北欧・サンクトペテルブルグへ VOL.3 〜サンクトペテルブルグ〜

クリスタルクルーズ(クリスタルシンフォニー・クリスタルセレニティ)は、
サンクトペテルブルグへ入港すると、2晩停泊します。
乗下船日を含め、3日間滞在することができますので、
ゆっくりと、サンクトペテルブルグをお楽しみいただけます。


私達の乗船したコースは、1日の終日航海日を挟んで、
サンクトペテルブルグへ入港しました。


モスクワよりも観光客は多く、
聖イサク寺院・ピョートル夏の宮殿・エルミタージュ美術館・
地の上の教会・エカテリーナ宮殿など、見どころの多い都市です。


ピョートル夏の宮殿の庭園には、100を超える数の噴水があります。
とても美しい庭園で、よく晴れた空に噴水が上がり、とてもきれいでした。
これは、ポンプなどは使わず、土地の高低差を利用して水が噴き上げられているそうです。


いたずら噴水

いたずら噴水

また、
「いたずら噴水」というユニークな噴水もあります。
どれかの石を踏むと水が吹き出るという噴水です。
子供達が一生懸命、その石を探して遊んでいました。
しかし、この噴水。水が噴き出るのには理由があるのですが‥。
ぜひ、現地で確認してみてくださいね。


エルミタージュ美術館外壁の一部

エルミタージュ美術館外壁の一部

エルミタージュ美術館、エカテリーナ宮殿も、特に人気の観光地です。
エルミタージュ美術館の数多い美術品はもちろんその建築物も見ごたえがありますし、
エカテリーナ宮殿の琥珀の間は圧巻です。
(琥珀の間は残念ながら撮影禁止)


エカテリーナ宮殿

エカテリーナ宮殿

いずれの場所も、あまり大きな手荷物は持ち込めませんので、
お気をつけください。
また、
日本の美術館でイメージされるほど、冷房は完備されていません。
私が今年訪れた日はとても天気がよく、気温も30度前後まであがり、
お客様もたくさんいらっしゃったので、館内は部屋によっては蒸し暑い部屋もありました。


エカテリーナ宮殿では、            床保護の為、靴カバーを着用します。

エカテリーナ宮殿では、            床保護の為、靴カバーを着用します。

天候や混み具合によっては、そんな事もありますので、
服装は、調整できる服装で行かれることをお勧めします。


投稿者名 白うさぎ 投稿日時 2010年10月14日 | Permalink

クリスタルセレニティ ビザンチンとカタロニアの栄光 〜トルコ編〜

ボスポラス海峡のセレニティ

ボスポラス海峡のセレニティ


2010年9月4日(土)〜18日(土)15日間のクリスタルセレニティ
「ビザンチンとカタロニアの栄光」
添乗へいってまいりました!

今回のコースは、サブタイトル「優美な地中海横断の旅」の通り、
イスタンブールからバルセロナまで地中海を横断する
コースです。

乗船地「イスタンブール」では、「Swissotel The Bosphorus
に1泊ご宿泊。ボスポラス海峡の壮大な景色を臨む、5つ星ホテルです。


ホテルのお部屋

ホテルのお部屋

朝食をいただいた、ラウンジからはクリスタルセレニティの
待っていてくれる姿がご覧頂けました!

リピーターのお客様には、久しぶりに懐かしい方に
「再会」される気分になる瞬間ですね。

お部屋もゆったりとしていて、素敵なホテルでした。


エフェソス

エフェソス

翌日は「クサダシ」に寄港。

クサダシはどんなところ?と思われる寄港地かもしれませんが、
港のターミナルのすぐ前には、トルコ絨毯屋さんやお土産やさんの並ぶ
マーケットもあり、エーゲ海のリゾート地として、
夏のシーズン中はクルーズ船がたくさん寄港し、
にぎやかな街です。

今回は、クサダシ寄港での人気の観光「エフェソス」へ、
クリスタルクルーズのオプショナルツアーを利用して
ご一緒しました!紀元前11世紀頃に作られた、古代都市です。




弊社のパッケージツアーでは、
パンフレットに日本語観光付きのものもご用意しておりますが、
ご人数の少ない場合や日本語ガイドのいない寄港地の場合は、
クリスタルクルーズ主催のオプショナルツアー(英語)に、
添乗員が同行させていただく場合もございます。

