対象クルーズに乗船すると次回に利用できる10万円のクルーズ旅行券がペアで当たる “Let's Go!クルーズキャンペーン” がいよいよ始まります!
秋から冬のクルーズをご計画のみなさまにとっておきのお知らせがあります。飛鳥Ⅱ、にっぽん丸、ぱしふぃっく びいなすの対象クルーズにご乗船の方に抽選で、各クルーズ会社3組(計9組)に次のクルーズに利用できる10万円分のクルーズ旅行券がペアで当たる総額180万円の“Let's Go!クルーズキャンペーン” が始まります。
そこで今回は各クルーズ会社のキャンペーン対象クルーズをご紹介します。これらのいずれかに乗船されますと、キャンペーンに応募することが可能となり、複数乗船された場合は都度応募することができチャンス倍増! それでは対象クルーズをご覧いただき、ぜひご乗船をご検討ください。※応募方法は巻末をご覧ください。
<飛鳥Ⅱキャンペーン対象クルーズ>
<にっぽん丸キャンペーン対象クルーズ>
●2022/11/8(火)▶11/11(金) にっぽん丸で航く 秋のふなたび ~耶馬溪・霧島神宮~ 4日間
神戸~志布志~別府~神戸
♥紅葉が美しい耶馬溪と霧島神宮への無料連絡バスを運行します。
●2022/11/12(土)▶11/15(火) 名古屋発着 秋の絶景クルーズ ~寒霞渓~ 4日間
名古屋~小松島~小豆島(通船)~名古屋
♥瀬戸内海の絶景と迫力ある紅葉を楽しめる寒霞渓にご案内します。
●2022/11/28(月)▶12/1(木) 世界遺産 中尊寺・東北クルーズ ~秋花火 in 大船渡~ 4日間
横浜~大船渡(停泊)~横浜
♥世界遺産 中尊寺への無料連絡バスを運行します。
♥大船渡では「にっぽん丸オリジナル花火」を打ち上げます。 ☆ステートルームシングルキャンペーン対象クルーズです。
☆シングルキャンペーン:スタンダード、コンフォート、スーペリアーツインの各ステートルームのシングルが120%でご利用いただけます。
<ぱしふぃっく びいなすキャンペーン対象クルーズ>
●2022/11/7(月)▶11/9(水) 横浜発着 びいなす Autumnクルーズ ~満月の夜に~ 3日間
横浜~<航海日>~横浜
♥11月8日の18:00~20:40の間、皆既月食が観察できます。日中に天体講座を実施し、夕刻は天体観察をお楽しみください。
♥秋のスペシャルフレンチコースをご賞味いただけます。ハウスワイン赤・白をフリードリンクでお楽しみください。
●2022/11/18(金)▶11/21(月) 神戸発着 秋の九州 佐伯・四国 高松 瀬戸内海クルーズ 4日間
神戸~高松~佐伯~神戸
♥週末利用
♥佐伯(さいき)は大分県の南東部、海と山に囲まれた風光明媚な城下町です。
♥特別ディナー ~ 瀬戸内海協奏曲 Concerto de Seto ~
●2022/12/11(日)▶12/13(火) 横浜発着 クリスマス キラキラクルーズ 3日間
横浜~四日市~横浜
♥Aコースは国内最大級のイルミネーション「なばなの里」鑑賞付きプランが含まれています。自由行動をお楽しみいただくBコースをお選びいただくこともできます。
♥クリスマスコースディナー
♥日本を代表するテノール歌手とソプラノ、ピアノ・ヴァイオリン・チェロによるクリスマススペシャルコンサートをお楽しみください。
●2022/12/17(土)▶12/19(月) 名古屋発着 クリスマスクルーズ NAGOYA 3日間
名古屋~(熱海海上花火大会 船上鑑賞)~名古屋
♥週末利用 ♥クリスマスコースディナー
♥日本を代表するテノール歌手とソプラノ、ピアノ・ヴァイオリン・チェロによるクリスマススペシャルコンサートをお楽しみください。
●2022/12/20(火)▶12/22(木) 神戸発着 クリスマス瀬戸内海クルージング 3日間
神戸~<瀬戸内海クルージング>~神戸
♥クリスマスコースディナー
♥日本を代表するテノール歌手とソプラノ、ピアノ・ヴァイオリン・チェロによるクリスマススペシャルコンサートをお楽しみください。
<“Let's Go!クルーズキャンペーン”応募方法>
①まずは上記の対象クルーズのいずれかにご予約、お支払いください。郵船トラベルを含む、特定の旅行会社での予約のみ応募対象となります。各種割引券などは通常通りお使いいただけます。
