臨海副都心に新しい客船ふ頭
クルーズ客船の大型化が進む中、時々ニュースになるのが「大きすぎてレインボーブリッジやベイブリッジをくぐれない船」や「客船ふ頭に接岸できず貨物ふ頭を利用する客船」の話題。
私も以前、ボイジャー・オブ・ザ・シーズの日本発着クルーズに乗船した際、東京港、横浜港共に客船ふ頭に接岸できない為貨物ふ頭から乗下船するという面白い経験をしました。
現在の客船ふ頭の建造当時には予測だにしなかった規模で客船の大型化が進んだということでしょうし、船の大きさを実感できるエピソードではありますが、やはり移動の負担があることは否めません。
そんな中で2015年4月には博多港にクルーズ客船専用ターミナルがオープンするなど、日本国内の港でも巨大な外国船を受け入れるための体制が徐々に整えられています。
東京港でも現在、臨海副都心に22万総トン級の船も受け入れ可能な新しい客船ふ頭を整備中です。
「首都の玄関口」をコンセプトに、4階建て、約15,000平方メートルの解放感溢れるターミナルビルとなる予定で、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会までにオープンする計画とのことです。楽しみですね!
http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/

奇跡の奥尻ワイナリー物語
4月14日と16日に熊本県を中心として発生した地震は大きな爪痕を残しましたが、改めて日本が地震列島であることを知ることとなりました。そんな地震によって壊滅した地域から見事復興を成し遂げた島がみなみ北海道にありました。それは「奥尻島」です。
1993年に発生した北海道南西沖地震は津波によって奥尻島に壊滅的な被害をもたらしましたが、震災からの復興を願い島の将来を託されて「ワインプロジェクト」が立ち上げられました。「奥尻島にワインを!」島内に自生する山葡萄の苗木を一本一本畑に植えることからはじまり、強い風や塩害に苦しめられながらも試行錯誤を重ねた結果、現在では6万本以上のブドウの木が育てられました。
こうして長い時間をかけ海の深みを感じる味わい深い「奥尻ワイン」が誕生したのです。日本海の潮風を受けて育ったぶどうは天然のミネラル分が豊富であり、また、ぶどうの栽培から醸造まで一貫した製法は、「メイド・イン・奥尻」として日本のみならず海外にも出荷されるようになり、奥尻島に元気な活力を与えているのです。そんな「奥尻ワイナリー」の試みは奥尻島だけでなく日本をも元気にしてくれることでしょう。
そんな奥尻島と飛鳥Ⅱクルーズを組み合わせたツアーを企画しました。奥尻島へ復興への軌跡を訪ねてみてはいかがでしょうか?
飛鳥IIで航く 仙台・ひたちクルーズ 神威の宿る島「奥尻島」と江差追分を訪ねる (函館乗船横浜下船) 6日間 <2016年9月出発>

海の深みを感じる味わい「奥尻ワイン」
TOKYO FM WORLD CRUISE公開収録!
5/22(土)、5/23(日)に晴海ふ頭で開催されたクルーズフェスタ2016内ではラジオ番組の公開収録も行われました、と前回のブログに書きましたが、今日はこの時収録された番組のご紹介です。
番組はファッションディレクターの干場義雅さんとクルーズコンシェルジュの保木久美子さんがパーソナリティを務める「WORLD CRUISE」。クルーズをテーマにしたお洒落な番組です。ゲストは吉田栄作さん。海外に滞在していた時のエピソードや旅行のお話を聴かせていただきました。音声だけではもったいないような、素敵なお三方でした!
この日の収録は6月に数回に分けて放送される予定です。
「WORLD CRUISE」
放送日:毎週土曜日 TOKYO FM 12:00~12:25、FM OSAKA 18:00~118:25、FM AICHI 11:00~11:25
http://www.tfm.co.jp/cruise/
今、旬のアスパラガスを食して、梅雨を乗り切りましょう
皆さんはアスパラガスをどのように調理されていますか?カロテン、ビタミンC、E、B群を含む緑黄色野菜であり、疲労回復にも効くと言うことで注目されていますね。穂先が詰まって、茎は緑が鮮やかでハリがあり、切り口は白いのが良いと聞き、スーパーに行っては時間を掛けて品定めするのが習慣となってしまいました。店員さんには変なオヤジと思われているかもしれません。さて、これから梅雨から夏を迎える時期となりますが、しっかり適度な運動と食事に気を使って、旅をお楽しみください!来週は梅酒の作り方でもご案内しようかな!?