ご出発前のオプショナルツアーご案内の際に、添乗員同行の
ツアーをご紹介しておりますので、ご安心ください。



セルシウス図書館

セルシウス図書館

さて、エフェソスの遺跡は保存状態も良く、丘の上から下まで
見て廻ると1時間半〜2時間くらいかかります。

左のお写真は、セルシウス図書館跡地。ここは、地下に秘密の道があります・・・。どこへ繋がるのでしょうか?
アレキサンドリア・ベルガマと並ぶ3大図書館です。


そして、水洗のお手洗いもあります。当時にこのシステムを
考えたのはすごいですね。今では人気の記念撮影スポットです。

他にもエフェソスは、聖母マリアが晩年を過ごしたと言われ、
キリスト教にも関係の深い地でもあります。

ひきつづき、寄港地や船の様子をお伝えしてきます♪


投稿者名 黒うさぎ 投稿日時 2010年10月12日 | Permalink

北欧・サンクトペテルブルグへ VOL.2 〜ストックホルム〜

乗船翌日、ストックホルムの観光に出かけました。

お天気は快晴。
北欧は涼しいイメージありませんか?
お天気によっては肌寒かったり、スプリングコートのような
羽織物が必要だったりする日もあるのですが、この日は晴天。
今年の夏は日本も暑かったですが、
ストックホルムのこの日も気温も30度近くまで上がり、暑い1日でした。


市庁舎。
ノーベル賞の記念晩餐会が開催される場所です。

市庁舎のそばに自転車道路があり、
自転車利用者が多いんだなぁと感じました。
車道と歩道の間に自転車道路があるので、バスの乗り降りの時には、自転車に注意が必要です。


市庁舎内、青の間。
名前は「青の間」ですが、青くはありません。
青くする予定だったそうで、このような名前になったとか。
コンサートなども開催されるそうですが、きっと一番有名なイベントは、
ノーベル賞の晩餐会でしょう。
先日、日本人の方が今年のノーベル化学賞を受賞されたという、
うれしいニュースが入りましたね。


 
市庁舎内、黄金の間。
ここは、ノーベル賞祝賀パーティの舞踏会会場になります。
(受賞者は、必ずしも踊らないといけないわけではないそうです。)
壁は、金箔を使ったモザイクでできていますので、
それはそれは豪華で素敵なお部屋です。


 
フィヤルガタン。
ストックホルムの景色を一望できる、高台の場所です。
お天気に恵まれたので、とても綺麗な景色を見ることができました。


王宮。
衛兵と写真を撮ることはできますが、
周りに書いてある線より中に入ることはできません。
線より外に立って、一緒に記念撮影をどうぞ。

6月にスウェーデン王女がご結婚されたという
タイムリーな話題があったので、
ガイドさんも王女の結婚式の話をしてくださいました。


衛兵交代は、12:15から。
お見逃しなく!


投稿者名 白うさぎ 投稿日時 2010年10月08日 | Permalink

北欧・サンクトペテルブルグへ VOL.1

クリスタルシンフォニーに乗船し、
ベストシーズンの「北欧・サンクトペテルブルグ13日間」の添乗に行ってきました。


ブログへのアップが遅くなってしまいましたが、出発は7月。
日本はまだ梅雨で、出発当日も、雨は降っていなかったものの、じめじめした朝でした。

成田空港を出発し、たどり着いたのはストックホルム。
到着した時間は19時を過ぎていましたが、ここは北欧。
そう、白夜なのです。
この日の日没は夜10時頃。
まだまだ明るい中、空港から港へ向かいました。


乗船後、手続きや荷物の片付けなどで遅くまで起きていたら、
外が、なんとなく明るいんです。
時計を見たら午前2時。
よく考えてみたら‥なんともうすぐ日の出です!
翌日の日の出は午前3時40分頃。
本当に、夜の時間が短いのです。


この後、クリスタルシンフォニーは、
ストックホルム → サンクトペテルブルグ →
ヘルシンキ → ヴァルネミュンデ → キール →
コペンハーゲンへと航海を続けます。

寄港地・船内の様子を、少しずつ紹介していきたいと思います。


投稿者名 白うさぎ 投稿日時 2010年10月07日 | Permalink

ぱしふぃっく びいなす 種子島・天草クルーズ 後編(天草編)

テンダーボートが通船として出動。

テンダーボートが通船として出動。

ぱしふぃっく びいなす 種子島・天草クルーズ3日目は、天草上陸。天草の牛深港には大型船が接岸できないため、「通船(つうせん)」を利用しての上陸となります。
心配していた雨がついに降り初め、島内観光のスタートは雨の中…いや、豪雨の中。どうなることかと思いましたが、不思議とお客様がバスを降りて観光するタイミングで雨が上がりひと安心です。


大江天主堂

大江天主堂

キリシタンゆかりの地、天草には貴重な歴史的観光ポイントが盛り沢山です。
まずは昭和8年建造のロマネスク様式の教会、大江天主堂。礼拝堂内では日本では珍しい聖画が見られます。
大江天主堂へは、隣接するロザリオ館から細い石段を登ってゆきますが、今回はお客様の人数が多いこともあり、別ルートの車道を通るシャトルバスをご用意しました。


マリア観音〈イメージ〉

マリア観音〈イメージ〉

ロザリオ館は「かくれキリシタン」の歴史を展示する資料館。聖母子像に見立てて礼拝されていた中国渡来の母子観音像「マリア観音」や、人目を避けて祈りを捧げていたかくれキリシタンの姿を等身大でリアルに再現した「かくれ部屋」のジオラマが見どころです。