②最終日程表をお送りする際、応募用紙を同封します。
③「Let's Go!クルーズキャンペーン事務局」宛てに2023年1月31日(消印有効)までに郵送でご応募下さい。郵送料はお客様のご負担となります。応募用紙は紛失されますと再発行できませんのでご注意ください。
④対象クルーズがすべて終了後、2月中旬をめどに抽選を行います。
⑤当選者には各クルーズ会社から10万円×2名様分のクルーズ旅行券が郵送されます。ご利用いただけるクルーズは同封された案内書に記載されています。ご利用の際は2名1組でお申込ください。譲渡はできませんので当選者ご本人がご利用ください。同行者は応募の際の同行者でなくてもOKです。クルーズ会社発行の割引券や株主優待券はご利用いただけません。
Let's Go!クルーズキャンペーンの詳細はこちらの特設ページもご覧ください。ご不明な点がおありでしたら、郵船トラベルへお問合せください。
船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
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2022年は笑門来福で過ごしましょう!
明けましておめでとうございます。いつも郵船トラベルをご利用下さっている皆様、ブログをご覧いただいている皆様、旧年中は大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。
さて、年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか。一昨年に比べますと、日本は新型コロナウイルス感染症も多少収束の兆しがあり、初詣や初買にと賑わいが戻ったように感じられるものの、諸外国は深刻な状況が続いています。残念ながら、海外旅行は少し先になりそうですが、今しばらくは感染症予防対策に万全を期して国内旅行が楽しめる1年となりますように。
「笑う門には福来る」はとても縁起の良い言葉で、お正月に耳にされる機会が多いかと思います。由来をご存じでしょうか。「笑門来福」はお正月に家庭で行う遊びとして知られている「福笑い」のことだそうです。福笑いは目隠しをしたまま顔のパーツを輪郭の上に並べるのですが、たいていはうまくいかずに面白い顔が出来上がるので、見ている周囲の人は大笑いしてしまいます。
福笑いの輪郭は「おた福」で、「福」をあらわします。そして「門」には「家庭」や「家族」という意味があり、ここから「福笑い」「家族が笑う」「家族の幸せ」とつながり、「笑う門には福来たる」という言葉ができたと考えられています。中国由来の四文字熟語かと思いきや、中国には「笑門来福」という熟語はないそうです。
ところで、笑いは健康に良い、実際に福を呼ぶと聞いたことはありませんか?「怒れる拳、笑顔に当たらず」ということわざにあるように、怒って拳を振り上げても相手が笑っていると殴れない、という意味です。つまり笑顔はコミュニケーション能力があるのです。
脳科学者の研究によると、人は楽しいから笑うのではなく、笑顔を作るから楽しくなるという効果もあるそうで、口角を上げるだけでドーパミン系の神経活動が変化し、快楽に関係した神経伝達物質が放出されるそうです。また、前頭前野の血流が活性化し、脳の健康にも良いそうです。
引きこもりがちになってしまったこの2年間ですが、人とのふれあいや会話も脳の幸福感を高める一つの要因だそうです。そういう意味でもクルーズは幸福感を高めてくれること間違いなしです。
2022年はマスクの下であっても笑顔で過ごしたいですね。皆様のクルーズライフがより楽しいものとなりますよう郵船トラベルのスタッフ一同、お手伝いさせて頂きます。本年もご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
■休業日、営業時間外はホームページよりお問合せ下さい。
郵船トラベルのホームページより、365日24時間、空室状況を確認しながら、直接ご予約いただける機能が加わりました!各コース詳細ページの旅行代金下に表示される「お申込み」ボタンよりご予約へお進みください。
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平安時代の添乗員は大変だった? ~現代の熊野詣はクルーズでらくらく~
