セレニティ 神秘の黒海・魅惑の地中海〜寄港地編(1)スメラ僧院〜
トルコの港「トラブゾン」は黒海に面しています。
古くから交易の中継地点として栄えていました。
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今回は交通の便が不自由な「スメラ僧院」まで足を伸ばしました。
トラブゾンの港から車で50分ほど、
山道を経て僧院の入り口へ向かいます。
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<font color="brown">=スメラ僧院とは?=
深い峡谷を見おろす270mの絶壁の上にあります。
現存するのは14世紀のもので、
修道士たちの住居跡に囲まれた教会は鮮やかなフレスコ画で覆われています。
現在はここで修道生活は行われていません。
この周辺にはオスマン・トルコ時代に
ポントス人と呼ばれたギリシャ系のキリスト教徒が住んでいた場所でもあります。
スメラ僧院はそのポントス人を例証するための重要な文化財であり、
今後世界遺産に登録される可能性があります。
参考:トルコ観光局
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木の根の道を経て階段を昇り、更にもっと急な階段を昇っていきます。
階段の先にはこのような岸壁をえぐったような場所となっていて、まるでミニチュアの街のようですが、石造りでしっかりしています。
当時のフレスコ画を見ることが出来ます。
普段の旅行ではなかなか訪れることも出来ない場所ということもあり、お客さんの期待度はかなり高く、急な階段もがんばって昇ることができました。
黒海クルーズでトラブゾンを訪れた際は、ぜひ健脚の方はスメラ僧院に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
セレニティ 神秘の黒海・魅惑の地中海〜海峡通過!〜
クリスタルセレニティ1318(ベニス〜カタコロン〜ナフプリオン〜コンスタンツァ〜オデッサ〜ヤルタ〜トラブゾン〜イスタンブール)に乗船してきました。
今回は黒海に入るハイライトであるボスポラス海峡の通過について。
場所は↓イスタンブールから黒海へ抜ける海峡です。
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<font color="MediumSlateBlue"> =ボスポラス海峡の概要=</font>
地中海につながるエーゲ海と黒海につながるマルマラ海を結ぶ海峡です。約60KMもありますが、幅は1.2から6kmほどしかありません。
アジアとヨーロッパを隔てるこの海峡"ボスポラス"とは「牝牛の渡渉」という意味です。
ギリシャ神話の中で、ゼウスが妻ヘラを欺くため、不倫相手のイオを牝牛の姿へ変えるが、ヘラはそれを見破り、恐ろしいアブ(虻)を放った。そのためイオは世界中を逃げ回ることになり、牛の姿のままこの海峡を泳いで渡ったとされています。
イスタンブール市民の足として、両岸の各所に定期船の船着場がある他、1973年建設の第一ボスポラス大橋(全長1074m)と1988年建設のファーティフ・スルタン・メフメト橋(全長1090m・通称第二ボスポラス橋)が架けられている。
また、2004年5月24日着工、2012年開通予定で、日本の大成建設グループにより総延長13.56km(そのうち海峡下の長さ1387m)の海底トンネルの建設が進められています(参照:ウィキペディア)
そんな海峡を終日クルージングをかけてじっくりゆっくり通過しました。
船首のパームコートはいつも以上に沢山のお客様でいっぱいです。
ちょっと強風ですが、外から眺める人は7デッキのプロムナードや
13デッキの船首からの眺めも迫力があります。
この先に海峡があるなんて、信じられないのですが、
どんどん船は直進して進んでいきます。
黒海に向かう進行方向左側には多数のモスクのミナレットが見えてきます。
ぜひ海峡通過は左側がお勧めです。
直進した先には第一の大橋が見えてきました。
この下を通過します。
ぶつかりそうですが、
ぶつかりませんでした。
笑顔と素顔に出逢うメコン河クルーズ
成田・関西空港からベトナムのホーチミンへ 東南アジアの都市からメコン河を遡り、アンコール・ワットの遺跡が眠るシェムリアップを目指す旅に出発しました。乗船する船は昨年就航したばかりのラ マルグリット号。メコン河最大の客船です。今回の旅では、写真家三井氏も同行を依頼。三井さんは人々の素顔を撮影するプロのカメラマンです。この旅ではメコン河流域の村を訪れながら目的地を目指す行程なので、ただの観光旅行ではなく、地元の方とのふれあいも楽しめるよう、何度となく現地に撮影で訪れたことがある三井さんに同行をお願いしました。
最初の目的地はホーチミンです。ベトナム最大の都市。一面に大小の建物が広がるところへ、飛行機は降りて行きます。新しい空港ターミナルや、ホテルが建設ラッシュで、近代的な街づくりの勢いと、沢山のバイクに乗った若い人々の活気に圧倒されます。これから始まるメコン河クルーズを前に2泊して、ベトナム料理を楽しみながら、これから始まる航海に気持ちを高めて行きます!