リニューアルされたばかりの天草キリシタン館。

リニューアルされたばかりの天草キリシタン館。

また、2010年7月にリニューアルされた天草キリシタン館では天草・島原の乱の際の天草四郎の陣中旗(重要文化財)のレプリカが展示されています。聖杯と天使が描かれたエキゾチックなデザインの旗には血痕や矢弾の跡があり、これまたリアルです。


天草四郎の像。まだ少年の面影です。

天草四郎の像。まだ少年の面影です。

天草キリシタン館の入り口脇には天草四郎像が。ミステリアスな美少年と言われる天草四郎。よく見るとこの像は頬が丸みを帯びて、まだあどけない風情です。ちなみに原城にある像はもっと大人になった恰幅の良い天草四郎です(16歳には見えないかも…!?)。
館内で展示されていた、ノエビア化粧品のイラストで有名な天草出身の画家鶴田一郎氏による天草四郎が両性的で神秘的で素敵でした。なんでも氏が初めて女性ではなく男性を描いたものだとのことです。


街灯がイルカ♪

街灯がイルカ♪

さて、今回の観光ツアーのハイライトはドルフィン・ウォッチング。五和沖合いには約300頭ものイルカが住み着いていて人気を集めています。
雨が降ったりやんだりでハラハラするなか、バスは港へ。イルカの街だけあって、車道沿いの街灯はイルカ型!期待が膨らみます。


イルカたちが船を先導。

イルカたちが船を先導。

降り始めた雨の中、合羽を着てクルーザーに乗船。(人数によって漁船を使うこともあるそうです。)沖合いに向かうこと10分ほどでイルカ登場!天草では「イルカは煮ても焼いても食えぬ」という言葉があるそうで、捕獲される心配も無く安心しきったイルカたちは人懐っこく寄って来ます。2、3頭ずつが固まって船を先導するように泳いだり、小さなジャンプを見せたり、お腹を上にして遊んで泳いだり…。常に20頭くらいが見えている光景は感動ものです。イルカが現れて少しすると雨が上がりました。ラッキー♪


近い!手が届きそう。

近い!手が届きそう。

それにしてもすばしっこいです。カメラで姿を捉えるのは至難の業。「ぶほーっ」という呼吸音と共に浮かんでは沈みます。イルカとの距離は2メートルくらいでしょうか。手を伸ばせば触れられそうです。


素早くて顔を撮るのは難しいのです。

素早くて顔を撮るのは難しいのです。

水のきれいな海ですからお天気が良かったら青い海にイルカが映えたことでしょう。でも、この日はお天気こそ良くなかったものの、陸の近くまでイルカが来ていて数も多かったそうです。


ランチは海鮮バーベキュー。

ランチは海鮮バーベキュー。

さて、お待ちかねのランチは新鮮な海の幸のバーベキュー。捕れたてのアジやエビを炭火で香ばしく焼き上げて天草の海の恵みを満喫です。


地元の方による歓迎イベント。

地元の方による歓迎イベント。

牛深港に戻ると、地元の方々が歓迎イベントで名物「ハイヤ踊り」を披露してくださいました。露天も出て縁日のよう。天草の皆さん、有難うございました。中央のステージにはこの後ノブ&フッキーさんが飛び入り参加していたそうです。


大漁旗を掲げた漁船15隻によるお見送り。

大漁旗を掲げた漁船15隻によるお見送り。

通船に乗って、「ぱしふぃっく びいなす」に戻ると、地元の漁船が大漁旗を掲げて見送りに来て下さいました。15隻が並んで「ぱしふぃっく びいなす」の周りをぐるっと回ってくれるのです。うーん、壮観。
夕方5時、名残惜しくも出航です。これから船は太平洋経由で神戸へ向かいます。


3日目のディナーはイタリアン風の洋食。メインショーは再びアカペラ・グループの「宝船」さん。美しい歌声と衣装にしばし釘付け。


ブリッジに潜入 ! ? 進路は北東。

ブリッジに潜入 ! ? 進路は北東。

そしてついに4日目、最終日。夕方6時の神戸入港まで船内イベントが目白押しです。ブリッジ(操舵室)開放や一等航海士さんによる日食クルーズ秘話の講演会などもあり、船好きでなくても興味津々。乗船のアーティストの方々による様々なコンサートに聞き惚れるうちに船はどんどん神戸に近づいてゆきます。
さて最後のイベントは豪華景品付きビンゴ大会です。みなさん、当たりましたか!?
やがてついに神戸入港。4日間のクルーズ終了です。下船後、港でお見送りした乗客の皆さんの笑顔が嬉しかったです。どうも有難うございました。またどこかでお会いできますように…。

前編(種子島編)はこちら


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2010年10月06日 | Permalink