「陸の孤島」という言葉があります。文字通り、陸地にありながら絶海の孤島のように容易にたどり着けない場所です。日本列島の約70%が山岳地帯と丘陵地に占められているためこのような場所が多いのですが、その一つが紀伊半島の南端、熊野です。昭和34年(1959年)に紀州本線が開通するまで「陸の孤島」と呼ばれていました。
車も列車もない平安時代、907年の宇多法皇から1281年の亀山上皇までの374年の間におよそ100度の熊野御幸(上皇・法皇が外出すること)が行われました。その後、中世期には「蟻の熊野詣」と言われるほどブームになり、庶民にも広がったそうです。とはいえ京都から最短でも片道約200km、現在ですら、クルーズ船が寄港する新宮港までは車でも列車でも4時間もかかるにもかかわらず・・・です。
当時の熊野御幸の様子は平安時代の有名歌人藤原定家の日記「明月記(国宝)」に残っています。これによりますと、当時22歳の後鳥羽上皇の御幸に供奉(同行)した藤原定家は40歳。
1201年10月5日に京都の城南宮を出発、16日に熊野本宮大社、18日に熊野速玉大社、19日に那智の滝に到達し、難所を越えて26日に京都に帰着する22日間のグランドツアーです。
彼の任務は一行に先駆けて船や昼食、宿所を設営することでした。日頃はインドア派、小倉百人一首の選者になるほどの歌人は、不慣れながら上皇のために馬を馳せ、御経供養や奉幣(社寺に御経や供物の提供)に奔走します。予定していた宿舎が忌中で利用できないなどのハプニングに見舞われ、夜は上皇に請われエンターテイメントとして歌会の開催。とにかく、ボロボロになるほど大変だったと日記には記載されています。南紀の暑さで体調を崩し、後半は日記の筆がすすまなくなるほど、辛い状態になりました。
京に戻った翌日は、早朝から旅で利用した雑物(アウトドア用品?)を洗い、先達(山岳の指導者)に返却したとも書いてあります。ご苦労さまでした。
あれ、筆者は全く縁が無いと思っていた平安歌人に急に親近感がわきました。定家が行ったことは、まさにお客様のために東奔西走する旅行会社の添乗員!旅行会社の業務は手数料が収入になる営利行為ですが、こんなに大変な目に遭いながらも手配を請け負った定家の目的はなんだったのでしょうか?
ズバリ出世です。一説によるとこの時の位は左近衛少将でしたが、中将に取り上げて欲しかったそうです。功績をあげて、課長から部長になりたい、という感じでしょうか。
この話には残念なオチがあります。この年の12月23日徐目(任官の儀式)の日、定家には何の音沙汰もなかったとか(泣)。
来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩(もしほ)の 身もこがれつつ
(藤原定家 小倉百人一首)
藤原定家のように苦労しなくても、現代の熊野詣はクルーズなら、らくらくです。ちなみに、熊野御幸は天皇を引退した上皇・法皇のみで、現役の天皇は1度も行っていません。
熊野詣は聖地を目指し、蘇りを願う信仰であり修行であったのですが、実際には遊興の意味合いも兼ねていました。時間もお金も自由に使える引退後の長旅は、いつの時代も現役では難しいようです。
平成16年(2004年)熊野古道は「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。代表的なルートは紀伊半島の西側「紀伊路」、東側は「伊勢路」です。前者がご紹介した御幸が通った道で、道筋には休憩所を兼ねた王子社がまつられていました。後者は、江戸時代に伊勢参宮を終えた旅人達が辿った道で、いわば庶民の道でした。そして中央には熊野三山を結ぶ「中辺路」が通じています。これらの熊野古道は今ではトレッキングを楽しむ方が多く、木々に囲まれた石畳を歩くと夏でも涼やかな風が吹いています。
熊野古道は新宮市の熊野速玉大社、田辺市の熊野本宮大社、そして那智勝浦町にある熊野那智大社を詣でる道です。古代より神々の霊が隠れ籠る独自の聖域をなした場所に祀られていた熊野三山ですが、不便な場所にあるからこそ、いにしえの高貴な方々を魅了したのかもしれません。すでに訪れている方も多いかもしれませんが、34回も御幸した後白河上皇のように、蘇りを願い、何度も訪れてみてはいかがでしょうか?
