原市)
●早朝の静寂に包まれた厳島神社の参拝(広島県廿日市市)
 

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右:鮨カウンター<画像提供:株式会社せとうちクルーズ>

瀬戸内海の名の由来となった「狭門」をいくつも通る、せとうちの魅力を体感する航路です。1日目は他の西回り同様宮島沖へ、2日目は宮島より南下し、忽那諸島(くつなしょとう)の津和地瀬戸を通り、二神島(ふたがみしま)、釣島水道から大三島沖に向かいます。3日目は鼻栗瀬戸、弓削瀬戸を通過し尾道へ戻ります。
【錨泊場所】1日目:宮島沖、2日目:大三島沖

<船外体験(一例)>
●早朝の静寂に包まれた厳島神社の参拝(広島県廿日市市)
●二神島や興居島(ごごしま)など忽那諸島の散策(愛媛県松山市)
●山・海・武門を守護する大三島の大山祇神社の参拝(愛媛県今治市)
 

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右:多々羅大橋とガンツウ<画像提供:株式会社せとうちクルーズ>

ガンツウの旅のスタイル「せとうち漂泊。」を堪能する船旅です。あえて船外体験は事前に予定せず、その日にもっともふさわしい春の情景へご案内します。1日目は因島大橋をくぐり下大崎群島の豊島(とよしま)沖を通航、2日目は愛媛県の海岸線に沿ってすすみ詫間湾へ。3日目は瀬戸大橋まで足をのばし、伯方瀬戸へ戻ります。多々羅大橋通航後、大三島沖で錨泊。4日目は鼻栗瀬戸、弓削瀬戸を通過し尾道へ戻ります。
【錨泊場所】1日目:伯方島沖、2日目:詫間湾、3日目:大三島沖


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右:能島城跡と潮流

海賊と言うと、商船を襲い、金品を略奪する恐ろしいイメージがあるかもしれませんが、村上海賊(水軍)は一線を画し、難所の多い瀬戸内海の航海の安全と交易や流通の秩序を通航料を徴収することにより守った一族で、主に16世紀に活躍していました。本航路では村上海賊にまつわる海域を周遊し、瀬戸内海を舞台に繰り広げられた彼らの足跡をたどります。
【錨泊場所】1日目:大三島沖、2日目:鞆の浦沖

<船外体験(一例)>
●村上海賊の足跡を辿るミュージアムの見学(愛媛県今治市)
●天然の要塞と言われた能島(のしま)の潮流体験(愛媛県今治市)
●瀬戸内最強の海賊たちの居城の散策(愛媛県今治市)
●山・海・武門を守護する大三島の大山祇神社の参拝(愛媛県今治市)
 

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右:北木島の石切り場©岡山県観光連盟

尾道から小豆島まで、岡山県と香川県の間を通航し、過去より現在も物流の中心となった航路を探訪します。銘石「北木御影石」が現在も採掘されている北木島は江戸初期の大阪城修築の際には、大量の石垣石を送り出しています。特産品と景観が魅力の小豆島、城下町丸亀やせとうちアートめぐりなど、船外体験も充実の航路です。
【錨泊場所】1日目:北木島沖、2日目:小豆島沖、3日目:鞆の浦沖

<船外体験(一例)>
●「石の島」と呼ばれる北木島の散策(岡山県笠岡市)
●霊場「碁石山」参詣(香川県小豆郡)
●約150年続く老舗の醤油蔵見学(香川県小豆郡)
●日本の現風景の残る中山千枚田散策(香川県小豆郡)
●塩飽大工の街並みが残る本島の散策(香川県丸亀市)
●せとうちアートを巡る(岡山県/香川県)
 

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右:小豆島のオリーブ©(一社)小豆島観光協会

尾道から瀬戸大橋を通航し、玉野沖で錨泊します。翌日は直島諸島 、 水島諸島 、 笠岡諸島 、 小豆島 、 塩飽諸島 などの多数の島々を有する備讃諸島の景観を堪能します。船外体験では小豆島伝統の食文化に触れることができます。
【錨泊地】1日目:玉野沖、2日目:詫間湾

<船外体験(一例)>
●代々続く手延べの製法を守る素麺の製麺所見学(香川県小豆郡)
●最高品質のオリーブオイルを生産する農家訪問(香川県小豆郡)
●約150年続く老舗の醤油蔵見学(香川県小豆郡)
 

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右:高松盆栽

せとうちの伝統文化と技術を2日間かけて体験していただく新しいご提案です。1日目は玉野へ向かい錨泊、2日目は高松にて江戸時代より黒松の育成を行ってきた「高松盆栽」の盆栽家、高松藩主である松平家の保護によって発展した「香川漆器」の生産者を訪れ技法を学びます。3日目は岡山での「備前焼体験」、数々の名刀を生み出してきた「備前長船刀工体験」も予定しています。
【錨泊場所】1日目:玉野沖、2日目:日生沖、3日目:詫間湾

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ガンツウ from Daiki Ishii on Vimeo.


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<ガンツウご予約、お申込のご案内>
●全航路、広島県尾道市にあるベラビスタマリーナの出港・帰港となります。JR福山駅または広島空港までの往復送迎サービスは、乗下船日当日に限り、事前予約制にてご利用いただけます(追加代金なし)
●お1人1個、往復の宅配費用が旅行代金に含まれています。
●ベラビスタ スパ&マリーナ尾道での前泊、後泊の手配も郵船トラベルで承ります(別料金)。
●船外体験(原則、乗下船日以外で1日1回)の費用が旅行代金に含まれています。船外体験の内容は乗船後のご案内となります。
●お好きなものを、お好きなだけお召上がりいただけるお食事のほか、アルコールを含む各種お飲み物(特定銘柄を除く)、お部屋のミニバー、ワインセラーのアルコール類も旅行代金に含まれています。
●全室、バスタブ付(一部の客室は露天風呂)と最後尾にも浴室がございます。お部屋タイプは4つ、お部屋サイズは50㎡、80㎡、90㎡です。
●大人の時間をお楽しみいただくため、ガンツウは乗船時、15歳以上の方のみご乗船いただけます。また、お一部屋あたりの定員は1名または2名までとなっています。 


 詳しくはこちらをご覧ください。船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987 
■神 戸☎ 078-251-6218 
■福 岡☎ 092-475-0011 
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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年08月31日 | Permalink