旅行開始から3日目、いよいよラ マルグリット号へ乗船。シックなインテリアと明るい笑顔のクルーに迎えられます。空調も行き届き、オープンデッキにはプールも備わってます!思った以上に快適な船内で驚きました。食事は朝食と昼食がビュッフェ。夕食はコースメニューが用意され、しかも日本人好みの味付けなので飽きることはありません。新鮮な野菜も豊富で、お昼はメニュー以外に特大ハンバーガーも用意されていました。
船はメコン河を北上、カイベー、サデック、タンチャウという町や村に訪れます。各寄港地ではボートに乗り換えて上陸。観光地化していない、素朴な暮らしぶりに触れられるのも、このメコン河クルーズの魅力です。
船は国境を越えてカンボジアへ、入国手続きの間、船内では料理教室が開催されていました。教室を楽しんでいる間に手続き完了です。カンボジア最初の寄港地はプノンペン。ここで学費の無い子供たちにも自由に授業が受けられるアプサラ・アーツ・アソシエーションという学校へ訪れました。アプサラダンスを教える教室ですが、真剣に授業を受ける子供たちの眼差しと、カンボジアが内戦状態にあった30数年前、大虐殺の歴史を越えて、伝統文化を伝え続けた先生の熱意に胸を打たれます。
プノンペンを出航し、織物の村「チャンコ」、遺跡のある街「コンポンチャム」へ立ち寄り、さらにメコン河を遡って、お寺のある「ワット・ハンチェイ」へ寄港します。どの寄港地でも子供たちの笑顔や素顔が印象的でした。
メコン河を辿った道のりを少し戻ってトンレサップ川へ、急に川幅が狭くなってゆきます。船の窓から川辺に暮らす人々の暮らしが間近で見られるようになり、リバークルーズでしか味わえない光景が広がります。
この航海で最大の難所。トンレサップ湖の入り口に差し掛かります。川幅60mも無い狭い水路をゆっくりと航行。12月は乾季の前半にあたりますが、12月下旬になると水量が減り、もうここを通ることはできません。何とかぎりぎり渡りきり、トンレサップ湖へ入ることができました。しかし、見渡す限り水と緑の世界。どこから空なのかもわからない不思議な光景に驚かされます。
ついに目的地のシェムリアップへ到着。ベトナムやカンボジアの人々の暮らしに触れ、メコン河を遡って見るアンコール・ワットの遺跡は、何か特別な感じを受けます。ただの観光地巡りではない、その土地に暮らす人々とふれあいや、出逢いを通じ、本当のベトナム・カンボジアに触れることができる旅でした。
メコン河クルーズは今回2回目でしたが、この魅力を多くの皆様へお伝えする為、第3回を企画中です。(2011年11月26日出発予定)詳しくは各旅行センターへお問い合わせください!!
クイーン・エリザベス 就航記念 ヨーロッパ4ヶ国周遊クルーズ
11月25日〜12月2日の8日間で2010年10月12日にデビューしたばかりのクイーン・エリザベスに乗船してきました!
クイーン・エリザベスは、1940年に就航した初代クイーン・エリザベスと2008年に惜しまれながら引退したクイーン・エリザベス2の歴史を受け継ぎながら、より洗練された独自の個性を併せ持つ女王の名にふさわしい豪華客船です!
出港は、かの有名なタイタニック号も出港したサザンプトン港です。
船内に入ると、まず目を引くのが船体中央の螺旋階段に掲げられたクイーン・エリザベスの巨大なウッドパネルです!
ここは一番の写真スポットで、フォーマルナイトは写真待ちの行列が出来ていました!
ちなみに、このウッドパネルはエリザベス女王の甥っ子でもあるインテリア・デザイナーのデイビッド・リンリー作だそうです。
飛んでクルーズ 九州の景勝地と味覚めぐり
秋も深まる11月12日、にっぽん丸長崎発着クルーズに飛行機と観光をセットにした新しいツアー「飛んでクルーズ 九州の景勝地と味覚めぐり」へ出発しました!
羽田空港と伊丹空港から出発。最初の目的地は熊本へ ここで100年余りの歴史を持つ料亭「たけだや」でご当地グルメを堪能します。からし蓮根や、人文字のぐるぐるを味わい、熊本の味の魅力を満喫!その後は熊本城を見学しました。
フェリーで有明海を渡り、今夜の宿となる「雲仙観光ホテル」へ 今年で75周年を迎えます。元々は外国人観光客を誘致する為に建てられたホテル。どことなく洋風な雰囲気が旅情を誘います。ここでの夕食は高原フレンチ。佐賀牛やコラーゲン豊富な南島原の鹿肉をメインに、1品1品こだわりのある料理を味わいます。
翌日はしっかり観光を楽しみました。仁田峠へロープウェーで昇り紅葉見物した後、一路長崎へ お待ちかねの軍艦島クルーズへ向かいます。昭和49年に炭鉱閉山となり無人島となった島へ上陸。時間の止まったこの島で、当時の暮らしぶりについて説明を受けながら、当時を偲びます。
そしていよいよ長崎港から「にっぽん丸」へ乗船。次の寄港地「上五島」の「青方港」へ向かいます。初入港です!しかも同港へクルーズ客船がやってくるのも初めて!
翌朝、青方港の沖へ錨を下ろし、テンダーボートで上陸。島では船の寄港に合わせて「ふるさと産品市」が開かれ、乗船客はオプショナルツアーで青砂ケ浦教会や頭ケ島教会などを巡るコースや、若松瀬戸のクルージングを楽しむコースを楽しみました。
上五島を満喫した後、船は九州をずっと下って屋久島へ 風の強い日でしたが、無事接岸して島内見学へと出掛けます。午前中は日差しも強くなり、天気に恵まれました。
最終日は再び長崎へ 出島や孔子廟を見学した後、浜勝で卓袱料理を味わい、九州の味覚めぐりを締めくくります。午後は長崎歴史文化博物館へ、大河ドラマ「龍馬伝」の放送に合わせて坂本龍馬の人物像やドラマの裏側を紹介する展示を楽しみ、長崎空港へと向かいました。
個人旅行では手配や移動が大変な旅ですが、そこがツアーの良いところ。観光も味覚も効率よく楽しめます!これからも魅力アップしたツアーを皆様にお届けしますので、是非ご期待ください!!