古代からの聖地、熊野を訪れ、いにしえの人々の足跡をたどってみてはいかがでしょうか?下記のクルーズが新宮に寄港します。
✿2022/1/4(火)▶1/7(金)
初春の宝船 にっぽん丸 新宮・瀬戸内海 4日間
✿2022/3/16(水)▶3/19(土)
飛鳥Ⅱ 横浜 結航路 駿河・新宮クルーズ 4日間
✿2022/3/28(月)▶4/1(金)
ぱしふぃっく びいなす 春爛漫 黒潮海道クルーズ ~新宮・高知・日高~ 5日間
上記の他にも多数コースがございます。お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
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日本のいいとこ ~金沢の割烹カウンターで過ごすの夜~
BS-TBSで2003年から放送されている「吉田類の酒場放浪記」という番組、ご存じでしょうか。イラストレーターで俳人の吉田類(よしだるい)が東京を中心に各地の酒場を巡ります。1回15分の放映時間で巡るお店のほとんどが個人経営、東京という街中の、その地域に密着した地元の方の為の居酒屋です。このわずか15分で不思議とそのお店にいるような楽しい気分にさせてくれます。
今回ご紹介するのは、東京でもなく、居酒屋でもない金沢の割烹。えらい違いだと思わないでください。門構えも店内もお料理も、まさに割烹なのですが、吉田類が紹介するお店に通じることは、個人経営でけっして敷居が高くなくて、訪れる人を幸せな気持ちにさせてくれる憩いの場所であることです。
金沢は日本海に流れる浅野川と犀川の間に金沢城や兼六園があり町の中心として発達しました。犀川大橋から香林坊に至る国道157号沿いにある繁華街、片町は居酒屋や割烹などの飲食店が集結する「金沢夜の顔」。金沢駅からは2.5kmほど。ホテルが多い百万石通り沿いからなら1km程度です。さて、今宵は片町へでかけてみましょう。
割烹「桶田」は繁華街の喧騒が嘘のような静かな路地にあり、そばにはかつて金沢の物流を担っていた大野庄用水が流れ風情ある雰囲気。今は暗渠になっている場所もありますが、犀川に流れはつながっています。
予約をしているとはいえ、最初はちょっとドキドキしながら暖簾をくぐり、格子戸を開けると「いらっしゃいませ」という明るいご主人の声。すっきりとした店内でまず目に飛び込むのは9席のカウンター。ちょっと早かったのかまだ誰もいませんが、促されるままに端の1席を陣取ります。
初めての割烹のお店のカウンター、ましてや歴史ある金沢ともなれば誰しも緊張してしまいますがこのお店ならそんな心配は無用。親子での家族経営とのことでとてもアットホームな雰囲気です。その日のおすすめが書かれた手書きのお品書きからご主人と相談しながらお料理を出して頂きます。
まずは日本海の新鮮な刺身の盛り合わせを頂き、そしてレンコンのすり流し(はす蒸し)。桶田自慢の一品で、金沢らしく金箔がちりばめられています。まったりしたあんのお出汁もいいお味。お料理は美しく盛られ、九谷焼など目にも美味しくしてくれる器の数々も楽しめます。同じお料理でも、いつも同じ器で出すことはしないそうで、季節感も出しているようです。
そして、なんと言っても金沢に来たら食べてみたいのが甲箱蟹(こうばこがに)。オスのズワイガニは冷凍をスーパーでも手に入れることができますが、メスの甲箱蟹は水揚げされる時期も限られ(11月6日から12月29日にかけてのみ)地元以外でお目にかかれる機会はめったにありません。筆者はラッキーにもこの時期に訪れたようです。
