夜はドレス、朝は和食
2泊3日の【飛鳥II 日本郵船チャリティークルーズ】のレポートもついに最終日の朝を迎えました。
前日の夜9時半に清水港を出港し月夜の海をクルーズした飛鳥IIは横浜港に向けて航行中です。
やたら食べ物の話が多かったこのレポートですが、やっぱりこれは外せない!朝ごはんのお話をさせていただきます。
朝食は、洋食ビュッフェと和食があって、好きなほうを食べられるのですが、前の日は洋食ビュッフェにしたので、この日は和食をいただくことにしました。
和食は、夕食と同じメインダイニング「フォーシーズン」でいただきます。
洋食のしっかりしたディナーが続いたせいか、フォーシーズンは和食を選んだお客様で賑わっていました。
白米、お味噌汁、焼き魚、昆布の煮物、落とし卵、お漬物、梅干、納豆…。和食もいいですね〜。なんだかほっとします。
夜は華やかなドレスでショーにカクテル、カジノやダンスなどナイトライフを楽しんで、朝には完璧な和食を食べられる。これは日本船クルーズだからこその贅沢ですね。
横浜港入港はこのあと午前9時予定。
下船までに、さあ急いで飛鳥IIのお土産をチェックしにいきましょう。
「飛鳥II オリジナルグッズ」に続く…
船からのメール
横浜〜清水を往復した今回のクルーズ、割と陸地に近い航路を取っていたのですが、携帯の電波がつながったのを確認できたのは東京湾内まででした。
電波が届かなくなったら、クルーズ船からメールを送りたいときは、コンピュータープラザに設置してある専用のパソコンを使います。
利用方法は、コンピュータープラザまたはレセプションでプリペイドカードを購入し、クルーズの間だけ使える専用アドレスを発行してもらいます。
こちらがコンピュータープラザ。インターネット専用、メール専用、書類用、とパソコンが分かれていました。
船の上からメールが来たら嬉しいですよね。ブログの更新もここでならできます!
ただし、インターネットの閲覧は陸上のブロードバンド環境に比べると4倍程度の時間がかかるとのことなので、利用される場合は時間配分を計算しておくとよいのではないかと思います。
ちなみにパソコンのスクリーンセーバーは飛鳥IIでした。
「夜はドレス、朝は和食」に続く…
月の道
ショー、カジノ、ゲーム、ショッピング、ダンス、お夜食などなど、この日のすべてのイベント・船内プログラムが終了しました。ほとんどのお客様がキャビン(客室)に戻られ、船内はすっかり静かです。
ここで再び夜の海を見にプロムナードデッキに出てみました。沖に出たからかずいぶんと風が強くなっていて夜空に雲が早く流れているのが見えます。
月が明るくて、海に見事に道を作っていました。あまりに綺麗で、強風の中写真を撮り続けてしまいました。
夜中でも明るい都会の空とは違う本当の夜空と、本当の月の光を見ることができました。
「船からのメール」に続く…
遊んだ後はお夜食です
連載でお送りしている【飛鳥II 日本郵船チャリティークルーズ】ですが、盛り沢山の2泊3日の船旅もついに2日目の夜となりました。
最後の船内プログラムであるダンスタイムが深夜24時にお開きとなり、ダンスを楽しんでいた皆さんといっしょにお夜食が用意されているフォーシーズンダイニングルームに移動してきました。お夜食は24時半まで。びしっと蝶ネクタイで決めたウェイターさん達が給仕してくれます。
メニューは1日目は鶏雑炊、2日目のこの日はとろろ昆布そばがメインで、春巻にケーキ、フルーツもたっぷりと。
いかがでしょう、夜中にケーキ…目の毒です。
ひとつひとつは小さいのです。ぺろっと食べられそう。ストロベリー、洋ナシ、ブルーベリー、それぞれに可愛らしくて美味しそうです。
やっぱり、ここまできたら味見しとかないとね。
腹ごなしに(?)もう少し深夜の飛鳥II船内を徘徊することにします。
「月の道」に続く…
社交ダンスはクルーズの花
クルーズの旅行に関してお客様からよくいただく質問は、空室確認、服装、そして社交ダンスに関してです。
社交ダンスについての質問内容はダンスタイムが設けられているか、ダンスパートナー(リボンさん)が乗船しているか、などなど。
というわけで今回はお客様の関心が高い社交ダンスの会場にお邪魔させていただきました。場所は、プラザデッキ(6デッキ)船尾の「クラブ2100」。中央にある板張りのダンスフロアをテーブルと椅子の客席が取り囲んでいます。
今回取材させていただいた【飛鳥II チャリティクルーズ】では、ダンスタイムは夕方6時から深夜24時まで。途中、生バンドの演奏が付く時間も設けられていました。
ハイヒールのダンスシューズで軽やかに踊る女性のお客様、仲良く踊るご夫婦、「この曲は一人でも参加しやすいのよ」と教えてくださるご婦人。
それにしても、みなさんすっきりとしたスタイルをしていらっしゃるのに驚きました。ダンスの効果でしょうか。ぴしっと姿勢を正して踊る姿を見ていると、いかにも背中が引き締まりそうです!
華麗なタンゴあり、群舞あり。皆さんそれぞれお気に入りの曲でフロアに出てゆきます。
一人でいらしていた女性のお客様は、クルーズには妹さんと参加しているけれどダンスをするのは自分だけなので、この時間は別行動なのだと教えてくださいました。この後、ダイニングでのお夜食で合流するそうです。
ダンスパートナー(リボンさん)は何度か「踊ってみませんか?」と声を掛けてくださいました。踊れたら楽しいでしょうね!きっと世界が広がるに違いない、と思いつつも、ここは取材に徹して(なにしろ踊れないので…)、カメラを抱えて壁に貼り付いていました(笑)。
クルーズに参加されるお客様の中には「ダンスが目的!」という方もいらっしゃるそうです。夕方から深夜にかけてのダンスタイムをフルに楽しむために、昼間はご自分のキャビン(客室)でのんびりして過ごされるそうです。クルーズにはいろいろな楽しみ方があるのですね。
「遊んだ後はお夜食です」に続く…