このお店の近くには金沢おでんで名高い行列必至のお店「赤玉」の本店があるのですが、ここでも1番人気は、かに面(かにつら)のおでん。地元の人も、季節になれば甲箱蟹を楽しみます。
ご主人の軽妙なおもてなしと石川県の地酒ですっかりいい気分になった筆者は食べることに夢中になり、肝心の「のどぐろの味噌焼き」を撮影し忘れてしまいました。後に知ったことですが、ご主人は金沢一と言われた料亭「つる幸(惜しまれつつ2018年に閉店)」で焼きの桶田と呼ばれた職人さん。こちらのブログでものどぐろについてご紹介しましたが、高価なのどぐろを最高の状態で焼いてくれました。皮は味噌とあいまって香ばしく、身は適度に脂が落ちてぷりっとした触感です。
すっかり夜もふけ、おなかも心も満たされお店を出ました。ちなみにこのお店、お品書きにはお値段が書かれていません。これも初めてなら緊張してしまうことなのですが、同じお料理内容でもし東京なら・・・恐らく倍くらいのお値段ではないかと筆者は推察します。金沢の人が「毎日行きたい」と、とても人気のあるお店とのことで、必ずご予約の上訪れて下さい。
*画像はすべて2019年以前に撮影したものです。
旅先の気楽なランチも楽しいですが、金沢に訪れることがあれば、是非夜のお料理もお楽しみください。白山の伏流水が流れ込む豊な海で育まれた鮮魚、美味しい水がもたらすお米、野菜、お酒など食材の宝庫で歴史とともに培われた高いお料理の技術や美意識がともに整う場所は日本でも数少ないと思われます。
以下のクルーズが金沢発着です。金沢は観光場所も充実しているので前泊、後泊してゆっくりお過ごしになるのもおすすめです。運航スケジュールは変更になる場合もありますので郵船トラベルにご確認下さい。
✿2021/7/26-7/28 飛鳥Ⅱ 夏の北前航路 境港・金沢クルーズ 2泊3日
門司-境港-金沢
✿2021/7/28-7/30 飛鳥Ⅱ 夏の北前航路 酒田・函館クルーズ 2泊3日
金沢-酒田-函館
✿2021/9/26-10/1 飛鳥Ⅱ 秋の日本一周Aコース 5泊6日
横浜-函館-能代-金沢
✿2021/10/1-10/6 飛鳥Ⅱ 秋の日本一周Bコース 5泊6日
金沢-門司-鹿児島-横浜
まだまだ新型コロナウイルスの感染が収束していないのでご不安をお感じになられている方も多いかと存じます。飛鳥Ⅱの新型コロナウイルス感染症予防対策については4月12日、4月15日、4月21日の各ブログをご覧ください。また、にっぽん丸の対策についてはこちらの動画をご覧ください。いずれも詳細は郵船トラベルにお問合せ下さい。
船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
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日本のいいとこ ~日本海の贈り物、金沢でいただく「のどぐろ」~
日本人は旬を迎えれば必ず1度は食べてみたい高級魚類がありますよね。京都なら冬はぐじ(甘鯛)や松葉ガニ、夏は鱧。季節が過ぎると店頭から姿を消し、また次の年を待ちます。この待ち遠しい気持ちがまた美味しく感じられるのかもしれません。
さて、今回は都市部でも人気急上昇中の高級魚「のどくろ」について調べてみました。のどぐろの正式名称はアカムツ(赤鯥)で青森県から山口県にかけての日本海側で幅広く水揚げされる魚です。価格はかなりの高額、一般的なサイズは1匹200gで2,000円もします。黒毛和牛くらいの値段なのですが、肉と異なり魚は可食部は半分以下の95g(衝撃です)。さらにサイズが大きくなれば価格率も上がります(例:一匹400g~600gは約7,000円)。
このように高価なのどくろですが、意外にも旬はなく、1年中一定量を捕獲されていることもあり、取引価格も通年、あまり変わらないそうです。価格が下がらない理由のひとつが養殖できないこと。人工授精、人工ふ化の研究はされているのですが、非常に難しく、商業ベースにのっていないのが現状です。
金沢を訪れたら食べてみたいと思うのが人情、とはいえ高額だと知ってしまったらむむ、躊躇しつつもなおさら頂きたくなりますよね。
お魚好きなら行ってみたい場所は近江町市場。冬になれば松葉ガニが店頭に並び地方発送も出来るので大賑わいですが、鮮魚を旅行中に購入するのは憚るならのどぐろの一夜干しがおすすめ。小ぶりのものなら安価で購入できます。近江町市場には人気の海鮮丼や鰤のカマ焼きなど新鮮な魚介類を出す飲食店も併設しています。のどぐろは気楽なお店の握り寿司で一貫400円~500円位。またゆっくり味わうなら金沢の片町には素敵な割烹のお店も多く日本海の海の幸を使った洗練されたお料理をお楽しみ頂けます。
さて、のどぐろはなぜこんなに人気なのでしょう。のどぐろは「白身のトロ」とよばれるほど、とにかく脂がのった魚です。刺身や鮨の表面はテカテカしていて、口に入れると、とろけるような味わいです。皮を少し炙ると香ばしさがでてさらに美味しくなります。生でも焼き魚でも美味しく、調理方法はあまり選びません。薄造りはしゃぶしゃぶもおすすめです。脂っぽい魚なので酢橘の爽やかさがお似合い、ちょっと絞ってお召上がり下さい。
筆者はのどぐろを何度も食したわけではなく、地元ではほんの2回だけ。富山の寿司屋(最後の1貫でした)、金沢の片町の割烹で焼き魚、いずれもほんの一口でした。後ろ髪をひかれつつ、金沢から帰路につくとき、駅でみつけました!炙りのどぐろの棒寿司、ひとつ1,600円です。家に持ち帰るのも待ちきれず、帰りの列車でぺろりと食べてしまいました。のどぐろは肉厚ではありませんが、炙っているので香ばしく冷めても美味。また表面にはうっすら昆布が乗っているのですが、昆布がまろやかな味わいにしてくれます。のどぐろだけを食べるとかなりしっかりとした脂ののった風味を楽しめます。列車の中でしたのでビール片手にいただきましたが、日本酒のほうがお似合いですね。金沢は駅弁も充実していて、香箱蟹や甘えび、金沢牛のお弁当など美味しそうなものがいっぱい。また、季節を変えて金沢を訪れたいと思いました。
金沢に訪れることがあれば、お寿司屋さんや割烹で、是非のどぐろをご賞味下さい。お店に立ち寄る時間がなければ炙り棒寿司を駅で購入されてはいかがでしょう。以下のクルーズが金沢発着です。金沢は観光場所も充実しているので前泊、後泊してゆっくりお過ごしになるのもおすすめです。運航スケジュールは変更になる場合もありますので郵船トラベルにご確認下さい。
✿2021/7/26-7/28 飛鳥Ⅱ 夏の北前航路 境港・金沢クルーズ 2泊3日
門司-境港-金沢
✿2021/7/28-7/30 飛鳥Ⅱ 夏の北前航路 酒田・函館クルーズ 2泊3日
金沢-酒田-函館
✿2021/9/26-10/1 飛鳥Ⅱ 秋の日本一周Aコース 5泊6日
横浜-函館-能代-金沢
✿2021/10/1-10/6 飛鳥Ⅱ 秋の日本一周Bコース 5泊6日
金沢-門司-鹿児島-横浜
まだまだ新型コロナウイルスの感染が収束していないのでご不安をお感じになられている方も多いかと存じます。飛鳥Ⅱの新型コロナウイルス感染症予防対策については4月12日、4月15日、4月21日の各ブログをご覧ください。また、にっぽん丸の対策についてはこちらの動画をご覧ください。いずれも詳細は郵船トラベルにお問合せ下さい。
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